辰野町の「荒神山公園」の春まつりの企画で「雛めぐり」があったので行ってきました。5か所の施設それぞれにお雛様が飾られていて、巡りながら楽しんできました。
「辰野パークホテル」にはたくさんの「吊るし雛」が飾られていました。このホテルのロビーにはいつも吊るし雛が飾られています。
「パークセンターふれあい」には御殿飾りのお雛様たちや「八重垣姫」が飾られていました。ここは多目的ホールや研修室などがある施設です。
「たつの未来館アラバ」には段飾りのお雛様やガラスケースに入った八重垣姫が並んでいました。ここはボルダリングやスポーツジムがある施設で、お雛様の隣で運動していました。
「湯にいくセンター」には地元の保育園の子供さんたちが作った、折り紙のお雛様が飾られていて可愛らしかったです。ここは日帰り温泉施設です。
最後に訪ねたのは「辰野美術館」です。ここはメインの会場で、たくさんのお雛様が飾られていました。
ここの学芸員さんたちが工夫した世相を反映したお雛様たちの姿も微笑ましいものでした。お寿司屋さんや洋菓子店やピザ作りの様子も…
オリンピック関連のお雛様たちの姿もありました。ボルダリングをするお雛様たちも…
ここにも八重垣姫人形や羽子板がありました。現代風の人形と羽子板の顔つきがずいぶん違っています。
高砂人形も懐かしく、随身(右大臣、左大臣)や仕丁だけの段飾りにも注目でした。
市松人形とその着物も一緒に展示されていました。たくさんの人形たちとその着物の柄もまた素敵なものでした。
ここにも御殿飾りがありました。昭和初期から昭和30年代までのものだそうです。
この押絵雛は明治から大正時代のものだそうです。
江戸時代末期の古今雛と明治期の内裏様です。こうしたお雛様の趣きは一段と素敵で、注目して鑑賞してきました。
最後にこの日の辰野町から見た、中央アルプスの「木曽駒ケ岳」の姿です。
荒神山公園を巡ってたくさんのお雛様たちに出会えました。この時期ならではの雰囲気を味わったひと時でした…