ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

師走の湖畔ウオーキング

2024-12-19 | ウォーキング

暮れの諏訪湖畔をウォーキングした記録です。良い天気の日で湖畔の水鳥たちを見ながら歩きました。下諏訪町の高浜あたりから上諏訪の間欠泉センターまでの往復でした。見かけた水鳥たち…「ヒドリガモ」の群れです。湖畔の草むらで餌を啄んでいました。沖にいるのもこの群れでしょうか…

     

     

     -

 

沖では「カンムリカイツブリ」もいました。すぐに潜ってしまうのでなかなかうまく捉えられませんが…

     

     

 

「オオバン」も草地の餌を啄んでいました。飛翔姿は黒かったのですが、正体は?です。

     

     

     

 

こちらは「カワウ」と「ダイサギ」…どちらもいつもじっと佇んでいるイメージですが、この日の「ダイサギ」飛び上がり、「カワウ」は羽を広げていました。

     

     

     

     

 

他に出会った野鳥たちです。「ムクドリ」と「ハクセキレイ」、それに悠々とした姿を見せて止まっていたのは「トンビ」です。

     

     

     

 

湖畔の道では野鳥たちが歩いている姿を見かけます。このジョギングロードにはその足跡が残されています。きっと工事中に入り込んだのでしょう!塗り直されもせず、そのまま残っているところが楽しいです…

     

     

     

 

湖畔で出会った植物…花はもうほとんどありませんが、名残の「コスモス」が寒い中でも健気に咲いていました。「マルメロ」の木に取り残されたのか実がついていました。紅葉した桜の葉が残っている木もありました。

     

     

     

 

湖畔にたくさん打ちあげられていたのは「ヒシ」の実です。とっても固く尖っているので、ここは危なくて歩けません。この大量の「ヒシ」の実はどうにかならないでしょうか…

     

     

 

下諏訪から上諏訪に向かって歩きました。湖畔の風景です。まだ「ヤナギ」の葉が残っていました。

     

     

     

     

 

「間欠泉センター」まで歩きました。以前は時間ごとに温泉が噴き出していましたが、今はいつでも温泉が吹き出しているようです。

     

     

     

     

 

この近くの「メタセコイア」の並木です。強剪定されて小さめの樹形です。

     

 

上諏訪のこの湖畔からは「北アルプス」を望むことが出来ます。すっかり白くなった山々でした。

     

 

湖畔から眺めた風景です。湖にやってくる鳥たちも増えて、こうした集団の飛翔風景も見られます。

     

     

     

 

最後に今季初飛来の「コハクチョウ」です。たった2羽ですが、やって来てくれました。ウォーキングと別の日に湖畔で出会いました。もっとたくさん来てくれると嬉しいのですが…

     

     

 

水鳥たちにもたくさん出会えたこの日、寒かったですが風もなく気持ちの良いウォーキングができました。この日の歩数は9739歩でした…

         

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の暮らしの中で(11月~12月)

2024-12-14 | 日常のあれこれ

11月からの日常のあれこれを綴っていきたいと思います。まずは「干し柿づくり」です。今年は遅めに渋柿の収穫をしました。柿は「平種無」という種類で種が無く大きめで食べやすい干し柿ができます。実家へ行って収穫しました。

     

     

     

 

コンテナ3箱分の柿を収穫して皮をむき、軒下に吊るして天日干しをして干し柿を作っています。350個吊るしました。

     

     

 

これは12/5の様子です。この後、稲藁を敷いた箱に入れ保存します。柿の糖分が結晶化した柿霜(しそう)と言われるブドウ糖が出て白くなったら完成です。

     

 

栗も季節のもので幾度かいただいて栗ご飯にしたり、おせちの栗きんとん用の甘露煮を作るため、剥き栗にして冷凍したりしました。

     

 

あちこちから美味しいものも届きましたが、なかなか写真に残せません…写真が撮れて残したかったのはこの北の大地の恵み!北海道から届いた海の幸でです。さすが本場もの…とっても美味しくいただきました。

     

 

これは信玄餅の桔梗屋さんの「桔梗信玄飴」です。初めて見ました。黒蜜きな粉の飴で美味しかったです。

     

 

いつも時々いただいたり買ってきたりしている地元の(本店は山梨県!)富士アイスの「じまん焼き」です。あんこもクリームもお馴染みの味です。地元のヌーベル梅林堂の「くるみやまびこ」は美味しいのでお土産にしたりしますが、この時期限定のものも出ていました。シナモンティーとチョコ味です。くらすわの美味しいパンをいただきました。ホイップクリームが溢れんばかりにたっぷり入っって美味しかったです。

     

     

     

 

下伊那の喬木村に行ってきた娘のお土産の「五平餅」です。南信では季節ごとの味噌ダレ(山椒味噌やくるみ味噌など)をご飯をつぶして丸め、串に刺したものを焼いた上に塗ってまた焼いて食します。伊那谷ではこの写真のような丸い形ですが、木曽地方では御幣の楕円形の形をしています。

     

     

 

11月下旬に富山の娘のところに行って収穫してきた「ユズ」と「フユウガキ」…「ユズ」は漬物に入れたりはちみつ漬けにしたり、しぼり汁をポン酢にしたり、それにお風呂に浮かべたり、いろいろ活用しています。甘柿はこちらでは採れないのでお裾分けをしたり、美味しくいただいています。

     

     

 

富山で美味しくいただいたのは地元で水揚げされたお魚も食べられるお寿司屋さんのお寿司!皆で美味しくいただきました。子供向けのお寿司も新鮮ネタでとっても美味しそうでした…たくさんいただいて満足の寿司パーティーでした。

     

     

     

     

 

デザートにいただいたのは「サーティーワンアイスクリーム」…様々の味をシェアしながら美味しくいただきました。

     

 

さて初冬の仕事は畑じまいと漬物です。漬物の消費量が減って、今では少ししか漬けなくなりましたが、とりあえず保存用の「野沢菜」と「大根」は漬けました。「野沢菜」は洗って切って漬ける「上農漬け」だけ…醤油と酢とみりんを1:1:1で漬けるやり方で毎年漬けています。これは私の担当です。

     

     

     

大根は夫の担当で、洗って何日も干し、糠や塩や調味料を使って漬けているようでした。干し柿の皮や昆布も入れていました。

     

     

 

その他の秋の収穫物はニンジン、白菜、キャベツ、サツマイモ、落花生、長芋、キクイモ、ネギ、カブ、コンニャク芋、小松菜、里芋などでした。ビーツはボルシチを作るので毎年作っています。畑に残してあるのはホウレンソウと来年用の玉ねぎ、にんにく、ラッキョウ、それに畑に埋めて保存してある大根やニンジンです。

     

     

     

     

 

原木シイタケが出てきたのですが、寒さが厳しくなって大きくならないのでお風呂場に入れて管理したところとっても大きくなってたくさん収穫できました。生では食べきれないので干しシイタケにしました。

     

 

4月に花が咲いて実がなった鉢植えの「レモン」…寒くなったので家の中に入れて日向に置いていたら黄色に熟してきて収穫しました。今年の収穫は6個でしたが、レモン汁や皮をいろいろ活用したり、はちみつ漬けを作ったりしました。

     

 

ここで風景写真を…当市の図書館の庭の「ユリノキ」です。ずいぶん強剪定されて小さくなりましたが、それでも立派な「ユリノキ」です。落ち葉は半纏の形をしていて、ハンテンボクとも言われます。

  

 

こちらは当市の市役所の9階から眺めた諏訪湖方面です。庭の黄葉の名残もきれいでした。

     

     

     

 

これは訪問している施設で見かけた看板…鯉のお告げに注目でした!ここの水槽にはとっても大きな錦鯉が悠々と泳いでいます。

     

     

     

アロマテラピーの教室に参加して作ったアロマオイルです。私はラベンダーとユーカリとスイートオレンジで作りました。このオイルでハンドマッサージをして癒されています。

     

 

外食をする機会が多くなるこの時期…ウォーキング仲間とは焼肉屋さんでランチでした。他の集まりではフリースペースを使いました。今こうしたフリースペースが利用しやすいようです。そこでいただいたのは諏訪の太養パンのさばサンドやアボガドと生ハムサンドなど、それにフレールのケーキでした。シャインマスカットのケーキが美味しかったです。

     

     

     

     

     

     

     

 

女子会で行ったのは諏訪市の「楪(ゆずりは)」…住宅街の隠れ家的なお店で、海鮮物が美味しいところです。いただいた楪二段重はお刺身やフライが注目でした。コーヒーと甘酒付きでした。自宅用にマグロ三色重をテイクアウトしました。いずれもとても美味しかったです。

     

     

 

いよいよ師走も中盤になって来て気ぜわしい毎日です。今週はリビングの床の張替工事が入っているので、戸棚のものを出して空っぽにするべく奮闘しました。あと一息、家の中をきれいにして新年を迎えたいと思います…

 

コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冬の諏訪湖と野鳥たち

2024-12-11 | 自然観察

すっかり寒くなって八ヶ岳も白くなりました。そんな初冬の諏訪湖の様子です。

     

     

 

湖面に霧の立つ日もあります。ただ私が出かけるのが遅いので、すでに霧は晴れて向こうの山裾に漂っている状態です。

     

     

 

寒くなって渡りの鳥たちがやって来て湖も賑やかになって来ました。これは横河川河口付近です。

     

     

 

この日はここから釜口水門方面へ行ってみました。諏訪湖へ流れ込む川はたくさんありますが、流れ出す川は天竜川の一つだけです。その始まりが釜口水門です。

     

          

 

岡谷市では土用の丑の日だけでなく寒の土用丑の日もアピールしています。

     

     

 

ここから眺める諏訪湖です。

     

     

 

天竜川の方から見た水門です。ここにはこんな案内板もありました。サイレンは聞いたこととがありませんが…

     

     

 

水門近くの湖ににいたのは「カンムリカイツブリ」でした。潜水が得意な水鳥です。

     

     

 

水門の直下にいつも「ミコアイサ」がいたのですが、そこには「ダイサギ」が集団でいて、「ミコアイサ」は少し下流にいました。

     

 

「ミコアイサ(巫女秋沙)」の♂はその白い姿が美しいです。それを巫女に見立てて名前がついたようです。眼の周囲に黒い斑紋があることから「パンダガモ」とも言われます。♀は茶色の頭で地味な色合いです。

     

 

     

     

 

「オオバン」と「ミコアイサ」です。

     

 

まだ渡ってくる数が少ないようですが、それでも今年も「ミコアイサ」に出会えて嬉しかったです。

     

          

     

 

最後に釜口水門付近で「ワカサギ」釣りをする方々の姿です。この辺りは「ワカサギ」が良く釣れる場所なのか、いつもたくさんの釣り人がいます。釣り糸はいくつも釣り針がついていて、投げ込むとすぐに釣れているようでした。

     

     

     

 

寒い日でしたが、良い天気で、湖の水鳥たちにも出会えていい時間が過ごせました…

         

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

諏訪市美術館の学校連携展

2024-12-08 | ミュージアム

美術館巡りが続きます。「諏訪市美術館」では毎年「学校連携展」を実施していて、今年度の企画は「豊田小学校+矢島与萌(やじまともえ) 路傍のかゃみぎゃみ~今わたしのそばに~」のテーマでした。この日、「矢島与萌」さんのギャラリートークがあるというので出かけました。「矢島与萌」さんは岡谷市出身の陶芸作家さんです。今は岐阜県多治見市で教鞭をとりながら作陶をされておられます。この日は小学生と共に取り組んだ作品作りについてお話しいただきました。

          

          

          

 

矢島さんは諏訪地方では身近な存在としてある「道祖神」を取り上げて、子どもたちのよりどころとなる道祖神づくりをサポートされました。「神々」と言うほど仰々しくなく「かゃみぎゃみ」という言い方でも許してくれそうな、自分ならではの道祖神を子どもたちは作り上げていました。子どもたちの作品はたくさんあったのですが、写真はこれだけ…中心にあるのは矢島さんの作品です。

     

 

矢島さんは、絵を描くような感覚で陶芸に取り組んでおられるそうです。様々な道祖神の作品が展示されていました。

     

     

     

 

「諏訪市美術館」は昭和3年に建てられた「片倉館」の付属施設を使っています。昭和31年に片倉組より建物が寄贈され、美術館として開館しました。県内初の公立美術館、国内でも5番目にできた公立美術館だそうです。古い建物が生かされた雰囲気ある美術館です。

     

     

     

     

 

こちらは階段と1階の展示室…柱や天井は「片倉館」と同じような作りになっています。レトロな雰囲気の中での作品鑑賞も良いものです。

     

     

 

こちらがその外観です。「片倉館(国の重要文化財)」と相まってこの建物は国の登録有形文化財になっています。

     

 

この日、「片倉館」周辺はマルシェが開かれていて賑わっていました。良い天気で名残の紅葉もきれいでした。

     

     

 

子どもたちの思いのこもった陶器の道祖神たちにも感動でしたし、矢島さんの作陶への思いもお聞きしたうえで作品を鑑賞でき、胸打たれるものがありました。お父様と仕事繋がりがあったのと、ご両親の今やっておられる古民家カフェ「指北庵」(「ふるカフェ系 ハルさんの休日」でも取り上げられました)にも何度も行ったので、ご縁があったことのお話も出来、とって良い美術館での一時でした…

    

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金工作家「香取秀真」の作品に会う~松本市美術館~

2024-12-05 | ミュージアム

今まで「香取秀真(かとりほつま)」という金工作家さんの名前は聞いたことがあっても、じっくり作品を見たことがありませんでした。今回、松本にもゆかりがあって生誕150年、没後70年とのことで「松本市美術館」で企画展がありました。終了まじかの展覧会に駆け込みました。「松本市美術館」は「草間彌生」色が強いですが(外観はまさにそのもの)さまざまな企画展を開催していて楽しめます。

     

     

 

11月末でしたが、紅葉がきれいでした。

     

     

 

「香取秀真」は金工(金属工芸)の巨匠と呼ばれていて、たくさんの作品を残しています。東京芸大出身で後に東京芸大の教授も務めました。妻が塩尻市出身ということもあって松本は訪れることも多く、戦時中の3年間は松本市に疎開していました。正岡子規門下の歌人としても知られ、松本の文人たちとの交流もたくさんあったようです。松本市内3か所のお寺の梵鐘も制作しています。

     

     

 

展示室内は一切撮影禁止となっていて写真はありません。パンフレットからです。金属工芸では銅や鉄、真鍮などをとかして型に流し込み、冷やして取り出し、磨いて仕上げます。香炉などの小さなものから花瓶や置物、それに梵鐘などの大きなものまでさまざまな作品を生み出し、工芸家としては初めて文化勲章も受けています。

  

          

 

鑑賞用だけでなく実用も兼ねた作品は用と美を備えて格調高く、一つでも家にあったら生活も変わりそう…そんな雰囲気で見ごたえありました。また歌人としても作品も展示されていて、その書画にも注目して見てきました。

近くのイオンモールにも立ち寄りました。空き地にあった懐かしい手押しポンプの井戸です。ここの生け垣にも「アベリア」があってまだ花が咲いていました。

      

       

 

イオンモールのクリスマスツリーは前回載せたので省略して、ラウンジに貼ってあったこのポスターに注目でした。「三ガク都 松本」…岳都(北アルプスへの玄関口)、学都(古くからの学校が多く日本一古い小学校の開智学校もある)、楽都(スズキメソードやセイジ・オザワ松本フェスティバル等)の三拍子そろった良い街だと私も感じます。

     

 

こちらは「東山山麓線」の風景です。里山はもう晩秋の色合いで、里の柿の木の赤い実が目立っていました。ドーム菊が並んで咲いている風景も山里ならではでしょうか…北アルプスは雲の中でした。

     

     

     

     

 

こうした工芸作品を見るのは昨年の超絶技巧の企画展(2度目の「超絶技巧、未来へ!展」~長野へ~ - ナチュラルな暮らし)以来…久しぶりの金工作品に注目でした。

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする