川沿いを歩いていたら
カルガモが懸命に伸び上がって何かしていました。
何を見ているのかな?
視線の先にはタデ科の植物が。
ぐーっと引きおろして花を食べているようでした。
花は大型のタデ、オオイヌタデのようです。
以前ミゾソバを食べているカルガモを見たことがありますが
このカルガモは近くのミゾソバに見向きもせずオオイヌタデに夢中。
同じタデ科でも違いがあるのですね。好みの違いかな。
工事の後、土面が露出していた原は
9月はじめには様々な草が繁茂し
中でもオオイヌタデが栄えていました。
同じ場所の10月13日の様子。
120cmほどに伸びていたオオイヌタデは花盛りを過ぎてうなだれ
全草秋色に染まっていました。
こちらはイヌタデ、別名のアカマンマ
伸びても草丈40cm程度の小さくてなじみ深い花です。
こちらは迫力あるオオケタデ
駐車場脇に栽培されていたものです。
背丈は高く葉が丸く大きく、花が色鮮やかで量感があります。
こちらはサクラタデ
イヌタデに似た仲間はまだまだあるようです。
今まで撮影したタデの花の中に他の種類が混じっているかも。
見過ごしがちな植物ですがじっくり見つめると面白いものですね。