![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/00/e7ceff0d95cbe825cb14235de77b8d3f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/4c/3797e1cf098db77c6740470db1b5f680.jpg)
「2016年度全日本スキー連盟 公認スキー指導者研修会(理論)<道南会場>」が、北斗市農業振興センターを会場に開催された。参加者は285名だった。これが始まると、いよいよスキーシーズンになるのだ・・・という感じがする。
この理論研修は、11月から12月にかけて、道内だけでもそれぞれ14会場で開催される。さらに、12月~1月にかけて、実技研修もそれぞれ14会場で開催される。
功労指導員となった自分は、研修会参加は免除されている。しかし、まだ現役で指導していることや、多くの指導員仲間と顔を合わせられる絶好の機会でもあり、2年に1度は参加しようと思っている。
一昨年までは、12年間にわたって務めた函館スキー指導員会会長の立場での挨拶もあったが、昨年からは、気楽に参加できるようになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b4/ae0613f457dd7f6c32c34e52f3e883e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/02/f86205167be62aff27cdd8f40481e9b2.jpg)
今年の研修会テーマは、「3本の矢の指導方法の充実」「パラレルターンの指導方法の充実」である。「3本の矢」とは、どこかの国の政権の用語とは違い、基礎パラレルターンへの指導の展開の「パラレルスタンス」「プルークスタンス」「シュテム動作」のことである。
スキーほど、用具の発展に伴って技術や指導法がめまぐるしく変わるスポーツはない。指導員歴45年になる自分は、そのたびごとに、それを理解し、マスターし、指導に生かすべく苦労を重ねてきた。
一昨年からは、それまで10年間ほどの「内足主導」とか「自然で楽なスキー」の反省に基づいて、現在の3本の矢が出されてきた。昔に戻って?シュテム動作や横滑りが重要視されている。その意義は理解できるが、自分は、プルークスタンスの滑走プルークからパラレルスタンスへの移行だけで良いと思っている。ただ、横滑りは、基礎的なパラレルターンの指導において、スピードコントロールやターン弧の調節には欠かせない技術であり、今シーズンの実技研修会ではその辺りが中心になりそうな感じだ。
最近のこのような研修会では、パワーポイントが大活躍である。特に、最近は静止画像と動画を並列で投影できるのが凄い。特に動画は、イメージを捉えるのには欠かせないアイテムである。なお、指導員各位には、『日本スキー教程』の動画部分のDVDも配布されている。