いよいよ衆院が解散ですね

2009年07月19日 | 世相雑感
             (梅雨明け前の大雨でしょうか、
                         本日午後はドシャ降りです)

いよいよ21日は衆議院の解散ですね。
かれこれ1年以上も前から、「解散で民を問え、解散で民を問え」と、耳にタコができるほど聞かされてきましたね。
民主党の「政権交代、政権交代」の連呼に、これまた耳にタコが出来るほどでした。
さあ、民主党の望みに望んだ解散がやってきました。準備万端、選挙中の政策問答集までそろえて元気がいいことです。
衆院選の告示後には各党一斉に、選挙に臨むマニフェストが国民の前に提示されることでしょう。
いや、すでに子供手当だ、高速無料だ、ガソリン暫定税率ゼロだと、まるで子供にアメ玉でもしゃぶらせるような甘~いお話が飛び交っていますね。
ここはしっかりとマニフェストの中身を読み、真に日本のため国民のためになる政党はどこかを勉強しなければなりません。

ところで自民党、台風並みの逆風の中でどうして戦うのでしょうか。
私は思います。
野党の、「国民の生活が第一」とか「生活再建」と云う、身近でとっても大切ではありますが、
政策そのものが大衆迎合的に陥りやすいテーマ、軽視するわけではありませんがそんな土俵に自民党は上がらないことですね。
なぜかって?、究極のポピュリズム政治に陥り、結局割を喰うのは国民となるからですよ。
自民党はどうせ負けるなら、「堂々とした」素晴らしい負け方、次に繋げる負け方をしてほしいものです。
どうすればいいかって?、
それは自民党結党時からの大方針である、現憲法の自主的改正を堂々と訴え、安全保障政策を訴え、国家の未来ビジョンを訴えてほしいことです。

論語・衛霊公第十五にこう書いてあります。

「子曰、君子不可不知、而可大受也、小人不可大受、而可小知也・・・子曰く、君子は小知(しょうち)すべからず、而(しか)して大受(たいじゅ)すべし。小人は大受すべからず、而して小知すべし。」です。

生活第一も大切でありますが、「小知(しょうち)」は民主党に任せ、将来を見据えた憲法とか、安保とか、外交とか、
とかく選挙の票には繋がらない「大受(たいじゅ)」をしっかり訴えて戦ってほしいな~。
「堂々とした負け方」こそが、本当の君子への道だと思いますがね~。