一度見たいと思っていた「ハッチョウトンボ」…山仲間の方から情報をいただいて駒ケ根市まで出かけました。駒ケ根市は中央アルプス駒ヶ岳と南アルプス仙丈ケ岳を望み、自然豊かなところです。駒ケ根ICを下りて南に向かった場所に「ハッチョウトンボ」の生息地があります。
「ハッチョウトンボ」は小さなトンボ…世界でも最小の部類に属し、もちろん日本では最小のトンボです。環境変化などで少なくなってしまった(埼玉や東京では絶滅、ほかの多くの県でも絶滅危惧種に指定されています)「ハッチョウトンボ」ですが、ここで確認されて以来、見守られています。赤いのが雄、茶色のが雌です。
十円硬貨と比べてみてもこの小ささです。
こんな小さなトンボを見たのは初めて!そしてその美しい赤色にも注目でした。夫の撮った写真です…
観察会を主催された「ハッチョウトンボを育む会」の方々に教えていただきながら、いくつものトンボに出会えました!これはその赤色から名前の付いた「ショウジョウトンボ」(雄)です。
これは「オオシオカラトンボ」(雄)…大きくて存在感あるトンボです。
生息地の公園の湿地帯と池は会の方によって整備され保護されています。
ネジバナがたくさん咲いていました。ノアザミも…(夫の写真)
ここにはフジバカマがたくさん植えられていて、秋には「アサギマダラ」が来るそうです!会の方も楽しみにされてフジバカマを増やしているそうです。
ここの池にはたくさんの「メダカ」がいて、希望者に分けてくれました。いただいて来てメダカの飼育も始めました…
「ハッチョウトンボ」に出会えて嬉しい観察会でした!
そのあと、山仲間の方の竹林へ…なんとこの時期のタケノコ狩りです!標高の高い場所なのでまだタケノコが出ているとのことでした。
竹林近くにはホタルブクロとオカトラノウがきれいに咲いていました。
畑にもお邪魔して、皆で新鮮野菜の収穫…いただいたのはインゲン、キュウリ、レタス、ズッキーニ、赤白のタマネギ、ニンニク、ユウガオ、それにネクタリンと完熟南高梅、なごりのワラビも!(写真がありませんが) 木陰にテーブルと椅子を用意していただいて皆で昼食…沢山の野菜とお花もいただいて帰路に着きました。畑のある場所はこんな環境の所です。(県内では田舎暮らしで注目の中川村です…)
帰り道…駒ヶ岳は雲が多かったですがその存在を確認できました。
その先の「かんてんぱぱガーデン」にも寄りました。この時期のアジサイを見たかったのですが、ちょうど花盛り…色とりどりの花を見ることができました。
オカトラノウやハンゲショウも咲いていました。
ここの池にはメダカがいるのですが、赤いメダカです。
家に帰ってせっせとタケノコの皮をむいてアク抜き…タケノコご飯や煮物にして美味しくいただきました。もちろん梅干用に南高梅も漬けました!