病院に付き添った後、母が外食をしたいというので
外で食べるの賛成！と散歩に誘いました。
ぬか漬けと飲み物は持参、コンビニであれこれ買い足しピクニック。
青空の映る水田。。心和む大好きな光景です。
生き物好き同士、水があれば必ずのぞく。
期待にたがわずオタマジャクシが元気に泳いでいました。
コカマキリの幼体だ～♪母も杖を片手に撮影三昧です。
アリが運ぶ蛾を見たりクヌギの樹液にいるスズメバチを見たり。
その間にもおしゃべりがとまることはありません。
森には可憐なナツツバキ
今は珍しいトクサ
素敵なアジサイ
マリーゴールドにモンキチョウ
母がいちばん喜んだのがヤマモモの実り
初めて見た！ということですが。。
私も久しぶりに見ました。
暑かったので心配しましたが楽しんでくれてよかった。
足腰がいたみ本当に歩くのが遅くなった母。
首から上だけはますます元気いっぱいなのが心からありがたいです。
散歩でこんなに汗をかいたのは久しぶり。
あまりの暑さに自然と爽やかな色を探しながら歩いていました。
紫陽花の根元から出てきた白茶さん。身体が痒いようです。
むくむくしてさぞ暑かろう。。
いろいろな青があるものですね。
すずやか～♪
爽やか色の虫がいる！
青緑色に光るアオカミキリモドキでした。
体液にかぶれることがある、うっかり触れてはいけない虫ですね。
今年初撮りのアオスジアゲハ
仕草も色も清々しい～♪
青つながりでシオカラトンボのオス
シオカラトンボのメスも空色めがねをかけていますね。
人のいない所ではマスクを外して深呼吸。
高原にいる想像をしたけれどふきだす汗に邪魔されました。
今にも雨粒が落ちてきそうな午後、
久しぶりにカイツブリのいる水辺へ行きました。
冬季はたくさんの水鳥がいましたが今は静か。
カイツブリやバンははたして子育てをしているのか？
確かめることはできず次回に期待です。
他に楽しみにしていたのは梅雨時ならではの植物と生き物たち。
ハンゲショウがだいぶ伸びていました。
草むらに目立っていた生き物はこのヒメギス
珍しく近づかせてくれました。
隠れ帯の真ん中にナガコガネグモの幼体
見事な保護色です。
森にはムラサキシキブの花が咲いていました。
ムラサキシキブでチェックする虫といえばイチモンジカメノコハムシ
4月初めに見たイチモンジカメノコハムシの成虫
幼虫時代の変化が面白いのですが今年はすべて見逃しました。
先日見たのはイチモンジカメノコハムシの
サナギ。衝撃的な姿です。
自分の脱皮殻や排泄物をつなぎ合わせ盾のようにして身を守っているそう。
美しい成虫になる瞬間を見てみたいものです。
この森には違うカメノコハムシが見られるのを思い出しました。
いたいた！体長6mmほど。
イノコヅチカメノコハムシ♪
イノコヅチの葉はたくさんあるのにいつも見過ごしてしまいます。
水辺では子供たちが遊んでいて以前の賑わいが戻りつつあるようです。
昨日から庭にうずくまっている小さな黒い鳥がいる。
鳩よりは小さくて眼は黒、羽が本当に綺麗で、あっ動いた！
そんな母の実況中継を電話で2度聞き
どんな鳥なのかどうしても確かめたくなって行ってみると
あ～いるいる♪
キジバト？確かに見慣れた鳩よりは小さい。
近づいたら軽く羽ばたき植木鉢に乗りました。これはどう見てもキジバト。。
昨日から植木鉢にすっぽりはまって動かないと聞いていたので
怪我しているのか心配でしたが大丈夫そうです。
巣立ったばかりの幼鳥のようでヒナ時代の羽がフワフワなびいています。
くちばしは華奢。
ここは近所の猫の通り道だし大きなヤマカガシも出たばかりだし
心配はつきないけれど見守るしかありません。
幼鳥の正体を確かめて満足した後、母がカルガモのヒナを見た！
という川沿いを歩いてみると
会えました～カルガモのお母さんと7羽のヒナ♪
だいぶ大きいけれどやっぱり可愛い
元気に動き回るヒナたちにお母さんは気を抜けません。
すこし上流にいたこのアオサギも若鳥のようです。
今日のような雨の中、ヒナたちはどう過ごしているのだろう？
考えていたところに母から電話があり、すぐ上の電線で
大人のキジバトが鳴いている、ほら聞こえる？と実況中継が。
巣立ち後のわが子を見守る親鳥に違いない。。少し安心しました。
梅雨入り直前、母と歩いた里山で5種のアゲハ蝶に出会いました。
セリ類の生えた水辺にいたのはキアゲハのカップル
足場が悪いので近寄れなかったのですが
その美しさは遠くからでもわかりました。
咲き残るツツジの生垣では黒いアゲハ蝶たちが乱舞♪
カラスアゲハを見たのは久しぶりです。
はばたくごとに様々な色がきらめいて見飽きません。
ジャコウアゲハのメス
ジャコウアゲハの舞い方はおっとりとしているけれど
モンキアゲハはとにかく速い！
カラスアゲハと激しく追いかけあって
あまり吸蜜しているようには見えませんでした。
追うのに疲れ移動したハーブ園では
アゲハが一頭でのんびり
モンシロチョウに
クマバチも
ただ前だけを見て力の限り飛び続ける虫たちに元気をもらいました。
色とりどりのサツキが咲きそろいました。
表情豊か♪
様々な虫に攻撃されながらも今年の花は多めです。
気温が高い今、母は朝6時前後に散歩をしているそうで
先日家を出る時はいなかったのに40分後、帰ってきたら
サツキに大きなアゲハが！感激して撮影したそう。
（母カメラからその画像を借りました）
アゲハがとまっていたという場所を見てみると
抜け殻がありました！
母は羽化直後のアゲハを目撃したのですね。
庭にあるアゲハの幼虫の食草はキンカンしかありません。
ツツジまでの距離は2mほととはいえ高さがあり障害物も多い。
なぜここを蛹化場所に選んだのか不思議です。
今年は花数少なめ、ガクアジサイの墨田の花火
目の前にあった棚を分解。
風通しがよくなり晴れ晴れとした顔の白百合
ネジバナも咲きはじめました。よかった～♪
あやうくこの鉢を捨ててしまうところでした。
苗を植えてひと月。ナスもだいぶ大きくなりました。
ほぼ咲き終わった薔薇を見まわると
ゴマダラカミキリ！！
虫は好きだけれど観察専門、触れることはめったにないのに
この時は反射で手づかみしました。でもどうしよう？
キ～キ～というゴマダラカミキリの鳴き声を聞いたのは久方ぶり。
懐かしい虫だけれど家に居られては困る！
折しもコゲラが庭木をつついていたそうで
我が家がテッポウムシの生息地なのは間違いないよう。
結局逃がしてしまったゴマダラカミキリはこの庭生まれなのかもしれません。
もうすぐ梅雨入りと聞いて急ぎ森に出かけました。
あちこちにホタルブクロ
そういえばそろそろホタルが出現する時期ですね。
わずかに咲き残ったウツギにスジグロシロチョウ
日あたりのよいところでは
ピッカピカのイチモンジチョウ
イチモンジチョウの幼虫の食草はこのスイカズラ。よい香りです。
ダイミョウセセリも今年初撮り
迫力あるオオイシアブにも出会いました。
やや暗いところにくると
産卵しに来たジャコウアゲハのメス
ウマノスズクサの間をさまようように飛んでいました。
気づくのが一瞬遅かった！美しいジムグリは土に潜るところ
小さなハチの巣がありました。一枚撮ったところで
母バチが帰ってきました。
キボシアシナガバチのようです。
巣を接写したくてもしょっちゅう行ったり来たりするので近づけず。
お母さんは頑張っていました。
心配していた蚊の猛攻を受けずマダニやヒルにもつかれず。
森はかなり乾燥していて雨を待っているように感じられました。
上陸したてのヤマアカガエルを探した池では
オオシオカラトンボたちがぶんぶん飛びかっていました。
ようやくとまった姿を撮ったら後ろに可愛い頭が！
たぶん正体はこちら、クロコノマチョウの幼虫♪
羽化したらこの姿。この個体は翅が傷ついて本物の枯葉のようでした。
仁丹のようなニワトコの真っ赤な実がちらほら
これは3月初旬に見たニワトコの花
オニシバリの実も今が盛り
オニシバリの花は2月下旬に見られました。
ウツギ、ミズキ、イボタノキ、ニセアカシア、ヤブデマリ。
この森で楽しみにしていた虫の集まる白い木の花を今年は見逃したけれど
現在はヤマボウシが見ごろ
ネズミモチかな？むせるような香り
クリの花も昆虫大集合で面白い！
抜け落ちた3・4・5月を埋め合わせるように目をぎらつかせて歩いたけれど
気ばかり焦って前のめり。脚がついてきませんでした。
森の家で気になっていた荷物をようやく取り出し
待ち合わせたS先生とアトリエの掃除をしました。
館長のお話も伺うことができましたが今月の再開は無理そう。。
教室を再開する際には検温、マスク、アルコール消毒、着席の仕方。
何が必要か対策をあれこれ話し合うことができました。
掃除する前に隣接する森を歩きまわりました。
カワトンボ☆会いたかった～！
初夏の色がつまっています☆
今年はじめてのハンミョウも♪
濃厚な緑の香りにこの森の豊かさを再認識。
熊もヒルもいない森は近くにあった。。
今年も会えて嬉しい！ウラゴマダラシジミ
ウラゴマダラシジミの表面の青を見ることができたのは初めて！
白い部分が広いのでメスかな。
このルリシジミに似ているけれど
ウラゴマダラシジミの方がひとまわり大きくて目立ちます。
青味のやや薄いラミーカミキリ
オレンジ色の綺麗な蛾を追いかけまわして
やっととまってくれました。キマダラオオナミシャクという名前。
記録を見たら最後にこの森を散策したのはまだ寒かった2月21日。
見れなかった今年の春の様子を想像しながらじっくり歩きました。
ムクドリの鋭い叫び声を聞いてあわてて外を見ると
鳴きながら地面に飛び降りました。
またヤマカガシが出たにちがいない！
カメラをつかみ急いで見に行くと、ムクドリはフェンスを横移動し
やがて警戒をといて飛び去りました。
母姉とともにいるはずの蛇をしばらく探しましたが見つからず。。
落ち着いて薔薇を見るとアマガエルが休んでいました♪
薔薇の枝先までヘビはやってこないでしょう。賢いですね。
コロナ禍で長い休みの間、久しぶりに庭の植物と向き合って
多くの発見をしました。
剪定したハナズオウの枝にはたくさんの孔があいていて
新しい木屑も。代々カミキリムシが命をつないでいたようです。
針金を孔に差し込むと15㎝ほど奥まで空洞はあり
取り出した針金はびしょびしょに濡れていました。
カミキリムシの幼虫がまだいたのかもしれません。。
ならせっぱなしだったキンカンを収穫した時
新葉にアゲハの幼虫を発見。こんな訪問者は大歓迎です。
ようやく咲きだしたサツキ
いつも咲き終わったらフェンス際まで刈り込んでしまうのですが
今年はじっくり観察してみました。
すると
ルリチュウレンジがやってきて産卵しそうなそぶりをみせました。
チュウレンジハバチは薔薇の害虫だとばかり思いこんでいたので
見届けなかったのですが、後で調べるとルリチュウレンジはツツジが食草でした。
後で産卵痕を姉とじっくり探したけれど見つけられず。
枝先にけっこうな数ついていたこの塊、じっと見ていると歩くのです。
カエルのフンなら可愛いのに。。ツツジコブハムシの幼虫のようです。
繊細な美しさをもつツツジグンバイ。
ツボミシンクイムシは撮り忘れました。
小さくても植物に深刻なダメージを与える虫たちや病気。
細やかにお世話していれば庭で見ることもなかったでしょう。
剪定をし続けたこの5月。
長年庭を綺麗に保っていた父の凄さを思い心の中で何度も謝りました。
楽しそうに世話していた後ろ姿を思い出し、庭仕事が忙しい時期には
出かけたがらなかった父の気持ちが今ならわかる気がします。
カマキリくんがんばって！
ハエトリさん、これからもよろしくお願いします！
