今、北海道立函館美術館開館20周年記念イベント第2弾として「魅惑のシルクロード展」(7/5まで)が、さらに、それと連動した形で、函館駅のイカスホールで「写真展 素顔のウズベキスタン~中央アジアの風~」(6/23まで)が開催中である。
本日、現職時代の仕事の退職者互助会の「美術鑑賞講座」が、美術館で開催され、それに参加した。講堂で学芸課長さんの「魅惑のシルクロード展」についての45分にわたるオリエンティーション後、展示を鑑賞した。受講者が100人以上もいるのに、会場に入る前に広報誌に掲載予定の参加感想文の原稿を依頼され、否が応でも真剣に鑑賞しなくてはならなくなった。
この展示では、古代から東西文明が交差するシルクロード交易路の重要なポイントとして栄え、文化の繁栄を担ってきたウズベキスタンやタジキスタンなど中央アジアで生産されていた美術工芸品を中心としたイスラム美術の真髄が紹介されていた。展示品は、金属工芸品、銀製品、陶器、タイル、木工芸品、テキスタイル、衣装、ジュエリー、家具、馬具、遊具など約300点であった。
アジアとヨーロッパのいろいろな文化の影響を受けながらも発達した独自の文化や工芸技術が現在まで脈々と受け継がれていることに感動した。印象的なことは、砂漠ゆえに木材は貴重品で、それを使っての建築は富の象徴であったということや、日本と同じ絣模様の織物である経絣(たてがすり)に親近感を覚えたことである。
それを見た後、函館駅へ出掛け、北海道新聞社函館支社の中川明紀カメラマンが現地へ出掛けて撮影してきた「写真展 素顔のウズベキスタン~中央アジアの風~」も鑑賞してきた。
実は、この中川カメラマンは、一昨年12月の北海道新聞全道版に見開き2ページで掲載された四国遍路の取材で私の写真を撮ってくださり、その後も、私のことを覚えていてくれているうれしい方である。偶然、本人が会場にいらして、親しくも懇切丁寧な説明をしていただきながら鑑賞することができた。
美術館で鑑賞した美術品の背景となったウズベキスタンの現在の人々の生活ぶりや文化、歴史的な建築物などが温かく映し出されていた。3500枚も撮った中から展示する30点ほどを選ぶのに頭がパニクッて大変だったそうである。
彼の「これまで10年のカメラマン生活で、もっともやりがいのある充実した仕事でした。」という言葉がうれしかった。美術館の「魅惑のシルクロード展」は、この後、北海道立帯広美術館へ移動するが、彼の写真展も連動して帯広で開催されるとのことである。
本日、現職時代の仕事の退職者互助会の「美術鑑賞講座」が、美術館で開催され、それに参加した。講堂で学芸課長さんの「魅惑のシルクロード展」についての45分にわたるオリエンティーション後、展示を鑑賞した。受講者が100人以上もいるのに、会場に入る前に広報誌に掲載予定の参加感想文の原稿を依頼され、否が応でも真剣に鑑賞しなくてはならなくなった。
この展示では、古代から東西文明が交差するシルクロード交易路の重要なポイントとして栄え、文化の繁栄を担ってきたウズベキスタンやタジキスタンなど中央アジアで生産されていた美術工芸品を中心としたイスラム美術の真髄が紹介されていた。展示品は、金属工芸品、銀製品、陶器、タイル、木工芸品、テキスタイル、衣装、ジュエリー、家具、馬具、遊具など約300点であった。
アジアとヨーロッパのいろいろな文化の影響を受けながらも発達した独自の文化や工芸技術が現在まで脈々と受け継がれていることに感動した。印象的なことは、砂漠ゆえに木材は貴重品で、それを使っての建築は富の象徴であったということや、日本と同じ絣模様の織物である経絣(たてがすり)に親近感を覚えたことである。
それを見た後、函館駅へ出掛け、北海道新聞社函館支社の中川明紀カメラマンが現地へ出掛けて撮影してきた「写真展 素顔のウズベキスタン~中央アジアの風~」も鑑賞してきた。
実は、この中川カメラマンは、一昨年12月の北海道新聞全道版に見開き2ページで掲載された四国遍路の取材で私の写真を撮ってくださり、その後も、私のことを覚えていてくれているうれしい方である。偶然、本人が会場にいらして、親しくも懇切丁寧な説明をしていただきながら鑑賞することができた。
美術館で鑑賞した美術品の背景となったウズベキスタンの現在の人々の生活ぶりや文化、歴史的な建築物などが温かく映し出されていた。3500枚も撮った中から展示する30点ほどを選ぶのに頭がパニクッて大変だったそうである。
彼の「これまで10年のカメラマン生活で、もっともやりがいのある充実した仕事でした。」という言葉がうれしかった。美術館の「魅惑のシルクロード展」は、この後、北海道立帯広美術館へ移動するが、彼の写真展も連動して帯広で開催されるとのことである。