ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

湖畔のウォーキング

2024-06-15 | ウォーキング

初夏というより真夏のようなこの日でしたが、湖を渡る風は気持ちよく、木陰を選び水分補給をしながら歩きました。横河川河口の「諏訪湖ハイツ」から下諏訪町の「みずべ公園」の先までの往復でした。出発地点から十四瀬川河口までの間は諏訪湖畔では珍しく手付かずの場所…木々が生い茂り見栄えが良くありません。でも生き物にとっては絶好の場所でしょうか、賑やかな野鳥たちの声が聞こえました。ここで子育てをしているのかもしれません。

     

     

 

その先は湖岸が整備されて湖が見渡せます。良い天気で湖面に青空や雲が映り込んでいました。

     

     

 

 

この日はあいにく富士山は見えませんでした。もうしばらくは(冬になるまで)すっきりした富士山を望むことは難しいかもしれません。

     

     

 

湖畔の花々を眺めながら歩きました。バラやラベンダー、セージなどが花盛りでした。

     

     

     

     

 

湖畔に蔓延っているのは「イヌナズナ」でしょうか…湖面に「ヒシ」も大分発生してきていました。抜き足差し足で獲物を狙っているかのような「アオサギ」がいました。

     

     

 

水鳥たちは夏の間あまり見かけません。見かけたのは渡り鳥と思っていた「カワアイサ」でしょうか?野鳥は「ムクドリ」かと思います。

     

     

 

夏の間は湖で漕艇競技が行われるのでコースが出来ていました。大きな3本のポプラの木も青々として夏の装いです。

     

     

 

最後に赤砂崎公園近くの花壇に咲いていた花々…どなたが手入れをしてくださっているのか、夏の間は毎年賑やかに咲いています。

     

     

     

 

諏訪湖ハイツの庭には「キンシバイ(金糸梅)」が咲き出していました。5月にピンクの花をつけていた「カリン」がもう実を付けていました。

     

     

 

少々暑かったですが、気持ちの良い湖畔をウォーキング出来ました。この日の歩数は8262歩でした…

     

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初夏の花々~山の家~

2024-06-12 | 植物

初夏の花が次々に咲き出していますが、5~6月に山の家で咲いた花々を記録しておきます。まずは遅い田植え(6月になってから田植えをする田んぼも…)の時期を迎えた原村の田園風景と八ヶ岳の姿です。八ヶ岳はすっかり夏山の雰囲気…阿弥陀岳は開山祭も済んで夏山シーズンに入りました。

     

     

 

山の家で見た夕日もここに残しておきます。西側の木々の間から光が差し込んで周囲を染めていました。

     

     

 

さてこの時期に咲いた花々です。足元で咲いていたのは「シラー・カンパニュラータ」です。ブルーとピンクの花がたくさん咲きました。

     

     

 

たくさん咲いたのは「ミヤコワスレ(都忘れ)」です。これは紫紺とピンクと白があります。木々の足元で群れて咲く姿は良いものです。

  

  

     

 

勢い良く広がって庭を覆い尽くさんばかりの「チゴユリ(稚児百合)」です。

     

 

「シャクヤク(芍薬)」は白と赤があるのですが、大きくて見ごたえある紅い花だけ咲きました。紅白で咲いていたのは「ゲラニウム(風露草)」です。小さな花ですが可愛らしいです。

     

  

 

この時期ならではの「アヤメ(菖蒲)」が咲き、同じ色系統では名残の「オダマキ(苧環)」と「アジュカ(西洋十二単)」を見ることが出来ました。

     

     

     

 

早々と「ニッコウキスゲ(日光黄菅)」が咲き出しました。一日花ですが次々に咲いてきます。「ルピナス(昇り藤)」もこの時期ならではの花です。独特の雰囲気の「マムシグサ(蝮草)」も咲きました。

     

     

  

 

ここからは木々の花です。この時期に霧ヶ峰高原を彩る「レンゲツツジ(蓮華躑躅)」がここにもあります。

  

 

「スイカズラ(吸い葛)」は冬でも葉が枯れないので「ニンドウ(忍冬)」とも呼ばれます。白い花が黄色に変化すりので「キンギンカ(金銀花)とも呼ばれるそうです。

     

     

 

白い花では「ヤマボウシ(山法師)」…昨年はみごとに咲いたのですが、今年はちらほらしか咲かなかったです。来年はまたたくさん咲いてほしいものです…

     

 

白い「ナツロウバイ(夏蝋梅)」…時期を逃してしまいましたが、どうにか咲いている花を見つけました。蝋のような質感の花です。

  

 

「ハナイカダ(花筏)」は葉の上に小さな花が咲き実がなります。もう実になっていました。実が2つ付いているものもありました。「ヤマアジサイ(山紫陽花)」はまだ固い蕾です。

  

     

 

「ポポー」の花が咲きました。木は大きくなったのになかなか花がつかず実もなりません。今年は収穫できるといいのですが…

     

 

収穫できたのは「シイタケ」…いつも採り時を逃してしまってこんなに笠が開いていました。「山フキ(野ブキ)」は庭に生えているので摘んで「きゃらぶき」にしました。ほろ苦い初夏の味でご飯のお供に良いです。

     

  

 

最後に「バイモ(貝母)」の種とその巻きひげです。面白い造形に注目でした!

     

 

初夏の花々を楽しんだ山の家の庭でした…

   

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初夏の花々

2024-06-08 | 植物

畑は夫任せでなかなか行く機会もなく過ぎてしまっています。(自宅から500mほど離れた場所にあります)130坪の土地を借りているので、家庭で消費する野菜を作るには広すぎ、花やブルーベリーなどを植えています。6月になっていってみたらその畑花壇は花盛りでした。一株しかありませんがたくさんの花をつけて咲いた「シャクヤク」です。山野草展でその花色に惹かれて買ったものです。

     

 

「オルレア」と「イモカタバミ」と「フウロソウ」はずいぶん以前にいただいたものですが、長いこと元気に咲いてくれています。

     

     

     

 

ここにある「ジャーマンアイリス」がちょうど咲いていました。同じような色合いですがそれぞれ微妙に違います。ピンクも可愛らしいです。

     

     

     

     

 

どこからかやって来て居着いた「ヤグルマギク」が毎年たくさん咲いています。畑ですので野菜の花で「ネギ坊主」です。これはネギの小さな花が集まっています。ネギ坊主の出来始めの若いものは摘んで天ぷらにすると美味しいそうです…

     

     

 

こちらは自宅の小さな花壇です。クリスマスローズの季節の後に出てきてその場所を覆い尽くしているのがこの「アネモネ・カナデンシス」です。可愛らしい花なのですが、どうにか対策しなければ他の花が消えてしまいそうな勢いです…

     

     

 

「シラン」は狭い庭でものびのびと咲いてくれています。

     

 

鉢植もあれこれあってハーブの「レディースマントル」、「信濃勿忘草」だと思って買ってきたら「支那勿忘草」だった「シナノワスレナグサ」、山野草展になぜか出展されていて買って来た赤い花のイチゴ「ローズベリーレッド」、山野草の小さな花「コアニチドリ(小阿仁千鳥)」です。

     

     

     

     

 

「ホスタ」は大きなものから小さなものまでいくつも鉢植えで楽しんでいます。「フウチソウ」も爽やかな雰囲気ですので夏に向かって玄関先に置いています。

     

     

 

娘から誕生日プレゼントに届いたバラの苗…厳重に荷造りされて後藤みどりさんのバラ苗専門の「コマツガーデン」から届いたのは蔓バラの「玉鬘」です。育てやすい蔓バラで人気のものを選んでくれたようです。このバラは西武ドームの「国際バラとガーデニングショウ」で出会って気になっていた花…その時欲しかったのですが、人気があって手に入れるには半年以上待たなければと言われたものです。こうしてプレゼントしてもらって嬉しかったです。

  

 

最後に最近の諏訪湖風景です。夏らしい雲が浮かぶ青空を見る日もありました。

     

     

     

 

これから梅雨に入るというより夏になってしまいそうな空でした…

     

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松本市立博物館へ~常設展と街歩き~

2024-06-05 | ミュージアム

「松本市立博物館」の続きです。企画展(2F)を見た後、常設展(3F)も見ました。常設展では松本市のことについてたくさんの展示がされていました。まず目についたのは大きなジオラマ…お城を中心とした城下町の様子が再現されて解説付きで展示されていました。当時のしっかりしたお堀の様子もうかがえました。太鼓門から入った右には二の丸御殿跡があるのですが、そこには当時建物がたくさんあったのが伺えますし、旧博物館の辺りにも建物が立ち並んでいます。本丸庭園と天守閣は当時のままです。

     

     

 

100年以上前、明治44年に開智学校の先生方が作られたお城の模型も100年の時を経てここにありました。

     

 

ここにも鎧兜など身につけていたものの展示がありましたが、目を引いたのはこの蒔絵の御駕籠(おかご)…豪華絢爛な駕籠は女性が乗ったのだそうです。

     

 

江戸幕府時代での大仕事は街道の整備ですが、松本を中心とした街道地図に注目でした。この地図を見るといかに松本が様々な流通の中心になっていたかが分かります。

     

 

街では商売繁盛を願う「あめ市」が開かれましたが、初市の宝船と七福神が再現されていました。大きな帆のこの船は見ごたえありました。

     

 

松本で注目なのはその手仕事です。「みすず細工」は竹で作ったその繊細な編み目の作品が素晴らしいです。「御神酒の口」は神棚に供える御神酒徳利の口にさす飾りです。「松本てまり」は武家の倹約生活の中から内職として作られたのが始まりとのことです。

     

     

     

 

松本の「七夕飾り」も独特で、さまざまな人形が吊るされます。「押絵雛」も「松本てまり」同様、武家の内職から始まったものだそうです。

     

     

     

 

ここに展示されていた松本の気持ちを表したそれぞれの文…クスッとしながら、なるほどと納得で、松本人の思いが伝わってきました…

     

     

     

 

博物館を出て、近くの「四柱神社」を通り抜けて繩手通りへ向かいました。神社の境内には「シラン」がたくさん咲いていました。白花もありました。

     

     

 

白繫がりで白い「ハト」と白い「ウサギ」です。ウサギはベビーカーに乗って来ていて、境内で遊んでいました。

     

     

 

「繩手通り」を歩いてみました。ここには海外の観光客の方々が大勢おられました。

     

     

 

繩手通りを歩くと「カエル」に出会うことが多いです。脇を流れる女鳥羽川にはカジカガエルがいたそうです。

     

  

     

 

この先のレトロな雰囲気の市営住宅を見ながら歩き、今の時期に花盛りのバラにも出会いました。

     

     

     

     

 

新装なった「松本市立博物館」を見学し街歩きも楽しんだ一日でした。この日の歩数は意外と少なく、6892歩でした。もっと歩いた気がしたのですが…

     

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松本市立博物館へ~山麓線風景と企画展~

2024-06-03 | ミュージアム

新装なった「松本市立博物館」…お城の中にあった古い博物館も良い雰囲気だったのですが、新たな博物館の企画展が気になっていってみました。まずは松本市内へ行く時にたいてい通る「東山山麓線」の風景です。塩尻峠付近では「ニセアカシア」の花盛りでした。

     

 

山麓線沿いの畑では「夏蕎麦」の花が咲いていました。白い花の咲く風景はとっても爽やかです。

     

     

 

北アルプスの雪も大分とけてきました。田んぼはほとんど田植えが終わっていました。麦畑は実りの時を迎えていました。

     

     

     

 

道沿いに花が咲いている場所があります。赤いポピーが目立っていました。

     

     

 

最近増えてきているのはワイン用のブドウ畑です。ワイン用のブドウの生産は長野県が日本一だそうです。

     

 

牛伏川を渡って松本市街地に向かう中山地区の麦畑…麦秋の風景です。

     

     

 

中山地区を下っていくと弘法山の反対側の山は以前から松枯れ被害が出ていましたが、被害が拡大したので広く伐採して植林も始まっているようでした。松枯れは松くい虫による松の感染症でほとんどの木がこれに感染すると枯れてしまいます。

     

     

     

     

     

 

松本市街地では久しぶりに中町を歩いてみました。中町は蔵造りのお店が並んでいます。この日は珍しく歩行者の少ない中町通りでした。

     

 

今は珍しい「はきもの店」や店先の飾りやライトや中町蔵の井戸を見ながら歩きました。

     

  

     

 

こちらが「松本市立博物館」です。ここにも湧水があって「大名町大手門井戸」です。

     

     

     

 

ロビーの吹き抜けには「松本てまり」が飾られています。

     

 

この日の企画展は「戸田家臣団~松本藩最後の武士団~」でした。戸田家は1617~1632年の間と1726~1869年(明治2年)の間に松本藩主を務めています。松本城で最も長く藩主を務めた家です。その戸田家を支えた武士団に注目した企画展では戸田家と家臣たちの資料を展示し、その時代を生きた姿を紹介していました。

  

 

たくさん展示してあったのは鎧や兜など、家臣たちが身につけていたものです。当時の資料がたくさん残されていました。

  

     

     

  

 

上級武士たちが住んでいた三の丸武家屋敷跡から出土したものたち…割れた茶碗を補修して使ったり、下駄がすり減るまで履いたりし、物を大切にする「もったいない精神」が伺える展示もありました。

     

     

     

 

出土品からは暮らしを楽しむ様子もうかがえますし、武士や教養人としての嗜みとしての茶の湯や煎茶などもうかがえます。

     

     

     

     

 

この戸田家の最後の藩主は版籍奉還で東京に出て行ったそうですが、家臣団の人々の多くは松本に留まって、その後の松本の発展にも寄与したようです。その後名を成した方の写真が展示されていました。

     

 

長いこと松本藩主を務めた戸田家…知らないことが多かったので興味深く展示を見ることが出来ました。その後、常設展も見ましたので次に続きます…

 

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