癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

最後のサクラの花見・横津岳のタカネザクラほか

2019年06月03日 | 花・紅葉だより

 朝起きたら、多少の筋肉痛があった。しかし、これまでの経験から、むしろ歩いたり軽く走ったりした方が早く和らぐことが多い。
 晴れ渡った晴天がもったいないので、午後から車を走らせて、この時期に見られる横津岳のタカネザクラ(ミネザクラ)の花見をしてこようと思った。

 登山口に到着すると、車が1台あり、運動会の代休と思われる高学年の男の子と父親が下りて来た。
「サクラ、咲いてましたか?」と訊いたら、父親が「サクラ?今頃にですか?」と答えたが、子どもがすぐに「お父さん、あれはサクラだったんだ」と反応した。すると、父親が「小さなピンク色の花ですか?それなら咲いていました」・・・親子で「これは何の花なんだろうね?」という会話があったのかもしれない・・・タカネザクラとかミネザクラといわれる種類で、高い山に今頃咲くサクラであることを説明した。


 頂上まで2.5kmの舗装道路をカメラを片手にお散歩モードで登って行く。例年は6月上旬が見頃のはずだが、下の方はすでに終わっていた。どうやら山のサクラも今年は早かったようだ。


1000mを超えた辺りから花の付いた木が現れた。






貴重な3輪の蕾を発見


◎その他の花々・・・タカネザクラは早かったが、地面に咲く花は、まだほとんどが蕾だった。


一番多く目に付いたハクサンチドリ・・・横津岳のハクサンチドリは紫色が濃い。


舗装道路の割れ目に咲く根性チシマフウロ


同じくこれもただ1株だけ目にした根性ミヤマオダマキ


オオカメノキ


◎津軽海峡を覆う雲海

函館山と市街地中心部を覆う雲海


西側の津軽海峡を覆う雲海。手前は当別丸山だが、はるか右奥に大千軒岳も見える。


津軽海峡を覆う雲海と下北半島

 それにしても、横津岳への道路の荒れ具合は年々凄さを増している。どこが管理しているのか分からないが、利用しているのは航空局や気象台や太陽パネルの会社だが、なんとかならないものだろうか?

2 コメント

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田舎おじさんへ (sakag )
2019-06-04 05:51:06
横津岳だけなら、お散歩みたいなものです。
もう少しして花が多くなったら、袴腰岳までの稜線も歩いてみるつもりです。

あの道路は、このあとどうなるのか?上にいろいろな施設があるのに、補修すらの動きがありません。
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懐かしいです (田舎おじさん)
2019-06-03 20:48:30
 千歳マラソンの翌日に…、さすがにsakagさんですね。
 横津岳…、懐かしいです。私の時はまだ冬から抜け出たばかりで、路傍にはフキノトウしか見えませんでしたが、すっかり春の山の様相ですね。ハクサンチドリの紫色が濃いですね。
 それにしても取り付け道路が凄いですね。私もびっくりしました。
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