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北斗市(旧大野町)のきじひき高原の南端の一画に、前大野町長吉田幸二さんのサイトにときどき登場するこじんまりとした「鉄山湿原」があるらしい。
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氏から教えていただいた場所を地図で確かめると、はっきりとした沼がある。ここに違いない。以前から一度探訪してみようと思っていたが、ついつい延び延びになっていた。午後から回復した天候に誘われて思い立って行ってみることに・・・・。
きじひき高原キャンプ場の西側に続く林道分岐まで車で入れるはずだったが、決壊した道路の改修工事のために、1.5kmほど手前から歩かなければならなかった。
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林道終点から329ポコを越えて、南側の一番低い地点を目指して下っていく。上から眺めても沼のようなものは見えない・・・・。しかし、下りていくとミズバショウが生えた湿原となっていて、小さな沼状のところもあちこちにあり、小さな川も流れている。周りからの湧水がここに集まっているようだ。面積は地図で見られるような広さだが、明確な沼ではなかった。きっと昔は一帯が沼だったのだろう。
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吉田氏のサイトによれば、春や秋には多くの湿地性の花が咲くらしいが、ちょうど初夏への移行期で、さっぱり花は見られなかった。しかし、ちょうど満開の花を付けたヤマナシの大木がそばに生えていた。
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帰りは、キャンプ場から駒ヶ岳と函館山を眺める。
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道端で見かけたアマナ
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湿原へ下りていく329ポコ一帯はワラビの群生地だった。採ろうと思えば背負いきれないほど採れそうだが、欲張らず2~3回で食べきれるだけいただいてきた。
ちょうど2時間の手頃なハイキングだった。今度、初秋に再訪し、そのころに咲いている花を見てみよう。