ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

最終日の企画展

2020-02-01 | ミュージアム

2月になってしまいましたが、1月に「長野県立歴史館」での土偶展を見た時から気になっていた「北杜市考古資料館」に行って来ましたので、その時の記録をここで…気になっていたのは「黒曜石と八ヶ岳山麓の縄文世界」展です。秋から開催されていたのに、この日が最終日…どうにか間に合いました。

 

「北杜市考古資料館は」こちらから中央道で山梨県へ、長坂インターを降りて行きました。

 

 

まずは土器や土偶のあれこれ…これは重要文化財の中空土偶のちゅうたくんですが、長野県立歴史館の土偶展に出張中でした。(写真は長野県立歴史館に行った時のもの)

 

「土器につけられた顔」では、表情豊かな顔がいくつも見られました。

 

「身体に見立てた土器」は顔面把手土器と言われ、土器が身体とされています。

 

 

土偶頭部もたくさん展示されていました。

 

 

縄文土器も大きなものがいくつも展示されていて、その様々な模様にも注目でした。

 

 

ここからは「黒曜石」です。黒曜石は火山の溶岩が急速に冷やされてできた黒色の天然ガラスです。日本には100ヶ所以上の産地があるようですが、霧ヶ峰から八ヶ岳にかけての信州産黒曜石が有名です。

 

 

信州産の黒曜石は不純物が少なく質が良いうえに産出量も多く、旧石器時代から縄文時代に多く利用されたようです。中でも「星糞峠」や「星ヶ塔」が良く知られています。星がつくのは黒曜石を星のかけらにに見立てたとか…

 

 

ここで注目だったのは「水晶製の石器」です。さすが水晶の産地、山梨県です。

 

長野県から山梨県にかけては「星降る中部高地の縄文世界」として「日本遺産」にも登録されています。

 

 

 

これはこの資料館で出会った山梨県のポスターです。

 

 

この資料館から見た八ヶ岳です。

 

隣には「谷戸城跡」がありました。静かなたたずまいの城跡です。

 

ここから韮崎に向かいました。途中で出会ったお猿さんたち一生懸命に餌を探していました。

 

 

途中で見えたのは「清春白樺美術館」です。ここの桜の時期は素敵です。

 

向かった先は「大村美術館」です。目的は「堀文子展」…去年の追悼展に行かれず、今回は期間内にと出かけてきました。

 

 

ここの空間は女流画家を中心とした作品を展示していて、優しい空間になっています。(撮影禁止で写真はありません)ここから眺める「茅ヶ岳」の姿にも癒される場所です。

 

美術館の入り口では福寿草が咲いていました。残念だったのは隣のそば処がお休みだったこと…大村博士お気に入りの「おざら」が美味しかったので、またいただこうと思っていたのですが…

 

 

帰りに、もう一か所訪ねましたが、次回とします。これは山梨県側の八ヶ岳と長野県側の八ヶ岳です。

 

 

 

コメント (4)
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