毎年この時期に開催されている北斗市自然に親しむ会主催の「第16回大沼湖上ウォーキング」に、妻同伴で初めて参加させていただいた。結氷した大沼湖上歩きは、ライフスポーツでも行っているが、こちらは大沼の島巡りがメインである。
キャッチフレーズは「新日本三景の大沼国定公園で駒ケ岳の雄姿を眺め、「千の風」を感じ、普段は歩くことができない結氷した湖面(約4.5km)を約2時間で歩いて縦断し白銀の景色を楽しみます」である。
スタートは集合場所を兼ねた大沼国際セミナーハウスで、ゴールは東大沼キャンプ場である。片道約4.5kmとのことだったが、今日の実測では5kmだった。ゴール後はセミナーハウスのバスでスタート地点まで戻った。
すでに、1週間前と昨日の2回の入念な下見を終えていて、氷の厚さ(30cm)も測定済みである。
セミナーハウス内での9:00からの受付(一人500円)のあと、駐車場で開会式が行われた。今日の参加者は、最近では最多の83名とのこと。当日受付なので、好天予報が幸いしたようだ。風もなく「千の風」は感じられなかった。
スノーシュー、かんじき、歩くスキーの人もいたが、一番多かったのはツボ足だった。自分たちは、積雪が15~20cmほどなので、多くの参加者が踏んでくれた後ろからスパイク長靴のツボ足でついて行った。
トラックログ
開会式で挨拶をする主催者代表の北海道アウトドアガイド資格を持つ丸岡氏。後ろはゴール後迎えに来てくれるセミナーハウスのバス。
丸岡氏の挨拶や諸注意を聞く。
10:00に大沼国際セミナーハウスの駐車場をスタートし、全員湖上へ下りてゴールを目指す。
雪はサラサラで固まらなくて、後ろから付いて行っても、ツボ足では意外と歩きづらかった。
キタキツネの足跡か?正面の山は吉野山。
駒ケ岳を眺めて最初の休憩
子供の参加は一人だけだったが、お父さんがそりに乗せて汗だくになって引っ張っていた。ご苦労様!
中間地点の鞍掛岩と横津岳山頂部を望む
中間地点での休憩
丸岡氏は氷に穴をあけて氷の厚さを見てもらうつもりだったが、今日の氷は硬くて水面まで開ける前に力尽きた。
今年は積雪がない期間が長かったので、氷が良く冷えて硬くなったようだ。
雪を除けると直接氷面が現れる。
東大沼キャンプ場近くのワカサギ釣りのテント
12:00、東大沼キャンプ場の駐車場でゴール。ちょうど5kmで2時間だった。
このあと、3回のバスのピストン輸送でスタート地点へ戻る、3回目に乗ったので、1時間待ちだった。