教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ヤマガシュウの実

2009年11月30日 | 自然
11月も終わり。
教室がお休みでしばらく上郷森の家に行っていませんが
近くの横浜自然観察の森はきれいに色づいていることでしょう。

ひと月前に行った富士山周辺は紅葉が始まっていました。



今頃は終わりに近づいているかもしれません。

その時、別荘地のしげみで
初めて目にした黒緑色に輝く実



調べてみたらサルトリイバラの仲間で
ヤマガシュウ、という植物のようです。



シオデ、というものにも似ていますが・・



緑のつるには鋭い棘があり
幅広い葉、5本入った葉脈など特徴的



カラマツの木に巻きついて、はるか上まで実がついていました。

仲間のサルトリイバラは森の家周辺でもよく見られます。
下の画像は二枚とも自然観察の森で撮影したもの。



サルトリイバラの葉をルリタテハの幼虫が好むそうなので
いつもチェックしているのですが、未だにその現場を
目撃したことはありません。これからの楽しみです。



秋に赤く色づいた実は、
クリスマスの時期が近づくと花屋さんに並びます。



こんなクリスマスリースに使われているのをよく見ます。
数年は実の色がもつので絵のモチーフにもぴったり!

ヤマガシュウと組み合わせたらさぞ美しいリースとなるでしょうね。
実を砕いて中の種を土にまいたら、芽がでてくるものなのでしょうか?

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