Mさんはバスケの試合に出場したお孫さんを描かれました。
水彩画 F8
カモシカのような手足の少女が涼やかな表情で疾走しています。
Mさんの透明感あふれる描写が凛とした少女の雰囲気にぴったり。
冷静さと激しさが同居している作品は愛情に満ち満ちています。
近づいてみました。
骨格を意識しながらデッサンされ、特にまなざしと繊細な指先、
勢いの表現に長時間取り組みました。周りを映す床面の描写も
躍動感を強調し遠くにあるゴールが希望の象徴に感じられます。
幼く愛らしかったあの少女が!過去の登場作品と比較すると
その成長ぶりに感慨もひとしおです。Mさんの過去の作品は
HP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Mさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
川沿いをぶらつくと
どっしり。
アオサギの若者が一本脚で直立不動。
頭のふわふわした羽毛は抜けかかっているようです。
そのアオサギを見下ろす位置に
コサギも一本足。
風が冷たいものね。。
カルガモ一家は土手に上がって食事中。
一番手前のものだけ一歩もひかずこちらから目を離しませんでした。
勇気ある家長です。
初冬はまったく近づかせてくれなかったツグミも
食べ物探しに懸命で人間どころではないようです。
青い空に浮かぶ白い雲は強い風に飛ばされてゆきます。
白梅がだいぶ花開いており
紅梅はまだ蕾。コゲラが目の前に飛んできてくれました。
猫に会いたかったのですが珍しくだれも出てきませんでした。
強風で枯葉が舞い上がっているし、もっと良いところに避難して
いるのでしょう。
それでもあきらめきれず同じ場所をぐるぐると、気が付いたら
8の字を描いて長いこと歩きまわっていました。