癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

緑の島のハマナス

2012年06月22日 | 花・紅葉だより

 今夕の連れジョグの目的地を、往復12kmの緑の島に設定し、ハマナスの花の写真を撮ってきた。しかし、すでにピークは過ぎていた。1週間前辺りが良かったのかも?

 ハマナスの名前の由来は、果実がナシに似た形をしていることから「ハマナシ」という名が付けられ、それが訛ったものらしい。非常に甘い香りがする。バラ科の落葉低木で、夏の花と秋の赤い実を楽しめる。数年前、根室で一緒になった沖縄の子供たちがこの実を見て、「ミニトマトだ!」と言っていたのが面白かった。


海岸の砂地に多く自生しするため、潮風に強く海岸沿いの公園などでよく見かけることができる。今日も白花の他に八重咲きのものがあった。このほかにピンクの花もある。函館市内でも道路の植え込みや公園などあちこちで見ることができる。


 この花は、皇室の雅子妃殿下のお印でもあるらしい。また、我が北海道の花に指定されているし、道内でも市町村の花として指定しているところは、石狩市、紋別市、稚内市、浦幌町、江差町、雄武町、奥尻町、興部町、寿都町、斜里町、標津町、天塩町と12もあり、道外でも東北と北陸を中心に12市町村もある。


 ところで、「緑の島」は函館港整備で浚渫した土砂を埋め立てた面積8ha、周囲約1kmの人工島で、昭和55年(1980)から始めて平成2年(1990)に完成、その後緑地整備などを行い平成6年から供用を開始、市民の憩いとレクリエーションの場として活用されていて、サッカー場もある。今夕もサッカー少年団が練習をしていた。