癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

アルミかんじき修理

2009年03月25日 | 日常生活・つぶやき
昔の雪山を歩く道具は「ワカン」(和かんor輪かん)と呼ばれる木製のかんじきであった。
       http://www6.plala.or.jp/ebisunosato/kanziki.htm

下の写真は、自分のアルミ製のかんじきであるが、登山用品店で、販売されている。
            

冬山登山には、このほかに山スキーやスノーシューが多く用いられているが、自分は、山スキーとこのかんじきを利用している。
自分が体感しているこのアルミかんじきの利点は、下記である。
・山スキーに比べて~細い尾根や急な尾根の上り下りに効果的。
・スノーシューに比べて~急な斜面でのキックステップができる。安い。爪が良く利きトラバースも有利。軽い。
ただし、両者に比べて、雪面に埋まりやすいのが欠点。


 前置きはともかく、このかんじきの前後の輪のつなぎ目と爪を固定するビスが破損して外れそうになったので、修理を試みた。

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まずは、破損したり摩耗しているビスを外すのが大変だった・・・ラジオペンチを利用していろいろ工夫をしながら、なんとか外すことができた。

 この専用のビスは登山用具店で販売されているが、用具がないと反対側を潰して広げることができないために固定するのが難しい。また、アルミ製なので軟らかく、直ぐに摩耗しそうだ。

 そこで、ホームセンターでちょうど合いそうなナットを探したら、太さ4mm×長さ30mmのお誂えのステンレス製のものがあった。それを填めて、ボルトが緩まないようにボンドで固定して完了。 

○この記事を読んだ、函館市内の登山用具店・自然倶楽部のKaさんから下記のようなメールをいただきました。

さて、アルミビスの事ですが、今ほどエキスパートの社長に確認しましたら、パイプもビスもアルミにしているのは耐久性と寿命のため材料の強度均 衡を考え連結ビスをアルミにしているそうです。

これまで、持ち込まれたなかで鉄製式で使用されたアルミsnowShoeの状態は連結の穴が広がって修理不能になったケースが結構あるそうです。鉄でもビスが折れるケースもあります。

要は、ビスを消耗品にして本体連結部の強度と寿命を保っているとい うことのようで、それが双方のメリットなのでしょう。今後の使用を考えると様子を見てアルミに戻した方が無難かもしれません。

なるほど・・・であれば、ビスをもっと簡単に取り替えられる形状にならないものか・・・?当分このまま使用して様子を見ようと思うのだが・・・。