
函館元町の観光客の往来で賑わうソフトクリームの店などが軒を連ねる港が丘通りに、ずっと気になっていた風情ある古民家カフェ「茶房 菊泉(きくいずみ)」がある。
大正10年に建てられた建物で、その名は、かつての酒問屋別邸で、当時独占販売していた大分県の酒蔵の清酒「菊泉」に由来する。
機会があれば内部を見てみたいと思っていたので、昨日の「街中紅葉探訪巡り」の昼食に寄ってみた。

昔のままを残している玄関の小上がり

右側には囲炉裏のある和室と奥の間と海が見える椅子席の縁側

家具や調度品も懐かしい当時のものを残している

子どものころに目にして以来の懐かしい磁石式電話機


菊泉の印半纏と暖簾



昼食に食べたたらこ和風パスタ(コーヒー付き)(880円)
メニューは、どちらといえば甘味処なのでいろいろなスィーツが多い。食事の中には、珍しいクジラ汁と赤飯のセットもある。これは、次回にぜひ食べてみたいと思う。
