(ガスの中のカバワラ尾根を登る)
今日は7名で前十勝のカバワラ尾根を目指した。朝から雪は降っていたが風はほとんどない。好天は期待値できないが、昨夜の積雪で少しは深雪滑降が楽しめるだろうとの期待からである。
高度を上げて行くに連れてガスが濃くなる。1380m付近まで登ったら、ウインドクラストのガリガリ斜面になったので、そこから滑り降りることにした。天候には恵まれなかったが、3日間でもっとも深雪滑降を楽しむことができて大満足だった。
3日目にしてようやく雪の花が咲いた。この標識から十勝岳方面へ向かう。
アカエゾマツ林の中を進む。
途中にある火山観測施設の小屋
ところどころに口を開けている富良野川を渡る。
カバワラ尾根へと登って行く。
カバワラ(噴火で立ち枯れたままのダケカンバ)
雪の花を咲かせたダケカンバの尾根を登る。
クラスト斜面になった1380mでシールを剥がし、滑降モードに入る。
雪面は均一ではないが、30cmくらいの深雪滑降を楽しむことができた。
下から登ってくるメンバーを横目に心地よいターンを楽しむ。
尾根の下まで降りたら、上空が少し明るくなり、幻想的な光景が広がった。
8:25スタート、9:55引き返し地点(登り1時間30分)、10:05滑降開始、10:35ゴール(下り30分)。三段山へ登り返して滑る時間的な余裕もあったが、十分満足だった。
11時には温泉に入って、11:30には帰路に就いた。夜は札幌で知人と飲む約束をしていたが、不特定多数の人々が出入りする場所は蔓延しつつある新型コロナウィルスが怖いので、次の機会まで延期することにした。
明日は定山渓奥の残っている札幌50峰の山に登る予定なので、これから豊滝除雪センターまで走る予定。