ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

厄除け祈願~牛伏寺~

2022-01-14 | 日常のあれこれ

松本市の「牛伏寺」に行って厄除け祈願をしてきました。「牛伏寺」は「ごふくじ」と言います。私たちがいつも自然観察会をする場所の「牛伏川」は「うしぶせがわ」と言います。地元の方は「ごふくじがわ」ともいうようですが、同じ漢字でも読み方が違うのは不思議です。いつも牛伏川に行くのにこの牛伏寺の脇を通るのですが、参拝する機会が持てなかったので、今回改めて出かけました。厄年の時に行きましたが、もう何年も前のことです。駐車場から坂を上りますが、その途中にあるのがこの「牛堂」です。中には阿弥陀如来の両脇に2頭の牛が祀られています。ここを右に折れていくと牛伏川の「フランス式階段工」に至ります。

 

かなり急な石段が「山門」まで続いています。「山門」は左右に長屋がついている造りで立派なものです。立派な門松も…

     

 

 

山門の中…まず「本坊」です。ここは庫裏として使われていたようですが、立派な本棟造りの建物で、江戸時代中期のものだそうです。

 

お正月飾りの松の飾り方に注目でした。藁で編んだ飾り(?)の中にはミカンが入っていました…

 

     

 

その隣にある建物は「如意輪堂」です。寄棟づくりの茅葺屋根の建物は大きく立派で、江戸中期の建物だそうです。

 

 

この近くに2頭の牛の像が鎮座していました。「牛伏寺」の名前の由来は、唐からもたらされた大般若経を善光寺に奉納する途中で、運んでいた2頭の牛がここで倒れたことによるそうです。

 

 

この上には石段を上ると「山門」があります。この山門も江戸時代中期のものだそうです。

     

 

 

最上部には「観音堂」があって本尊の十一面観音が祀られています。十一面観音は桃山時代のもので重要文化財です。この建物も江戸時代中期のものです。

 

この立派な屋根にも注目でした。

 

 

冷え込んでいたこの日、池も手水鉢も凍っていました。

 

 

近くの「馬場家住宅」にも立ち寄ってみました。ここの建物も立派な本棟造りです。長屋門と母屋です。

 

 

 

ここに立ち寄ったのは梅の木を見に…です。紅梅と白梅はまだ蕾でしたが膨らみ始めていて、春の兆しをちょっぴり感じました、

 

 

近くの「アルプス市場」で花や野菜を買い求めました。店先には「まゆ玉」を飾る柳の枝が売られていました。中信地方では小正月行事としてどんど焼き(三九郎)でこの繭玉を焼いて食べ、無病息災を願います。まゆ玉は上新粉で作ります。柳の枝はもう芽が膨らんでいました。

 

まだまだ1月の中旬ですが、春の兆しを見つけると少し心暖かくなります…

 

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒中の風景~山の家~

2022-01-09 | 自然観察

暫くの間、山の家に行っていなかったので様子を見に行ってきました。行く途中、諏訪湖の様子を見ました。先日来、諏訪湖は冷え込んで凍ってきています。昨日のニュースでは全面結氷したとのことで、「御神渡り」への期待も膨らんでいます。

 

 

さほど厚くはなっていませんが、湖面はほぼ全部氷で覆われていました。

 

 

ワカサギ釣りの船の通路だけ氷が砕けていました。

 

西街道から諏訪湖を隔てて眺めた八ヶ岳です。

 

こちらは原村へ向かう道からの八ヶ岳…八ヶ岳の雪が少なくなっている感じでした。

 

北アルプスはさすが真っ白でした。蓼科山は雪が少ないです。

 

 

八ヶ岳自然文化園の「まるやち湖」に行ってみました。ここからは八ヶ岳の「阿弥陀岳」がきれいに見えます。

 

 

「まるやち湖」はすっかり凍っていて、その上に雪が積もっていました。氷の上に乗って遊んでいる方の姿も…

 

ガマの穂もすっかり綿毛になっていました。

 

「八ヶ岳自然文化園」には白樺の木がたくさんあります。青空に映えてきれいでした。

 

 

木々のヤドリギがたくさん!よく見ると黄色の実が沢山ついていました。

 

 

 

文化園付近のペンション村の中の道は雪で真っ白…木々の影が縞模様になっていました。凍っている場所もあって慎重に運転しました。

 

山の家は文化園よりかなり下りてきた所…雪は少しだけでした。でも冷え込んで、何と家の中が-5℃!ストーブを焚いて温かくなるまでが大変でした…

 

こんな動物の足跡も残されていました。ウサギの足跡でしょうか…

 

庭には野鳥の訪問もありました。たくさん来たのは「シジュウカラ」です。集団でやってきていました。寒い時期なのでふっくらしています。

 

 

 

シジュウカラは巣箱の下見もしていました。証拠写真程度ですが、覗き込む姿と出てくるところです。

 

 

「ヤマガラ」の姿も見られました。

 

 

最後に帰り道で見かけた校庭リンク…学校の庭が冬の間水を入れて凍らせ、スケートリンクになります。私たちの小さな頃はどの学校でもこの校庭リンクがあって、冬の体育の授業はスケートばかりでした。今では数少ない校庭リンクです。

 

もう一つ、帰り道で見た北アルプスです。逆光ですが、きれいでした…

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年のご挨拶と諏訪湖の鳥たち

2022-01-05 | 自然観察

           新たな年、2022年が始まりました

     新たな年が皆様にとって素敵な年でありますようお祈りいたします

      今年も日々感じたことを綴っていきたいと思っております。

          皆様、今年もよろしくお願いいたします

 

年末年始は2年ぶりに家族が揃うことができました。ワクチン接種も済ませ、直前のPCR検査で陰性も確認し、感染予防の態勢を整えたうえでの帰省でした。その家族たちも帰り、新年の始まりには「富士山」を眺めたいと、諏訪湖畔まで出かけました。ようやく自分の時間ができたこの日はあいにくの曇り空…それでも午後になって青空が少し見えてきた湖畔です。新年の富士山が眺められました。ハーモ美術館付近です。

 

 

湖畔には年末に「コハクチョウ」が飛来していて、この日は8羽の白鳥に出会えました。横河川の河口付近です。

 

やはり新年にこの「コハクチョウ」の美しい姿を見られるのは嬉しいことです。

 

 

寒さ厳しい水に潜って餌を探す姿も見られました。

 

 

この日の「八ヶ岳」は雲に隠れて姿は少しだけでした。

 

「カンムリカイツブリ」の姿もありました。潜水が得意で、ひっきりなしに水に潜っていました。

 

 

「カルガモ」の飛翔姿です。「カルガモ」は湖畔にたくさんいました。

 

 

先日来、中々姿を捉えきれずにいた「ミコアイサ」…お正月で工事もしていないので、工事現場の向こう岸に集まっていてやはり遠かったです。ようやく捉えた姿です。いつものように釜口水門の下の天竜川です。

 

今年もたくさんの「ミコアイサ」が飛来していました。雄はパンダ模様で、雌は頭が茶色です。

 

 

新年の諏訪湖は穏やかに凪いでいました。富士山と水鳥たちに出会った諏訪湖畔でした。最後にもう一度「富士山」の写真です。

 

       今年が穏やかな年になりますように…

      今年もどうぞよろしくお願いいたします

 

 

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする