朝起きたら、多少の筋肉痛があった。しかし、これまでの経験から、むしろ歩いたり軽く走ったりした方が早く和らぐことが多い。
晴れ渡った晴天がもったいないので、午後から車を走らせて、この時期に見られる横津岳のタカネザクラ(ミネザクラ)の花見をしてこようと思った。
登山口に到着すると、車が1台あり、運動会の代休と思われる高学年の男の子と父親が下りて来た。
「サクラ、咲いてましたか?」と訊いたら、父親が「サクラ?今頃にですか?」と答えたが、子どもがすぐに「お父さん、あれはサクラだったんだ」と反応した。すると、父親が「小さなピンク色の花ですか?それなら咲いていました」・・・親子で「これは何の花なんだろうね?」という会話があったのかもしれない・・・タカネザクラとかミネザクラといわれる種類で、高い山に今頃咲くサクラであることを説明した。
頂上まで2.5kmの舗装道路をカメラを片手にお散歩モードで登って行く。例年は6月上旬が見頃のはずだが、下の方はすでに終わっていた。どうやら山のサクラも今年は早かったようだ。
1000mを超えた辺りから花の付いた木が現れた。
貴重な3輪の蕾を発見
◎その他の花々・・・タカネザクラは早かったが、地面に咲く花は、まだほとんどが蕾だった。
一番多く目に付いたハクサンチドリ・・・横津岳のハクサンチドリは紫色が濃い。
舗装道路の割れ目に咲く根性チシマフウロ
同じくこれもただ1株だけ目にした根性ミヤマオダマキ
オオカメノキ
◎津軽海峡を覆う雲海
函館山と市街地中心部を覆う雲海
西側の津軽海峡を覆う雲海。手前は当別丸山だが、はるか右奥に大千軒岳も見える。
津軽海峡を覆う雲海と下北半島
それにしても、横津岳への道路の荒れ具合は年々凄さを増している。どこが管理しているのか分からないが、利用しているのは航空局や気象台や太陽パネルの会社だが、なんとかならないものだろうか?
もう少しして花が多くなったら、袴腰岳までの稜線も歩いてみるつもりです。
あの道路は、このあとどうなるのか?上にいろいろな施設があるのに、補修すらの動きがありません。
横津岳…、懐かしいです。私の時はまだ冬から抜け出たばかりで、路傍にはフキノトウしか見えませんでしたが、すっかり春の山の様相ですね。ハクサンチドリの紫色が濃いですね。
それにしても取り付け道路が凄いですね。私もびっくりしました。