癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

妻の夏休み付き合い旅

2012年08月13日 | 登山・旅行

昨夜、仕事が夏休みになった妻と札幌で合流。遅い夕食は、ホテルの近くの「串鳥」へ。
安くていろいろなものが楽しめるので、激混みだった。好きなものを好きなだけ食べて、ビールも飲んで大満足。



今日の昼は、妻の希望で、人気のススキのスープカレー専門店「すあげ」へ。
ここも若い人を中心に激混みなだけあって、確かに美味しかった。
雨の中なので、食べるしか楽しみがない・・・。
この後、妻の希望に沿い、あすは北竜町のひまわり畑の予定で、のんびり空知街道を北上。


途中、美唄の宮島沼に寄った。渡り鳥のシーズンは凄いらしいが、今時期は静かな沼だ。
その後、浦臼温泉に入浴がてら休憩。


今日は、雨竜町の道の駅まで走り、そこで車中泊。
夕食は、レストランで地元野菜がいっぱい入った味噌野菜ラーメン。


車の中で、インターネットを楽しむ

孫中心のお盆

2012年08月12日 | 日常生活・つぶやき

 例年、8月のお盆はこちらが札幌へ出掛け、息子夫婦と娘夫婦と義母の6人で亡妻と義父の遺骨を預けてあるお寺にお参りし、ホテルで食事会を開くのが恒例となっている。

 今年は、そこに、1月に生まれた孫が加わった。お盆というよりは、この孫が中心のお参りと食事会となった。

 ときどき送られてくる写真で成長振りは見てはいたが、自分が会うのは生後10日以来だ。顔立ちがはっきりしてきて、お嫁さん似の顔になってきた。ようやくお座りができるようになっていて、他人に抱っこされると顔見知りはするが、長泣きせずはしないので、料理そっちのけの食事会のスターだった。
 








連れジョグ20km

2012年08月11日 | 日常生活・つぶやき
<8/8、横津岳山頂のコケモモの実>

 少し涼しくなった夕方、妻が20km走をすると言う。自分は、8月はまだ1回しか走っていない。妻はこちらが山旅に出ている間にせっせと走って、距離も延ばしている。

 一緒に走ると気が紛れるのと、頑張れることもあるので付き合わせてもらった。とても自信がなかったが、妻の少しゆっくりなペースに合わせて、連れジョグ効果もあり、2時間15分ほどでなんとか走ることができた。しかし、根性の強い妻の方が余裕を持って走っていたし、もう少しは走りたかったようだ。

 コースは、自宅~巴大橋~谷地頭~漁り火通り~競輪場通り~旧戸井線~五稜郭公園1周~自宅。五稜郭公園をもう1周すると約ハーフマラソンと同じ距離になる。

 函館ハーフまであとひと月半だが、この時期にこれほどの距離を走ったことはない。一人ならとても走れなかったと思う。

 妻は、暑いときに山に登ると頭痛を起こすのだが、今日のような暑い日のジョギングも同じなはず・・・ゴール後2時間ほどして、案の定頭痛が到来したようだ。函館ハーフの日は暑くなく、走っている間に頭痛が起きないことを祈って練習を積み上げるしかない。

江差・姥神大神宮渡御祭

2012年08月11日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ


 蝦夷地最古の祭りと知られた江差の姥神大神宮渡御祭。その起源はおよそ370有余年前にもさかのぼる、その年のニシン漁を終え、蝦夷地きっての景気にわきかえる夏の江差で、豊漁に感謝を込めてにぎにぎしく行われるお祭りだった。

 曳き山を「ヤマ」と呼び、宝暦年間(1751~1764年)に作られた神功山をはじめとする、武者人形、能楽人形、文楽人形、歌舞伎人形などを配した豪華な13台のヤマが、吹き流しや錦の御旗をひるがえし、流暢な祇園囃子の調べにのって町内を練り歩く。はるか遠い江差のニシン景気を現代に伝える夏の大祭である。

 これまで、この時期は本州の山旅に出てることが多く、これまで一度も見たことがなかった。今日、ようやく見に行ってきた。












中古ノートPC買い換え

2012年08月10日 | PC・HP・ブログ
 先日、知床岬海岸トレッキング前後の山旅に出たときに、いつも持参するノートPCが不調になった。

 今日、いつもお世話になっている近くの中古PCとPC修理がメインのショップ「ブルーコンピューター」で見てもらったら、ハードデスクがダメになっているとのこと。それを取り替えることもできるが、新品を使用すれば15,000円前後で、中古でも12,000円ほどだそうだ。

 今までのPanasonicCF-T1は、コンパクト(B5版)な上、非常に軽くて、動作音も小さくてとても気に入っていたので、修理してもらおうと思った。しかし、たまたま、店頭に並んでいる多くの中古PCの中に、大きさも軽さも今までの物とほぼ変わらないwindowsXPの搭載された東芝のDynabookがあった。それが16.780円で、非常に動きが速くて好評とのこと。作製年度も今までの物より3年ほど新しいらしい。

 山旅のときと講演を依頼されたときにしか必要ないのだが、自宅のメインのデスクトップ型PCが不調のときの予備としても使えるので、店主といろいろ相談して、それを購入することにした。

 今までのは08年3月に購入した中古品だった。そのときは30,000円で安い方だった。しかし、4年経って、同じような感じの物が約半額になっていた。どちらも売り出されたときは20万円以上もしたそうだ。

 携帯からの無線ランも使えるようにしてもらい、あとは自分で必要なソフトをダウンロードしてなんとか使えるようにした。

横津岳~袴腰岳&駒ヶ岳

2012年08月08日 | 登山・旅行

 幕別町の岳友パパちゃりさんが、2泊3日の家族旅行で函館にやってきた。

 案内する形で、函館近郊の横津岳~袴腰岳と駒ヶ岳へ登った。最初に向かったのは駒ヶ岳だったが、低いガスに麓からスッポリ覆われていたので、順序を変更して、先に横津岳~袴腰岳へ。こちらも、上空は晴れていたが、周りはガスに覆われていて、彼に見て欲しい下界の展望は全くなかった。

 下山後、駒ヶ岳へ向かった。作戦が功を奏して、大沼トンネルを抜けたら、くっきりとその姿を現していた。ところが、7合目登山口に着いたのが14:10。登山時間は15:00までだと言う。管理人に「なんとか頑張って15:00まで下りてきます」とお願いして、二人ともカメラ片手に空身でスタート。登り30分、下り25で往復し、15:10に下山することができた。

 森のちゃっぷ林館で汗を流し、夜は、函館駅前の居酒屋で22:00近くまでたっぷり飲んで、たっぷりおしゃべり(ほとんどがこちらの函館弁マシンガントークだったが・・・)。帰りは、酔った勢いで家まで歩いて帰った・・・この日1日の歩数計は37.629歩。


 横津岳ゲート前の登山口は濃いガスの中だったが、頂上に近づいたらガスから抜けた。


 雲井沼のヒツジグサ(スイレン)とタチキボウシ

 
 レーダー横登山口、二つの湿原、袴腰岳頂上には、説明表示板が新しく設置されていた。


 烏帽子岳山頂を覆うツリガネニンジンの群生
 この時期に登ったのは初めてだったので新鮮な眺めだった。
 

 袴腰岳頂上にて 


 南側から押し寄せるガスとその右側に広がる横津岳東斜面
 

 駒ヶ岳の7合目登山口から


 馬の背から大沼・小沼をバックに

 

知床岬海岸トレッキング・アップ完了

2012年08月07日 | 登山・旅行
 延べ3日間も掛けて、ようやく「知床岬海岸トレッキング」をHPにアップすることができた。
 http://sakag.web.fc2.com/shiretokomisaki.htm

 200枚もの写真の選択も大変だった上に、法起坊見習いさんやMoさんの写真も借りたりして、結局80枚ほどの写真を使った超大作となってしまった・・・それだけ楽しい冒険・探検だったということである。   
 
 今後挑戦する人たちにもできるだけ参考になるような構成にした。多分、このコースの過去の記録では、もっとも詳しいものとなったと自負している。

 写真を見ながら、当時を思い出しながら書いていくので、また同じ所を歩いているような錯覚に陥り、すっかり疲れてしまった。

 読者の方から、「トレッキングというより"過酷な冒険"といった感じにお見受けいたしました。皆さまご無事の岬制覇、おめでとうございます。とても詳しく書かれたHPから、岬の様子が良く分かりました。」という感想もいただいて、大満足!

帰宅後のことども・・・

2012年08月06日 | 日常生活・つぶやき
<サロマ湖畔で購入し、家へ送っておいた北海しまえびと生ホタテの貝柱>

 昨日の早朝、滝川の道の駅を出て、まずは千歳まで走った。コインランドリーで洗濯をし、たかさん宅に寄り、テントを返す。午後には、8日ぶりに帰宅することができた。

 山道具の後片付けは、すぐに終えないとついつい延び延びになってしまうので、面倒だが、休むことなく一気に取り組んだ。その後、郵便物や溜まった新聞やメールを読み、送られてきていた道新連載の「ほっかいどう山楽紀行」の7/28掲載の「徳舜瞥山~ホロホロ山」をスキャナーで取り込み、HPにアップした。

 夕食は、サロマ湖畔の船長の家直営市場で買って送っておいたボイル北海シマエビと生ホタテの貝柱の刺身で安着祝い。この北海シマエビは、17年ほど前に佐呂間町へ出張した際にご馳走になったのが病み付きになり、この時期、サロマ湖畔を通るときには必ず購入するようにしている。妻も大好きなので喜ばれる。

 今日は、まずは、漁岳の記録をHPにアップし、その後、知床海岸トレッキングのHP更新作業に取り組んだ。撮った写真の枚数が多いので、その選択に手間取った。夕方まで掛かって、1日目の分だけ作成完了。残りの作成とアップは明日の予定。

 夕方、先月から通っている親知らずの歯根の痛みの治療へ。治療後1時間は夕食を摂れないので、ジョギングへ出た。しばらく走らなかったのに、なぜか調子が良く、10kmを今年初めて1時間切って走ることができた。当然だが、が美味かった!

松山湿原・函岳・九度山

2012年08月04日 | 登山・旅行
道北に足を伸ばしたのは、『夏山ガイド』の改訂版に新しく掲載された名寄の九度山狙いだった。これまでの掲載分の山は全部登っている以上、なんとしても登らなくてはならない。

そこへ向かう途中の美深町の松山湿原(767m)と函岳(1121m)に寄った。松山湿原は初めて?函岳は10数年前に山スキーで登っている。今回は、頂上にあるレーダー基地がある関係で、国道から34kmの林道を走って、5分の歩きでの登頂だった。

九度山(674m) はピヤシリスキー場の山だった。これまでピヤシリスキー場はピヤシリ山にあるとばかり思っていた。名寄の街を見下ろし、ピヤシリシャンツェではサマージャンプの練習を見ることができた。

下山後、スキー場下の名寄温泉サンピラーでのんびりした。その後、帰路に就き、滝川の道の駅まで走った。

《追加画像》

1、国道にある函岳への標識
2、函岳頂上の様子
3、九度山の途中から見下ろすピヤシリシャンツェと名寄市街地
4、下から眺める九度山




知床岬海岸トレッキング簡単報告

2012年08月03日 | 登山・旅行
持参してきたノートPCが不調なので、携帯からの画像なし報告です。

今回の羅臼側の知床岬海岸トレッキングは、愛媛県松山市から6月に来道している法起坊見習さんの長年の念願を北海道の山仲間3人がフォローする形での計画となった。ただし、全員初挑戦である。いろいろ情報を集めて当日を迎えた。


○7/30午後

羅臼入り、環境省のルサフィールドハウスに寄り、「知床半島先端部地区へ立ち入る方へ」のパンフレットをもとに簡単な説明を受ける。「今年は特に熊の出没が多いので十分留意するように」とのこと。

その後、赤岩までの迎えの船を出してくれるセセキの「ライダーハウスMAX」のオーナー野田さんのところへ寄り、迎えの時刻等の打ち合わせをする。

相泊漁港で、夕食にジンギスカン。そして、車中泊。

○7/31

4:30、相泊をスタート。早朝はガスだったが、間もなく晴れる。自分と法起坊見習さんは、ずっと沢靴、中標津のMoさんとMiさんは登山靴で沢靴持参。

海岸歩きだが、知床半島特有の荒々しい地形ゆえに、高巻き、へつり、渡渉、巨岩の伝い歩きなどが次々と現れる。急な高巻きには概ね固定ロープあり。干潮時を見計らった難所の渡渉地点の2ヶ所は難なく通過。一番怖かったのが底の見えない岩場のへつり。しかし、ホールドのしっかりした岩に助けられる。

14:00、滝ノ下の番屋の前でテント泊。番屋には、先に到着していた30年続いているという羅臼町の「知床少年少女探検隊」の子供11名に同数のサポーターが泊まっていた。

○8/2

1日中雨。潮回りにも恵まれ、1日目で余裕を持った2日分の行程をこなしたので、探検隊共に慌てず停滞。

○8/3

霧雨の中、6:00出発。赤岩までの難所は、急な高巻き2ヶ所のみ。ロープやハーネスなども持参したが、固定ロープや斜度の緩いコース採りなどの工夫で使用せず。

9:00、船の迎えをお願いした赤岩に到着。現在も夏期間に住み着いている小倉さんの昆布番屋の前にリュックを預け、サブザックで知床岬を目指す。この時点で天候は回復。

まずは、海岸段丘の上にある知床岬灯台を目指す。灯台からは、岬付近のアブラコ湾へ下りる。再び広い段丘上の踏み跡を辿り、斜里側の文吉湾まで往復。

アブラコ湾からの帰りは海岸を歩く。まさに地の果ての秘境・知床岬の荒々しい地形を十分堪能。

13:30、赤岩へ戻る。船の迎えは16:00の予定だったが、小倉さんから衛星電話で早く迎えに来てもらえるよう連絡を取っていただく。タイミングよく、環境省の人たちを文吉湾まで送って行ったところだった。その帰り船ということで、野田さんと息子さんの二人で14:30にやって来た。待っている間の小倉さんからのコーヒーのご馳走に大感激。


歩いた海岸や苦労したところ、海岸歩きでは見えなかったダイナミックな地形等々を海上から感動しながら眺め、カメラに収める。野田さん親子の非常に気持ちの良いお人柄にも一同大感激。

15:30、相泊漁港到着。羅臼まで戻り、峰の湯ホテルで3日ぶりの汚れを落とす。羅臼道の駅のレストランで打ち上げ。長年の念願が叶った法起坊見習さんがお礼ということで全てを支払ってくれた。

その後、中標津グループの車の中で二次会。21:00には、それぞれ車中泊。

予想をはるかに超えるダイナミックで荒々しい海岸を自分の足であるき、まさに手付かずの大自然を満喫できた感動の3日間だった。

ちなみに、熊の目撃は3回。いずれも小さい熊ばかりで、笛の音で逃げて行った。

撮った写真が200枚。その中から選んでのホームページアップは帰宅後の楽しみ!