教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Hさんの日本画完成

2011年04月12日 | 教室風景

Hさんは横浜にある教会を日本画に描きました。



「指路教会」  日本画  F6

覆いかぶさるようなビル群、遠くには電車が見える
横浜市関内の街並に古い教会が立っています。
そこだけ時が止まったような不思議な雰囲気・・・。

19世紀末に建てられ、関東大震災で倒壊したのち
再建されたという教会。その歴史に思いを馳せながら
教会にだけ粗い岩絵の具をのせることを繰り返しました。
入口のバラ窓には色を多用し、アーチの細部にまで
こだわって描きこんだ教会と、あえてぼかし、
色数をしぼった現代の街並みの対比が面白く
時の流れをしみじみと感じさせます。
Hさんの持ち色ともいえる紫系で全体をまとめ
幻想的な美しさがただよう素敵な作品となりました。

常にスケッチし、感受性を磨いているHさん。
その成果は作品に表れ力強さが増してきました。
Hさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」の中の
作品集”内のHさんのページにたくさん掲載されています。
こちらもぜひご覧下さい!


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春山

2011年04月12日 | 教室風景

横浜自然観察の森の朝。



満開のヤマザクラに芽吹き始めた木々の若葉を
やさしい春の朝日がふんわりと照らしていました。

葉っぱが柔らかくて美味しそうです。
桜はいろいろな種類があるものですね。

4月に入って2回目の教室は
快適な室温と湿度の中、ウグイスの歌を
堪能しながら制作できました。



描いているときは無心・・
近くで見たり離して見たり。
作品と自分との静かな対話が続きます。



日本画制作の方は
描いたスケッチや大下図でときどき細部を
確認しながら本画を描き進めていきます。
本画に入る前の下準備はとても大切ですね。

お昼休み。
気温が上がって、キタテハやビロードツリアブ、
ミツバチ、シジミチョウなどが飛び回る中



トンボ!
桜の咲くこんな早い時期には
初めて見た気がします。アオイトトンボでしょうか?



やったー!ヘビの赤ちゃん♪
アオダイショウでしょうか?
嬉しさのあまり手ぶれしてしまったのが残念・・
暖かくなるこれからの出会いに期待です。



春色の山はうっとりするほど美しくて
いつまでも見ていたいほどでした。


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