Ａさんの新作

ＡさんはF6号の日本画を完成させました。



「無風（木香）」　　Ｆ６　　日本画

画題のとおり、風のない静かな情景です。
遠くにはナデシコ、手前には木香（もっこう）の花が咲いています。

木香は、その根に健胃、整腸、利尿の薬効があり、
漢方薬として珍重されるキク科の植物だそうです。
少しアザミに似ていますね。珍しい！
隅々まで描きこまれたこの主人公は凛として
緊張感がありますが、葉にはカメムシがとまり
空間にシジミチョウが舞っていることで
物語があたたかみのあるものになりました。

この作品もそうですが、北海道で作品のモチーフを
選ぶことが多いＡさん。どの作品にもすがすがしい
北の大地の空気が流れているようです。
過去の作品はこちらのＡさんのページをご覧ください。

Ｈさんの新作

Hさんは水彩で秋の実りを描きました。



優しい雰囲気が持ち味のＨさん。
カラフルな果物がこれだけ並んでもうるさすぎず、
やわらかく落ち着いた色合いでうまくまとめていますね。
また水彩らしいにじみやぼかしが作品を味わい深くしています。

Ｈさんは静物だけでなく風景、人物にも
積極的に取り組み枚数を重ねています。
ＨＰ「上郷の森 日本画教室」の“作品集”の中に
Ｈさんの歩みが記されています。
こちらもぜひご覧下さい。

12月初日

10日ぶりに訪れた上郷森の家周りの森は
やや渋めの秋色に染まっていました。

見上げている間にもバラバラ葉が落ちてきます。

久しぶりにお会いした皆さんは相変わらず元気いっぱい！
家で新作を考えたり外でスケッチしたり作品展を見たり・・
教室以外でも絵に触れ、感性を磨いていらっしゃいます。



明るい日差しに低い湿度、最高の制作日和です。
体育館からは子供たちの歓声が響いてきてにぎやか！

森に一歩入ると静寂に包まれます。



メタセコイヤは銅のように輝く赤茶色に色づいていました。

午後はダンス教室がなかったためか静か・・
教室ものんびりした雰囲気でした。



花火を描く予定のＫさん
さまざまな水干絵の具が混ざり合って
面白い夜空の下地ができました。

ＡさんがＦ６の日本画を、Ｈさんが水彩画を
完成させました。次回にご紹介いたしますのでお楽しみに！