教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

森奥に息づく

2020年06月19日 | その他

森ではヤマボウシが花盛りでした。


まだ若い花には生き物が見あたらず


白い花びらのように見える苞が傷んでいる盛りを過ぎた花に
小さな生き物たちが集まっていました。
久しぶりのルリハナカミキリ♪


トゲヒゲトラカミキリのカップルに


ヒゲナガガの仲間
ヤマボウシは虫媒花なのですね。

遠くから見ても大きい!と感激した蛾は


遠くからようやく一枚。木肌のような翅模様がとても美しい。
ヒロオビオオエダシャクでしょうか。

とにかく敏感でこちらが動けば飛んで逃げる。
だるまさんがころんだ状態でそーっと近づき


ようやく顔まわりをパチリ。
この長い触覚でこちらの気配を感じ取っているのか眼がいいのか
蛾自身に聞いてみたいものです。


散りかけのユキノシタに小さなアブが♪


葉もきれいだな~と見ていたら赤い棒が。
これはあのキノコに違いない!

ぐぐ~っと引っ張ってみると


カメムシタケでした。
菌が虫の中に入り込んで成長し、体をつきやぶったもの。
前胸から出た子実体は硬い枝状で頑丈でした。

いろいろなキノコが出ていましたが


プルプル半透明のシロキクラゲが目立っていました。

アサギマダラが一頭飛んでいたものの撮影ならず。
この夏こそどこかの高原へ会いに行けますように。




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