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教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Yさんの新作水彩画

2014年12月21日 | 教室風景

Yさんは追浜にある浄土宗のお寺を描かれました。


「横須賀追浜良心寺」  水彩画  F4

追浜の古刹、良心寺の本堂です。丸屋根と曲線のひさしが印象的で
モダンに感じられます。華美な装飾はいっさい省かれた清らかさ漂う
建築の周囲にはいきいきとした緑があり全体に大きな動きをもたらして
います。色と線のリズムが心地よく見るほどに楽しい味わいがあります。

近づいてみました。

表情豊かな線は独特の色合いで極細~極太まで、建造物は硬く冷たく、
自然物は実に伸びやかに描かれていて見あきません。複雑に入り組む
構成は感覚的に読み取られ、Yさんの熱意と集中力によって素早く
表現されていきます。型にはまらない面白さに目を見張る作品です。

描くものがたくさん控えているYさん。次の作品も楽しみですね。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Yさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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今年最後の教室

2014年12月20日 | 教室風景

12月最後の教室日も快晴で清々しい一日でした。
集中して描いている間は寒さも忘れます。

午前中にはIさんが日本画作品を、午後にはAさんが日本画作品、
Yさんが水彩画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

描いたり飲んだり時々おしゃべりしているうちに2014年も終わり。
「今年もありがとうございました」「良いお年を~」「元気でね~」
仲間どうし、笑顔で年末のご挨拶をしました。
今日から冬休みとなり、年が明けて一回目の教室は1月8日です。

2014年を振り返れば皆様のご協力によって栄区民文化センターリリス
『グループ彩雲作品展』(14回目)を開催し、上郷森の家本館ロビーに
おける『絵画教室なかま展』にも参加させていただきました。
例年通り、の行事が今年も無事できたことがありがたく
2014年もおかげさまでよい年となりました。


早朝の楽しみの森歩きも今年最後。

水溜りはさまざまな氷が張っていました。ちょっと割ってみたい・・けれど
子供たちの楽しみためにとっておかなかれば!とふみとどまりました。

霜のついた植物は虹色の輝き

こんなところにツルウメモドキ?

見上げるとまだたくさんの実が残っており

実の落とし主がメジロちゃんだとわかりました。
近くで優しくさえずるウソたちも来ないかな~。

次にこの森を散策できるのは3週間後。それまで実は残っているでしょうか。


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柿の木に集まる

2014年12月19日 | 生き物

今ほど寒さが厳しくなかった頃に神奈川西部で見た柿の木。

鈴なりなのにまったく鳥たちに食べられていないのは
渋みが残っていたからかもしれません。

小粒な柿のてっぺんにいたのはジョウビタキのメス。
この柿も渋柿のようでした。

近所でも柿が毎年たわわに実るお宅があり
「収穫しないのかな?」といらぬ心配を先日までしていたのですが

とうとう実はもがれ小鳥たちの分だけ残してありました。
のびやかに食事をしているのはヒヨドリ。

おしゃべりなのはメジロたち

この朝一番数が多かったのがスズメたち。

この後頭部が可愛い!

近くにはスズメたちが一列に並んで順番待ちをしているように見えました。

この様子を見ると“電線に 雀が三羽 とまってた”という歌詞が自然と
頭に浮かびます・・。面白かったとか細かいことは覚えていませんが
あの映像が衝撃だったことは間違いありません。
スズメたちの仕草を眺めながらのんびりした子供時代を思い返しました。


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北風に向かって

2014年12月18日 | 散歩

冷たい雨がやんだと思ったら冷たい強風!
北海道近辺で発達した低気圧によって大雪や高潮の被害を
受けた方々を思えば、こんな風ぐらいで寒いなんていえません・・。

驚くべきスピードで減るプリンターのインクを買いに外出したついで、
通りかかりの公園を歩いてみると、北風ビョォー!

樹上に残ったコナラの葉っぱも引きちぎれそうです。

ガサガサッ!

大きな音がした方を見るとまん丸顔のシバさんが柵からこちらを
見下ろしていました。私は話しかけたのですが賢いシバさんは無言のまま。
眩しい日差しをちゃんと柵でさえぎって不審者を観察していました。

彩りを味わっている間は時間も寒さも買い物も忘れています。

風で震えてなかなか撮らせてもらえなかった紅薔薇

池にはオイカワの群れ

いつもは速すぎてまったくついていけないのですが
この日はゆるやかな動きでその美しさにしばらく見とれました。

やっぱり寒かった・・・。肩となぜだか胃も痛くなって、これから先の
さらに冷え込むであろう日々が思いやられます。


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働く猫

2014年12月17日 | 生き物

庭ににゃんきちが来るようになって約4年がたちました。
最初は目が合うたびに逃げ回っていたけれど、今では
なんと庭仕事を手伝ってくれるようになりました。

草むしりですか。

今日もお手伝いしましょうか?

やはりここがベストポイントですね。

お母さん、ちょっとかまってくださいな。

母が外回りを掃けばどこまでもついてまわり時折ホウキでぱしっとはたかれ、
洗濯物を干していれば足にからまって踏まれ・・・それでも母のことが
大好き!顔つきも鳴き方も違うのです。

日当たりの良い場所で長時間過ごし

たまには姉にも可愛がってもらいます。

にゃんきちとすれ違いが多い私は家族の中で一番下に見られており
なで方が悪いのか足りないのかしつこいのか甘咬みされることが。
とにもかくにもにゃんきちは家族を笑顔にしてくれます。

玄関のセンリョウが鈴なりとなりました。
毎冬小鳥たちについばまれて早々に彩りが寂しくなるのですが
にゃんきちが番犬ならぬ番猫業務を引き受けてくれないかな?

 


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12月四回目の教室

2014年12月16日 | 教室風景

早くも12月4回目の教室となった日は冷え込みの厳しい一日でした。
でも雲ひとつない快晴なので窓から差し込む光は最高です。

室温は上げてあり、ニカワは普段よりやや薄めにつくってあるのですが
すぐ皿の上のニカワ水がゼラチン状になってしまいます。
真冬の制作は他の季節よりも気を遣い、進度はおそめとなります。

外を走り回る子供たちはおらず、あたりの木を手入れする音と小鳥たちの
さえずりが聴こえるばかり。のんびりじっくり制作することができました。

朝は寒かった~!

枯れ色だったカゼクサが霜化粧。池には氷がはっていました。

あっ!前回見つけたはやにえの作者でしょうか?モズ女子です。

ミズキの谷の紅葉は木によって色づきが違います。今青黄色のモミジが
赤くなった頃には周囲の葉が落ちているかもしれませんね。

ガサッガサッガサッ・・。大胆に枯葉をひっくり返しているのは誰かな?

藪からとびだしてきたのはシロハラでした。むくむくしたお尻まで白い!
遠くから飛来したのですね~。

やった、アカハラもいた!と何度も間違えてしまったガビチョウ。
似ているのは腹の色だけで形は違うし数羽一緒に動いています。
上郷森の家周辺では一年を通して目にすることが多い鳥です。

タイワンリスも地面でガサガサ。落ちた実や越冬している虫を探しているので
しょうか。いよいよ厳しい季節到来ですね。


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まだまだ紅葉

2014年12月15日 | 散歩

選挙へ行く途中、目の前の枝に大好きなジョウビタキのメスがとまりました!
ああ~残念、手ぶらです。

悔しいので帰宅後カメラを持って公園へいきました。

ヒヨドリはいっぱいいるのですが・・・

褪せ始めた紅葉も日にすかせば色鮮やか

ルリビタキが舞い降りてこないかしら?

ヤマガラちゃんもいい♪・・・といってもそうは問屋が卸さない

やや実の減ったイイギリにはやはりヒヨドリさんなのでした。

あっツマグロオオヨコバイ。よ~く見ると華やかな虫です。

マテバシイの木の下でムラサキツバメを探したけれど見つからず。
はたから見れば中空をにらんでいるようで気持ち悪いでしょう。
すっかり寒くなって虫がおらずボーっと立っている時間が増えました。


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初冬の小鳥たち

2014年12月14日 | 自然

雲間から青空が見えた朝。

風はあまりなく静か・・・ときおりさえずる小鳥たちの歌声に癒されます。

小鳥の気配に、幹の影で待ち構えているとのんびりさんがあらわれました。
優しい表情!アオジ女子ですね。

このふくふくした胸♪メジロの可愛らしさは格別です。

クルン!器用にノイバラの実をつまんでいました。

おっとっと・・・

ノイバラの実はもっとあとでも残っているので、小鳥にとっては
魅力のない果実なのだとずっと思っていましたが違うようですね。

マユミの木はまだ葉が落ちていません。前にナナフシを見かけたことが
あるので何か虫がいるかも・・・となめるように観察していくと、いました!
バッタ、ツユムシかな?

久しぶりだな~♪と近づくと

うわ~・・・モズのはやにえでした。

どこかでモズが見ているのかな?そう思うと楽しくなります。


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12月三回目の教室

2014年12月13日 | 教室風景

12月三回目の教室は時おり日がさす明るい曇りの一日でした。

初冬らしくお皿の上のニカワがすぐ固まります。
大きな刷毛仕事に細かい面相筆の仕事。この日も皆さんそれぞれの
制作段階で世界に入り込み、熱心に課題に取り組まれました。

午後はやや賑やか。メンバーが持参してくださったお茶やお菓子などが
飛び交い、談笑しつつ制作に熱中しているとまたたくまに時がすぎます。

森ではタイワンリスたちが食べ物探しにおおわらわ。
樹皮をめくって間に顔を突っ込んでいました。

こんなに澄んだ青空が見えるのですが太陽がなかなか顔を出してくれません。

この時期ならではの楽しみ♪素晴らしい色合いです。

ミズキの谷のモミジはまだ黄色どまり。近くのメタセコイアは
だいぶ葉をおとしていました。

濡れた落ち葉の中にぽつんと可憐なスミレが咲いていました。
ひっそり佇むその姿をしゃがんで見ていたら、アオジたちがちょこちょこ
顔を出し・・。静かな冬もいいものだな~と少し思いました。


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秋の種に春を想う

2014年12月12日 | 自然

晩秋に撮影した野草の実り。
どんな花が咲いていたっけ?春にさかのぼって並べてみました。

今も見られるこの面白い形の種

4月末に咲くハナバチを集める花。シロバナハンショウヅルのもの。

この種もまだ森で見られます。

初夏に咲くセンニンソウのもの。

この実ってなんだろう?もっと熟すと黒くなります。
葉っぱから調べてみると

初夏にアゲハ類を引き寄せるこのスイカズラのものでした。
うっとりするような甘酸っぱい香りが思い出されます。

この種は庭にも増えてしまってもうたいへん!
でもこれからの時期、小鳥たちがついばみにやってくるのですよね。

やはり初夏に咲くヘクソカズラのもの。ヤイトバナという呼び名のほうが
素敵ですね。

久しぶりに4月~6月の撮影データを見直しましたが、一年の中で
その時期が一番好き!としみじみ思いました。あと4~5ヶ月か・・・。
冬はこれからが本番だというのにもう次の春を待ち望んでいます。


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