癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

なぜか好きな富岡温泉センター

2009年02月23日 | 日常生活・つぶやき
 山と温泉は付きもので、全道・全国と登山のついでにずいぶんといろいろな温泉に入ってきたが、我が家から歩いて5分ほどのところにある富岡温泉センターの泉質がなぜか一番好きだ。

 今日も大沼グリンピアでクロカンスキーの練習をしてきたが、そこの温泉には入らずに、帰路、この温泉に寄った。

 湯温が高いし、浴室も暑いので、夏はあまり行かないが、寒いこの時期は最高である。なんと言っても、湯船に入ったときの体に染み入る感覚が筆舌に尽くしがたいほど好きなのだ・・・疲れも抜けていくような気がするし、最高に温まるのも魅力だ。

 ずっと6時から年中無休で営業しているが、以前、早朝ジョギングをしていた頃は、この駐車場に車を置いて、そこからスタートして、ここに戻ってきて、汗を流し体を温める・・・一日中体がポカポカしていたものだ。

 昭和40年代は、富岡浴場センターという普通の銭湯だったが、50年代に温泉を掘り当てて、函館市内にある温泉銭湯の奔りとなった。当時からもったいないほどドバドバの「源泉掛け流し」である。

 開設当初から20年ほどはもの凄い人気で、建て増しもし、近所一帯の空き地が全てこの駐車場となった。しかし、最近はあちこちに温泉銭湯ができて、そちらへ客が流れていってしまい、過去の賑わいはないのが残念だ。

 確かに施設は古いが、昭和の雰囲気と味わいが残り、懐かしくも落ち着く雰囲気も好きだ。浴室の奧に、右から「高温」「中温」「低温」と浴槽が並んでいる。源泉は、高温浴槽に注がれ、そこから段々になった中温浴槽>低温浴槽へ流れていくうちに、湯温が下がる仕組み。

「高温」浴槽は、私には入浴不能。42℃くらいと思われる低温浴槽がちょうど良い。ほとんどの人は、この低温浴槽に入っているのだが・・・。