教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

クマバチ団地に4種のハチが☆

2017年10月10日 | 生き物

クマバチ団地を見に行くことは私のひそかな楽しみ。。
小さな公園の古い木製藤棚で5月になれば多くのクマバチたちが
飛び交い、穴から木屑がおちてくる楽しい場所なのです。

ひと月に1~3回、思いついた時に穴に向かってシャッターをきると
高確率でこちらをうかがうクマバチを撮ることができます。

先日も

クマバチのメスです。腹部が光っています。


眼の間に白っぽい三角形があるのがオス


体型はコロンとしてツヤピカ!金色の覆毛も愛らしいのです。

そのクマバチたちの安住の地に


この大柄のハチが出入りしているのに気がつきました。
以前は痩せたクマバチだと思っていたのですがやっぱり違う。


全体につやがなく背中の毛も少なく地味です。


この牙!

7月にはたくさん飛んでいました。
ハキリバチの仲間、オオハキリバチあたりでしょうか。
オオハキリバチはクマバチと同じく部屋に仕切りをつくり
花粉団子をつめて部屋ごとに卵を産むそうです。

7月、赤っぽい蜂も飛んでいました。

ぼけていてすみません。
2枚しか写真が撮れず何者か想像もつかず置いてあったのですが。。
前出のハチがオオハキリバチなら、オオハキリバチの巣に入り込んで
卵を産みつけるというハラアカヤドリハキリバチではないかと
推測しました。姿がとても似ています。
見かけたのは7月。来年こそははっきり現場をおさえたいです。

そして今年は3つの穴に

ムモンホソアシナガバチが群れていました。
昨年も同じ時期に見かけて衝撃をうけましたっけ。


やはり越冬準備なのでしょうか。

撮影中、首や指を蚊にさされムヒを塗り塗り帰ってきたというのに
蜂はもう冬支度。季節をどう感じているのか聞いてみたくなります。

クマバチがあけた穴はたくさんの生き物に利用されているようです。
次は何が出てくるか、楽しみになってきました。

コメント (6)
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