教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

夏の終わりの水辺

2015年08月30日 | 生き物

この一週間で風がすっかり涼しくなってしまって、少しさみしいです。
空模様を気にしつつ生き物を探しに近所の水辺へ出かけました。


静か・・それに蚊がいない。何か泳いで見えるのはオタマジャクシかな?


よく見ればか細いイトトンボがいました。
クロイトトンボの仲間のようです。


・・・セスジイトトンボなのかな~。
見分けに必要な真上から見た眼の部分を撮れなかったので
よくわかりません。トンボ愛好家の方のサイトを見て比較検討したものの
目と頭が痛くなって断念しました。


水深のある池にはイチゴスプーン大のオタマジャクシが!
迫力あるウシガエルのオタマジャクシたちがたくさんいました。

この人工池は、初夏にすべての水を抜くという管理がされていました。
水が涸れていた時期は長く、ヒキガエルのオタマジャクシたちは全滅し
クロスジギンヤンマが産卵していた水草も枯れ・・きっと他の生き物も
いなくなったのだろうと思っていました。


水の中にnikon AW100を入れて撮影してみると、ウシガエルの
オタマジャクシの向こうにこの真っ赤なザリガニがいました。
こんな外来生物駆除のためにもかいぼりが実施されているのでしょうが
ウシガエルにアメリカザリガニ恐るべし!
心配していたハグロトンボはこの夏も見られて安心しました。


いまごろ!カルガモの親子もいました♪


連れていたヒナは一羽だけ。
それでもちょろちょろ動きまわるヒナを見守ってお母さんは
食事する暇もないように見えました。

暑い盛りによく見られたザリガニ釣りする親子連れもおらず
今頃宿題をやっているのかな、などと考えながら水辺をあとにしました。


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