北の丸公園に行くと立ち寄るのは「東京国立近代美術館工芸館」です!この建物と中の雰囲気も素敵で、何だか落ち着く場所です。今回は「備前焼」の桃山時代から現代までの特別展でした。建物は明治43年築の旧近衛師団司令部庁舎で重要文化財に指定されています。
この重厚な造りの階段を上ると素敵な空間です。
この椅子も窓もとっても素敵でしばし眺め入りました。
桃山時代の茶の湯のうつわの名品から現在の陶芸家の新たな作品まで備前焼を堪能しました。この工芸館、何と来年には金沢に移転するそうです!ここが閉館するのは残念ですが、工芸の盛んな金沢の地での国立工芸館も楽しみです。今度の場所は石川県立美術館のお隣だそうで、兼六園周辺にまたミュージアムが増えることになります!
この後「東京国立近代美術館」にも足を運びました。ここでは昭和の洋画界を牽引した画家、「福沢一郎展」を見、「美術館の春まつり」では美術の教科書に載っていたようなたくさんの収蔵作品に出会えました。
日本で初めてできた国立の美術館…その収蔵作品も素晴らしいですが、お堀端の環境も素敵です。「眺めのよい部屋」という名の休憩室から見た風景です。
竹橋付近のお堀…柳も芽吹いていました。
夕暮れ迫るお堀端です…
この後、新宿に戻って帰途につきました。良く歩いて(美術館も広かった!)疲れましたが、充実の一日でした。