Oさんは和歌山旅行で訪れた熊野本宮大社を描かれました。
「熊野大社」 日本画 F6
梅の香りただよう早春。季節特有の澄んだ光が堂々たる社殿と詣でる人々を
明るく照らしています。重厚であたたかみのある桧皮葺の屋根をもつ社殿と
背後にそびえる丈高い木々は生命感にあふれ、人々を包み込む大きな力を
感じさせます。その清らかさと明快さが見る者の心まで晴れ晴れとさせます。
近づいてみました。
長い時間をかけて重ねてきた岩絵の具の表情が深い味わいと重厚感を
もたらしています。厚みのあるどっしりとした空、見応えのある木々や
建造物に対しOさん独特の軽やかで表情豊かな人物群が好対照となり
いにしえに思いをはせつつ現代の物語も見られる楽しい作品です。
膨大な作品をうみだしながら進化し続けるOさん。次の作品も楽しみです。
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のOさんのページにされています。ぜひこちらもご覧下さい。
前日の冷たいみぞれ雨がうそのよう。
2月最初の教室日はおだやかな晴天の一日でした。
教室は春めいた光があふれてとても明るく、快適に制作できました。
午後にOさんが日本画作品を、Yさんが水彩画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆
この朝は車のドアが凍りついていました!
道もつるつるすべるところが多く、ゆっくり慎重に進みました。
森の家まわりのこみちには凍った残雪が朝日にきらめいていました。
強い日差しに冬が吸い取られていくようです。
池に急いでいくと
す、滑りそう・・。木道も水面も凍っていましたがしゃがみこんで見ると
ヤマアカガエルの卵塊が!よかった~♪
例年に比べてまだ数は少ないようだけれど、暖かい雨が降ったら再び
カエルたちが現れるかもしれません。カエル合戦に遭遇できるといいな。
待ち焦がれていた早春の風物詩♪今年も見られて安心しました。
成長を見守るこれからが楽しみです。
昨日は冷たい雨が降り続きましたね。もし雪が積もったら
今日の教室はお休みにしなければ・・と思っていたのですが
昨晩のうちに雲の切れ間から星が見えたので安心しました。
青空が広がっていた前の日
冬空が保護色のような水色の羽をもつ鳥の群れを見ました。
皆でかわるがわる金柑の木に降りていきます。
名前どおり長い羽。先端は白いのですね。
地面に降りて土を掘り返しつつピョンピョン飛ぶ姿を見ると
カラスの仲間だというのもうなずけます。
胸は白で頭部は濃紺。コントラストが強くてむずかしい~。
飛び立つ瞬間をとらえようと狙っていたのですが賢いオナガは
ちゃんとこちらがわかっていて枝の陰にうまく隠れます。
珍しくサザンカが咲いていました。アブも頑張っています。
もう春が始まっているのだと思うと気持ちは軽くなりますが
はやく分厚いコートを脱ぎたいものです。
先日母につきあって藤沢に出ました。3時にお茶がしたいというので
おととし一度行ってみて感心したお店へ。
以前クリンさんに教えていただいた「珈琲屋OB」というお店。
飲み物類はお値段の割りに量多めで喉が渇いている時最高です。
長いこと藤沢市民だったにもかかわらずその存在は知りませんでした。
木を多用している山小屋風。時節柄かひとりで勉強している学生がいたり
なんとも昔懐かしい落ち着く雰囲気。母はそこいらを手で触りながら
「こんなところ初めて。ここ気に入ったわ~」と嬉しそう。
ちょっと変わった大きな器の「あんみつ」にさらに目を輝かせました。
下に寒天が隠れていて上から黒蜜をかけましたが果物多め。
少しずついろんなものを食べたい女子に人気と思われます。
「あ~満足♪」
微笑む母を見て、似た表情を思い出しました。
毎朝繰り返される光景。
お母さ~ん、洗濯物なんて干してないでかまってーかまってよ!
干したり掃いたり縁側で動きまわる母に大鳴きしながらからみつくにゃんきち。
足の間に入るのは転びそうになるからやめて!
はいそうですね・・それよりなでてよ~!
ああこれです!心も体もぽかぽかです。
この顔・・・あんみつを食べてすっかり落ち着いた母の顔に似ているような。
ずっと笑顔で元気でいてください。ほのぼのしている母とにゃんきちを見るたび
心の中でそうつぶやくのです。
今日は立春!待ちかねた春がやってきました♪
暦の上だけだといっても嬉しい。厳しい寒さもあと少しですね。
チョウたちはどこに寝ているのかな?
住宅街のこの公園はしょっちゅう草刈されているところ。でもツマキチョウや
ムラサキシジミやルリタテハやキアゲハなどが見られるのです。
木の影にまぎれていたら、知らずにツグミがやってきました。
キジバトは日向ぼっこ
柵の向こう、枯れ草の下の食べ物を探していたシジュウカラたち
その中に一羽枯葉色の小鳥が混じっていました。
よく見ればジョウビタキのメスでしたがまったくピントが合わず残念。
広い芝生に黄色い羽が印象的な小鳥の群れ
それはカワラヒワでした。オスの色は濃厚な黄茶緑♪
咲き始めた紅梅の枝先にヒヨドリがとまっていました。春ですね~!
あれ?くしゃみ連発、目がかゆい。口をあけて見上げていたせいか
口の中もかゆい・・・。立春もすぎて花粉の季節が到来したようです。
大切な用事を思い出しあわてて駅前まで行き箇条書きにした買い物も
すべて済ませた帰り道。あまりにも天気がいいので遠回りしました。
荷物が多くてもカメラは携帯!どんな出会いがあるかわかりません。
「春の小川はさらさらいくよ~」と思わず口ずさんでしまうきらめきぶりです。
どれどれ・・・手前にコサギ、奥にダイサギ、その周りにカルガモ4羽。
ダイサギは敏感でちょっとでも近づこうとするとすぐ飛び去ってしまうので
遠くから。前に見かけたときよりクチバシが赤いような気がします。
食べ物を探していたコサギはふわふわした羽毛をしていましたが
樹上にいたこちらは乱れ毛なし。純白で清清しい~♪
上空ではカワウがいったり来たり。
カワセミも場所を変えながら何度も水に飛び込んでいました。
川沿いの道はあまり日があたらずしんしんと冷えるので
冬は避けがちなのですが通ってよかった♪
食べ物探しに奮闘する鳥たちがいきいきとしていました。
北風が冷たくっても晴れるのはよいものです。
小さなバラ園のある小さな公園にいくと
ピロピロピロ・・・
可愛いさえずりとともにエナガちゃんたちが群れで移動してきました。
はじめは椿の茂みにいたけれど見やすい位置に出てきてくれました!
チャ~ンス!興奮しつつとりあえず連写!
フィルム時代に比べれば画質はともかく、気軽にシャッターがきれます。
ふわふわころっのエナガちゃんの愛らしさが伝わりますでしょうか?
ひとときもじっとしていないので忙しい!つい見とれてしまうので
撮ったようであまり枚数はありませんでした。
一緒にこのシジュウカラとメジロたちも行動していました。
食物が少ないであろう今は小鳥たちも必死で、初冬に比べれば
だいぶ近づけるように。観察させてもらうのにはぴったりこの時期、
真冬の2ヶ月間だけはもうちょっと望遠がほしいな・・と思うのです。
前日の降雪がうそのような晴天となった日。
午後になってようやく重い腰をあげ、近所を散策しました。
雪の名残りは日陰に少しだけ。
強い風が竹を大きくしならせていました。
その根元から猫のうなり声!
よく見れば、右側は前に柵で爪とぎしていた垂れ目キジトラ。
オスだったんですね~。猛アタックしていましたが長毛さんはそしらぬ素振り。
竹やぶまわりにはたくさんのオナガがいて、いれかわりたちかわり
キンカンの木へ収穫にいっていました。なんて可愛いお尻♪
久しぶりにシメのメスに会えました!
午後3時の光が以前よりも力を増しているように感じます。
花盛りは過ぎてもまだよい香りのするロウバイ。昔懐かしい紙石鹸みたい・・。
北風が強く寒くてもこの日の公園はなかなかの賑わいで
もうすぐ春!の明るい雰囲気が漂っていました。