森ではヤマボウシが花盛りでした。
まだ若い花には生き物が見あたらず
白い花びらのように見える苞が傷んでいる盛りを過ぎた花に
小さな生き物たちが集まっていました。
久しぶりのルリハナカミキリ♪
トゲヒゲトラカミキリのカップルに
ヒゲナガガの仲間
ヤマボウシは虫媒花なのですね。
遠くから見ても大きい!と感激した蛾は
遠くからようやく一枚。木肌のような翅模様がとても美しい。
ヒロオビオオエダシャクでしょうか。
とにかく敏感でこちらが動けば飛んで逃げる。
だるまさんがころんだ状態でそーっと近づき
ようやく顔まわりをパチリ。
この長い触覚でこちらの気配を感じ取っているのか眼がいいのか
蛾自身に聞いてみたいものです。
散りかけのユキノシタに小さなアブが♪
葉もきれいだな~と見ていたら赤い棒が。
これはあのキノコに違いない!
ぐぐ~っと引っ張ってみると
カメムシタケでした。
菌が虫の中に入り込んで成長し、体をつきやぶったもの。
前胸から出た子実体は硬い枝状で頑丈でした。
いろいろなキノコが出ていましたが
プルプル半透明のシロキクラゲが目立っていました。
アサギマダラが一頭飛んでいたものの撮影ならず。
この夏こそどこかの高原へ会いに行けますように。