教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

クリスマス・キャロル

2009年12月24日 | その他
友人がクリスマスらしいお菓子をくれました。



ユーハイムのバウムクーヘンです。



外側にかかっているホワイトチョコ?の部分が
厚めで生地もしっとり。自然な味でおいし~い!



バウムクーヘンはドイツ語で「木のお菓子」を意味するそう。
確かに木の年輪のような模様です。

クリスマスだからといって何をするわけでもありませんが
コーヒーでも一緒に飲みながら本を読み直したくなりました。
たとえば
チャールズ・ディケンズの名作 『クリスマス・キャロル』



訳者はモンゴメリ作『赤毛のアン』シリーズも
手がけている村岡花子さん。
私の持っているこの『クリスマス・キャロル』でも、さすが
わかりやすくあたたかい言葉えらび!心に響く名訳です。
何度読んでも素晴らしい。

この冬映画が公開されていますね。




166年前に発表されたこの物語は
もう50回以上映像化されているそう。
見たい気もするけれど、本を読んだ時のイメージ世界が
壊れるのが心配で見たくないような。


私の好きなアメリカの作家、レイ・ブラッドベリの本のなかに
ディケンズがよく登場するので気になり
読んでみようと思ったのがきっかけで



だいぶ前にこの『二都物語』と『大いなる遺産』を読みました。

ディケンズが活躍したのはイギリスの産業革命の頃。
それにもかかわらず、その言葉は今なお生き生きとして
強く心に響き、古臭さを感じさせません。

貧富の差が激しい時代の流れの中で欲にとりつかれ
自分を見失い、愛情も恩も忘れてしまう主人公。
『大いなる遺産』のピップと義兄ジョーとのやりとりを
読むたびに泣けて仕方ありません。

激しく怒り、泣き、笑う魅力的な人物であったろう
チャールズ・ディケンズ。『オリバーツイスト』
『骨董屋』『デイビット・コッパーフィールド』など
読みたい作品がたくさん!これからの楽しみです。




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