早朝まで弱い雨が降っていましたが森を歩くころにはやんでいました。
目の前に出てきてくれるのは大声で歌いながら移動するガビチョウ
角を曲がるとコジュケイの家族が一斉に飛び立ちひっくりかえりそうに。
秋の森は小鳥たちでにぎやかです。
10月四回目の教室日は薄曇り。ニカワが固まってしまうので
暖房を入れましたがそれほど寒くは感じられませんでした。
それでも作品の乾きはかなり遅く待ち時間が長くなってしまいます。
デッサンをして資料集めをしたり構想を練るのにぴったりですね。
台風後にはじめての教室だったのでお聞きすると、長時間停電した
方、瓦屋根が落ちた方がいらっしゃいました。
今後大型台風の時は前もってお休みにしなければ。。このお教室が
始まって19年、そんなことは一度もありませんでした。
年々天候の変化が激しくなっているような気がします。
風もなく空気はひんやりとして歩きだすと暑くなり。
蚊にも刺されずに気持ちよく歩ける季節となりました。
朝のうちは葉裏でじっとしていたウラギンシジミ
気温のやや上がったお昼には飛び回っていました。
ホウジャクの仲間たちに人気なのはアザミの花
イヌセンブリの開花も進んできました。
ホトトギスがこんなに!
株によって紫色の色味や斑紋が違うのが面白い。
この日出会ってうれしかったのがこちら↓
コシオガマです!
一年草。ハマウツボ科コシオガマ属の条件的半寄生植物
(光合成能をもち独立して生活できるが宿主植物が近くにいる場合寄生を開始する)
一昨年の同じ時期に同じ場所で出会って感激したのですが
その後この場所が根際まで草刈りされて丸坊主に!
貴重な植物が絶えたとがっかりしていたのですが根は生きていたのですね。
前回見た時よりも株の数は少なく丈低く花色が薄いけれど
コシオガマの周りには様々な植物が生えいい具合です。
蕾もいっぱいあるしこれからの変化を楽しみに観察したいと思います。