癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

嘗めて失敗の「袴腰岳」

2015年11月29日 | 登山・旅行

1000m付近から頂上を見上げる

 今冬初めて市街地も雪化粧した今日、SHOさんに誘われて、Taoさんと3人で、すでに雪山の様相を呈している函館市最高峰・袴腰岳(1108.4m)に新中野ダムコースから登った。このコースから冬山に登るのは、08,12,23以来だ。
 しかし、嘗めてかかって、まだスパイク長靴のつぼ足で登れると思った。2人は、きちんとプラブーツにカンジキ装備だった。
 林道も思ったより雪が多かったが、なんとか第二登山口までは車で入ることができた。

 800付近で2人はカンジキを付けた。自分はその後を付いて行った。初めのうちは、カンジキの踏み跡も埋まらないで割と楽に登って行けた。しかし、三角山を越えて、900mを越えた辺りから、ズボズボ埋まるようになり、遅れ気味になった。1000mを越すと積雪も1mを超し、つぼ足では股下まで埋まるようになった。距離がどんどん開いていく。1050mの肩でついにギブアップ。この時期の山を甘く見たバチが当たった感じだった。 

 2人には、頂上まで行ってもらい、自分は待っているのも寒いので先に下山した。結局30分後に彼等も下りてきた。

 山頂付近は新雪が50cmほどあった。Taoさんによると、”雷が鳴って雪起こし”現象の局所的大雪だったようだ。

 スタート9:20、1050肩まで、登り2時間、下り1時間10分。自分のゴール12:35。 


 まださらっとした積雪の第二登山口


トドマツ林の中を登る


以前にはなかったスノーモービル禁止の標識。ここが恵山道立自然公園の境界とのこと。


800付近でカンジキを付ける2人


三角山(889m)への登り


登山道を外れて1000mを超えた付近の沢地形を登る。ツボ足の自分は股下まで埋まる。


1050mの肩から頂上を目指す2人の姿を目にし、先に撤退


下山時に、三角山の下から函館市街地を見下ろす