北海道ガーデン街道の旅3日目の午後は十勝の2つのガーデンを尋ねました。十勝と言えば朝ドラ「なつぞら」の舞台!あちこちで朝ドラのシーンを思わせる風景に出会いました!牧場が広がる十勝…牛や馬にも出会いました。
サイロのある風景も十勝ならでは…でも今はサイロは維持管理が大変で、あまり使っていないそうです。サイロの代わりに「ロールベールラップサイロ」と言って、ロール状に牧草をラッピングして保管する方法が主流だそうです。保存期間によって黒、白、緑のラップサイロが見られました。
ガーデンは、まず「十勝ヒルズ」です。ここは十勝産の農産物を扱う商社が造ったガーデンです。ここの小豆は虎屋や井村屋で使っているそうです。きれいに管理された庭が魅力的でした。美味しい湧水も…
ここのシンボルツリーの黄金アカシア「フリーシア」…その葉の色が爽やかです。
十勝ヒルズを象徴するエリア…丘の先には青い空と山々が見えるはずですが、あいにくの曇り空でした。青い花は十勝の空、白い花は雲をイメージして植えられているそうです。この先のエリアではチューリップが終わってこれからヒマワリが咲くそうです。
宿根草のボーダーガーデンが落ち着いた雰囲気でとっても素敵でした!
どのエリアも優しい色合いの花が植えられていて、癒しのガーデンとなっていました。
セイヨウヤナギとスイレンの咲く風景はここでもモネの庭を連想させられます。
カラーガーデンではとりどりの花たちが咲いていました。気になった花々です。
木々の花々も咲いていました。シャクナゲとピンクのヤマボウシ、タニウツギです。
ローズガーデンも花盛りでした。優しい色合いのバラたちの中で目立っていたきれいなこのバラ…
次に向かったのは「真鍋庭園」です。ここは樹木生産者が運営している見本園です。明治29年に開拓の為に入り、3代目が昭和41年から作り始めた庭園で25000坪の広大な敷地に日本庭園、西洋庭園、風景式庭園があって樹木を中心に数千種類の植物が植えられています。
日本庭園の池には錦鯉がが泳いでいました。
この家はオーストリアのチロルハウスをモデルに造ったそうです。
西洋庭園は木々も素敵に管理されていました。
大きな柳の木…この庭園ならではの存在感でした。
庭園内にはカンラン石を積み上げて十勝川水系の伏流水が流れている滝もありました。
水の風景はあちこちで見られましたが、緑色に深まる池やS字に曲がった滝も…
みごとな水鏡の風景にもうっとりでした。
花もところどころですてきに咲いていました。
ハマナスの丘ではピンクや白のハマナスが花盛りでした。
大きな木の上の展望デッキにも登ってみました。
出会えませんでしたが、この庭園にはたくさんのエゾリスが住み着いているそうです。