近くて見えぬは睫(まつげ)

2009年07月15日 | 季節(夏)
               (青々と育つ稲、但馬も梅雨明け間近です)

国府平野の田んぼ、神鍋の里の田、出石川から見下ろす広大な田んぼ、スクスクと、青々と育つ稲の葉が、風に乗ってサワサワと大きな波を描いています。
九州南部や関東地方では梅雨明け宣言のようですが、但馬はとっても蒸し暑い日々が続きます。
エアコン工事中、ポツポツと雨が降ってくると慌ててシートを掛け、そうかと思うとギラギラと太陽の強い日差し、雨と日差しで蒸し暑さ倍増です。
毎年梅雨明け直前はものすごい雷雨が定番、昨年も落雷の被害がとっても多かった夏の始まりでした。
但馬の梅雨明けも間近です。エアコン工事など雨はとってもかないません。何卒やさしく、スカッとした梅雨明け晴天になりますように祈るばかりです。
エアコン工事やアンテナ工事を、息子と二人でやってる様子を見ながら時々お客様、
「親子で仲良く仕事いいことですね~、親の仕事を継ぐって本当にいいことですね~」とおっしゃいます。
その度に、『ありがとうございます。本当にありがたいことです』と返答です。

人の目は遠くのものは見えますね。他人の良いこと、うらやむことってよ~く見えますね。
でも、自分の目の一番近くにある睫(まつげ)って、なかなか見ることができません。
このことは、人間案外近くのことって人に云われて初めて気が付きハッとすることと同じこと、
良いことでも悪いことでも、睫(まつげ)を見ることのように気が付くことの難しさはありますね。
「近くに見えぬは睫(まつげ)」にもよ~く注意し、睫(まつげ)が見えた時には、良いことには感謝し、悪いことには反省していかねばなりませんね。