教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

秋の野花たち(その二)

2011年10月24日 | 自然

最近出会った秋の野花たちです。



池の近くの木陰にあった
華奢で清楚なこの花は
マツカゼソウ



すでに果実がついていますね。
ミカン科ということですが
そういわれれば葉の形状が
同じミカン科のハーブ、ルーに似ているような。
香りをかぐのを忘れてしまいました。

もう一種
毎年楽しみにしている小花



センブリです。
胃の薬として有名で、全草に苦味があり
千回振り出してもなお苦いということで“千振り”
の名があるそうです。



ふわふわしたところに朝露が♪
花の大きさは1.5cmほど。

とても似ている花を思い出しました!
昨年9月はじめに長野県の高原で撮影した



アケボノソウです。
センブリと同じくリンドウ科センブリ属。
センブリより花、草丈ともにひとまわり大きく
花びらの表情がとても印象的♪
ああ、高原にいきたいな~!
近場では箱根湿生花園で見られるそうです。

秋といえばこの花
何度も登場していますが



ホトトギス♪



花びらの紫の斑点模様が
鳥のホトトギスの胸毛に似ているので
この名がついたとか。
鳥のホトトギスは
横浜自然観察の森にも
夏鳥として飛来しているそうで
いつか会ってみたいものです。



一株で見れば地味なイヌタデも
群れればピンクのお花畑♪

秋の野花は控えめなものが多いけれど
どれも味わい深いものですね。


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