3時起床、4時出発と思っていたけれど、4時まだ暗かった。ルートが判然としない中を歩くのは危険なので明るくなるまで待つことにした。
朝食、昨日の残り御飯と粉末スープに大豆ミートとウインナー。
今日、進む道。
あのコルまで!
こっちも進みたいんだけど…。
槍ヶ岳。
1年前はあそこに、よくぞ立った。また山登れるようになって良かったね。
5:10 さぁ出発だ!
で、ここを右に入るが正解でした。
すぐ先にもう1張り張れる所が、斜めってましたがあります。
朝日に照らされる奥穂高岳と我らが登る前穂高岳北尾根のシルエット。
この稜線上で出会ったのは、、、
お猿さん!
お前たち稜線に居て邪魔だなぁ~しゃあねえなぁ。って避けて下を歩いて行ってくれました。
スンマセン、こんな感じで動けないもんで↓。汗
そして、少しのコルから6峰への登りだし。
一昨年、ラッセル地獄で登りついたのは、多分ここだ!”穂高敗退2”
↑この木、↓この木じゃない?!わからんけど。
タヌキ岩。ここでやっとホッと一息ついたのを覚えている。
スリング1本増えてるね。
通ってきた尾根を振り返り。
タヌキ岩を右から巻いて、
5峰がドーン!
6峰 2794m
あーしまった!6逆やん!
何が入っていたんだろう?開けずに通過。赤いのは誰かの忘れ物のストック。
56のコルへの最後の下りは這松帯の中にあるザレ。怖いので這松掴みながら下る。
7:00‐10 56コルで一休み。水分、ゼリー飲料補給。
あれ?ここで休んだ時の写真全く撮ってなかった。汗
前回は涸沢までが雪で下り易かったけど、今見ると下るのヤダなぁなガレ場帯でした。ガレ場苦手。
5峰へGO!
岩々してるね♪
5峰 7:50
5のポーズをしているつもりだが、もはや向きが分かっていない。笑
奥に見えるのが実際の5峰頂上だが、ここは右から巻きました。
奥又白池が見えたよ。
4峰への登り。
4峰 8:45
後ろに見えるはババーンと3峰!
そしてやはり完全に向きを勘違いしている、4のポーズ。うむむ、顔に疲れが出てますな、お楽しみはこれからなのに。
34のコルへ下ります。
34コルへ到着 8:55‐9:20
3峰に取り付いているパーティーあり。待っている間に補給と登攀準備。
3峰へ登攀開始。9:30‐9:55
50mロープ半分より更に伸ばしたところでピッチを切る。
ビレイはここでしてくれていたが、次のピッチへはもう少し右へ移ってから。クライミングシューズだったらこのチムニーも面白そうだけどね、右の広い凹角へ。
2ピッチ目 10:00‐
2ピッチ目終了点で先行パーティーに追いつきました。
お先にどうぞと言っていただいたので、先に出発。
ロープを出すほどでもなさそうな凹角をコンテでガシガシ登りましたが、左への乗越は少し緊張した。
3峰 10:35
3のポーズ?笑
ココからはロープを解いて歩く。
2峰 10:45
2のポーズ。なんとか2に見える??笑
クライムダウンあります。心配なら懸垂でね。
1峰 前穂高岳 10:50‐11:10
丁度上がって来られた方に撮っていただきました。
2峰までは晴れてたのに~なんと山頂は展望も無く真っ白。
紀美子平 11:50‐12:05
雲行き怪しく霧雨が降って来たのでレインを着込む。右手の方へ進む。左は岳沢・上高地方面。
こんな天気の中でもまだ、ポツポツと前穂高だけに向かう人がいて大丈夫?
濡れた岩場に神経使いながら鬱々と歩いていると、雷鳥2羽に癒された♪
南陵の頭 13:20
奥穂高岳 13:40
もう、なーんにも見えません。
此処からも気を引き締めて下ります。
穂高岳山荘 14:30
テント泊¥2,000/人です。前回泊まった時より倍額値上げ…テン場は整備されてたけどねぇ。テン場に番号がうってあるので何か荷物を置いてから受付で番号を伝えて引き換えに札をもらいます。
穂高岳山荘の良い所は、テント泊の人でも玄関横の土間食堂でガスを使って調理しても良いところ。しかーし、雨に打たれ冷えた体で到着した山荘で暖かい、うどん、そば、ラーメン、何を食べよかな~って下山してきたのに、なんと軽食は14:30までって!ガーン!このショックたるや。
仕方ないのでビールだけ買って、残りの食糧で昼ご飯。
その後しばらく濡れた靴を乾かしたくてストーブの前でお喋り。
そして重い腰を上げてテントを張りに。その頃には雨は止んでいてよかった。
テン場は1番。一番小屋に近いからってYnさん選んだけれど、人感センサーライトが夜中でも点いたりする。けどその度に影絵が浮かび上がって♪
晩ごはんは、昼が遅かったので小屋で酎ハイ買って来て、チーズやナッツのツマミで済ませてオヤスミナサイ。