ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

東京へ~日本民藝館~

2025-01-26 | ミュージアム

久しぶりに東京へ行ってきました。今回は日帰り、朝一番の中央線特急「あずさ」に乗りました。出かける時はまだ日の出前、月がきれいでした。

     

     

 

高い山から日が当たってきました。甲斐駒ヶ岳です。

     

     

 

日の出は韮崎付近でした。「甲斐駒ヶ岳」はきれいに見えましたが、「富士山」はかすかに見える姿で霞んでいました。

     

     

     

 

今回は世田谷と目黒の辺りをコンパクトに歩く予定で新宿から渋谷へ、そして井の頭線に乗りました。何と井の頭線に乗るのは半世紀ぶりくらい…渋谷も久しぶりで、思わずスクランブル交差点やハチ公像の写真を撮ってしまいました(笑)

     

     

 

目的地は京王井の頭線で駒場東大前下車の「日本民藝館」です。民藝運動を牽引した「柳宗悦」によって1936年に設立され、古今東西の工芸品(陶磁、染織、金工、石工など)を蒐集、展示しています。日本民藝館の向かいには西館の長屋門がありました。その奥は旧柳宗悦邸です。

     

     

     

 

建物内部は写真撮影禁止なので外部の展示品などです。梅のつぼみが膨らんでいました。

     

     

     

 

今回の企画展は「仏教美学 柳宗悦が見届けたもの」でしたが撮影禁止で写真がありません。パンフレットから…表面は13世紀のフランスの作品で裏面は仏教美学を追求する中で蒐集した造形物と著書です。

     

   

 

一部のこのコーナーだけ写真撮影が許可されていました。説明書きは意図的に無く、直観で見て下さいとのことでしたが、それぞれの作者の想いが伝わってくるような作品たちでした。

     

  

  

  

  

  

  

  

  

 

ここには「棟方志功」の作品が沢山収蔵されていて、企画展も度々開かれているようでした。パンフレットからと絵葉書からです。

      

  

 

こちらの絵葉書は18世紀の壺と水滴、それに15~16世紀の壺で朝鮮王朝時代のものだそうです。

     

 

ずっと気になっていて、行ってみいたいと思っていた「日本民藝館」です。古い建物も趣あるものでしたし、日々の生活の中で使われた器や工芸品の中にある美...ここでたくさん出会うことが出来、嬉しい時間でした。 

 

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鉢花と冬芽と冬景色

2025-01-21 | 日常のあれこれ

寒い時期は屋内の鉢花を楽しみます。幾つもの蘭の鉢植えがあって、夏の間は軒下の半日陰の場所で過ごし、寒さに当てた後で部屋に取り込んで暖かい環境で管理します。まず咲き出したのは「ミニカトレア」たちです。小さな鉢ですが、それぞれ素敵な花を咲かせてくれました。これはいかにも「カトレア」といった感じの花です。

     

     

 

優しい色合いのこの花も素敵です。

     

     

 

この色合いも素敵で元気をもらえます。

     

     

 

今年初めて咲いた珍しい色合いの「ミニカトレア」です。

     

 

華やかな花の後には地味な冬芽です。寒い冬でも花芽が膨らんできている「ダンコウバイ」や「アブラチャン」は嬉しいものです。

     

     

 

「クロモジ」の芽はもう開きかけていましたが、「タラノメ」はまだしっかり硬い冬芽でした。

     

     

 

冬になってもまだ種を抱いている「ウバユリ」の姿です。

     

 

この後は冬景色です。まずはいつもの諏訪湖…このところの暖かさで大寒でも湖面に氷はありません。水鳥たちは寒そうですが…

     

     

 

用事があって松本まで行ってきました。山麓線の畑には雪が残っていましたが、雪景色の北アルプスは雲に隠れて見えませんでした。

     

     

 

午後になったら真っ白に雪化粧した北アルプスが見えてきました。松本市並柳地区から見た北アルプスと常念岳です。

     

     

 

帰り道の塩嶺大橋から見た諏訪湖と八ヶ岳です。こちらも真っ白でした。

     

 

最後はこの日、松本市内田地区で出会った道祖神の飾りです。これは「おんべ」と呼ばれるもので、小正月行事で道祖神に立てられるものです。このおんべは二十日正月にはずされて各家に配られて魔除けとして飾られるのだそうです。

      

     

 

大寒でも思いの外寒くならず、今年こそはと期待が高まった御神渡りもむずかしそうです。山に雪は多いようですが、里の雪は少ないです。この時期の鉢花と冬景色でした…

 

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床の張替とクラフト品たち

2025-01-18 | 日常のあれこれ

リビングの床は築40年近くになる我が家の歴史そのもの…かなり傷ついてきていましたし、昨年、ピアノを処分したらその跡もついていたので、ここで張り替えをすることにしました。張替え作業はかなり大掛かりで何日もかかりましたが、無事に済んできれいになりました。

  

         ↓                         ↓

  

 

ピアノの無くなったリビングにあった家具はオーディオラックとテレビ、それに飾り食器棚と対のローボードだけ…オーディオラックは処分し、テレビはスリムなスタンドを購入しました。飾り食器棚には普段使いの食器は入れてないのですが、今回それを退かしての作業の為、中にあったものを取り出すことになりました。ここに大量に入っていたのは主にいただき物の洋酒…これでも売れるものは売り払った後ですが…

     

 

一時期、夫がおもてなし用にカクテルに凝っていて色々取り揃えたものですが、お酒も大して飲めませんし、これらをどうしようか思案中です。それ以外には手作りのクラフト作品…これは私の手作りですが、もう昔のものなので処分する予定です。とりあえず写真に残しておきました。ブリザーブドフラワー作りやトピアリー作り、レース編みもよくやりましたし、押し花作品、ペーパークラフト、蔓篭作りもあれこれしたものです。それらの材料も残っていますが処分しなければなりません。

     

     

     

     

     

 

こちらは友人の手作り…このきれいな色の器が素敵で大事にしています。子年のお正月に貰ったネズミの置物…見ざる聞かざる言わざるのネズミバージョンで小さなお供えや徳利、おちょこまで作ってあります。

     

     

 

友人作の抹茶茶碗やクラフト市などで購入した茶碗…たまに自己流お点前で楽しんでいます。

       

 

こちらは娘婿さんの手作り…木をくりぬいて作ってあります。このスプーンが巧妙です。

  

 

古いものも出てきました。若かりし頃友人に貰った人形や旅土産の人形、それにアンティークハウスやキャンドルスタンド、シーサーの置物なども出てきました。

     

     

     

  

     

 

娘の新婚旅行のお土産のベネチアングラスもありました。息子の結婚式の時の花も…かなりの年月が経っているのに色褪せず美しいです。

     

     

 

クラフト市にはよく行っていたのでそこで買ったものもあります。木工の作品やガラス細工のカードホルダーはいくつかあります。

     

     

  

 

こうしたものが別の場所にもあれこれまだあるので、整理整頓していこうと思っているところです。リビングは床がきれいになって新しいソファも購入したのでずいぶん雰囲気が変わりました…

 

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お正月風景と諏訪大社上社本宮へ初詣

2025-01-14 | 日常のあれこれ

今更ですが、お正月明けに施設訪問をしたら、こんな素敵なお正月飾りがありました。施設の方の許可を得て撮らせていただきました。

     

     

 

暮れに利用者さんと作っておられた正月飾り…あちこちに飾られてお正月の雰囲気でした。飾られた梅の花もほころんで素敵でした。

     

     

 

暮れには皆さんでお餅つきもしたそうです。季節の行事をいつも大切にされている施設です。

     

     

 

お正月のおせちは定番のものを手作りしたり購入したりしましたがどれも大容量…蒲鉾は紅白4セット+富山の昆布蒲鉾や赤かまぼこなど、昆布巻も30㎝ほどの大きなものを3本、作ったものは伊達巻4本、黒豆も1㎏を煮、きんとんは栗の甘露煮入りで3㎏、あんこも出来上がり3㎏等々…代り映えしない物ばかりなので写真がありませんが、その中で今年注目はこの可愛らしい蒲鉾と伊達巻です。

       

 

孫が今年受験…合格祈願のお菓子や干支などのお菓子も注目でした。

     

     

 

お正月はこの3つが欠かせません。自家製の干し柿と落花生、そして栗(この甘栗の他に自家製の渋皮煮も)です。

     

     

     

 

お正月ではありませんが年末にいただいた、とっても可愛らしい美味しいお菓子「月の雫」です。甲州ぶどうに砂糖の蜜をコーティングした江戸時代からの甲州名菓です。懐かしく美味しくいただきました。紅白でおめでたい雰囲気もあるお菓子でした。

       

 

お正月のお菓子ではこの「花びらもち」を毎年いただきます。花びらもちの由来は平安時代にさかのぼるようですが、この形になった明治初めから茶道の初釜に使われて広まったようです。新年を迎えた気分になるお菓子です。

     

 

この紅白のお菓子は金沢の「福梅」…これも毎年お正月にいただくお菓子です。

     

 

初詣は地元の氏神様へ行ったのですが、お正月が明けてから諏訪大社上社本宮へ詣でました。人込みは避けてと思って行ったのですが、3連休の初日とあって、かなりの人出がありました。

     

 

東参道から入って鳥居をくぐると江戸時代に建てられた重要文化財の「入口御門」があります。

     

     

 

入口御門の先の「布橋」を通って先に進みます。塀重門にはまだ新年の設えがしてありました。

     

     

 

参拝所には多くの参拝者がいて、並んで待ってお参りをしました。幣拝殿では祈祷が行われていました。

     

 

再び鳥居をくぐって東参道の駐車場に戻りました。駐車場の隅にはどんど焼きの為(?)にだるまなどが集められていました。たくさんのだるまたちもお役目を終えたのでしょう。ゆったりしているようでもありましたがちょっと寒そうでした…

     

     

 

鏡開きも済ませましたし、もうお正月気分はお終いです。いよいよ本格的な寒さの時期になってきます…

     

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薄氷の諏訪湖と雪の八ヶ岳と伐木の玉切り

2025-01-11 | 日常のあれこれ

諏訪の八剱神社の宮司さんが今年の諏訪湖の結氷の具合(御神渡りができるかどうか)を観察し始めました。まだまだその段階ではなさそうですが、ようやく湖面に薄氷がはってきました。

     

     

     

 

水鳥たちは氷のないところに集まっていますが、みんな丸く膨れて寒そうです。

     

     

     

 

諏訪湖越しの八ヶ岳も真っ白です。

     

 

この日は原村まで出かけました。原村で見た八ヶ岳…青空に雪山が映えてきれいでした。阿弥陀岳の姿も凛々しく見えました。

     

     

     

 

蓼科山と北アルプス…常念岳の姿が美しく見えました。

     

     

     

 

私が子供の頃の小中学校の校庭は冬の間、スケートリンクが出来ていました。冬の間の体育の授業はもっぱらスケートでした。今では校庭リンクのある学校は少なくなりましたが、この原村の小学校にはあります。

     

 

原村の家の庭の木が大きくなりすぎたので、夫の友人にお願いして倒してもらいました。狭い庭なので、下見をしてどの方向に倒すか検討し、ロープを使って上手に倒してくださいました。その後の伐木の玉切りをこの日、夫がチェーンソーを使って行いました。

     

     

     

 

この後、薪割機で割って薪にする予定です。真冬の風景と作業の様子でした…

 

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