癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

うれしい薬の効き目実感

2015年12月06日 | 日常生活・つぶやき

 もともと病院嫌いで、少しぐらいの症状は自然治癒力で治ると信じている。現在でも、25年以上の付き合いになる糖尿病も、2回の大腸がん手術後も、薬の世話になる状況ではなく、日常的には、薬やサプリは一切飲んでいない。

 しかし、昔から夜間におしっこに数回起きることは普通だった。一度もおしっこに起きないで朝を迎えるなどということは、昼に大量に汗を掻いたときぐらいで、それでも、年に数えることしかなかった。

 2年前にその夜間回数が4~5回に増えたので、平田泌尿器科へ行って診断してもらったら、軽い前立腺肥大ということだった、そのときは前立腺肥大の薬をもらい、ひと月ほどで改善した。 

 しかし、今年の夏にも、同じような症状になったので、また診断してもらったが、前立腺肥大は前回よりは軽い状態とのことだったが、前回と同じ前立腺肥大の薬を出してくれた。しかし、改善が見られないので、2週間後に相談に行ったら、「エリスパン錠0.25mg」という新しい薬を出してくれた。これを併せて服用したらまもなく改善したので、服用を止めてしまった。

 ところが、ひと月ほど前から、昼も夜も再び頻尿になった。夜トイレに起きるのは寒いし、何度も目が覚めて寝た気がしない。先日、再び病院へ出掛けた。

 今回は、診断はなしで、前回効いた「エリスパン錠0.25mg」だけ28日分を出してくれた。朝食後と就寝前に1錠ずつ飲む小さな薬だが、効果が凄い。ここ3日間、一度もおしっこに起きないで7~8時間も爆睡できた。こんなうれしいことはない。

 薬局からの説明書によると「膀胱や前立腺の刺激症状を改善させる薬です」と書かれている。しかし、ネットでその薬の効能を調べてみると、「中枢神経に作用して、ストレス等の精神的な原因によって起こる消化器疾患、高血圧、心臓神経症、あるいは自律神経失調症の症状をやわらげます。通常、心身症における身体症候、不安・緊張・抑うつ、焦燥、易疲労性、睡眠障害の治療に用いられます。」と書かれていて、どこにも頻尿のことが記されていない。

 ということは、自分の頻尿は、前立腺肥大ではなく、神経的なものなのだろうか?いずれにしても、一度もおしっこに起きないで爆睡できて迎える朝は、この上ない幸福感だ。しばらく飲み続けて、止めても改善されているなら、残しておいて、これからの冬期間の車中泊のときに服用しようと思っている。