商売の心得、その2・「笑顔」

2009年11月02日 | 私の思い
          (男は度胸、女は愛嬌、そして商売いつでも笑顔でハッピー)

朝一番の電話、ずいぶんご無沙汰のIさんの奥さんからです。
「ご無沙汰しています。電気屋さんにお願いがあるの、地デジが映らないから診てもらえませんでしょうか」と、えらい愛嬌のお話です。
昨日、娘さんがアパートに引っ越しされたのですが、チャンネル設定が出来ないそうです。
『ハイ、すぐ行きましょうか』、「いえ、昼前の11時頃にお願いできないかしら」。
11時ピッタリにアパートに到着です。

部屋には、ピッカピカの32型アクオスとDVDレコーダーです。
「奥のブラウン管テレビもお願いします」、そこにもVHS・DVDレコーダーが付いています。
『アクオスちゃんと地デジ映りましたよ~』、『えぇ~、奥のテレビとDVDのリモコンないって、チャンネル合わせ無理ですよ』、「探しておくから昼からもう一度来てね」、なんてニコニコ会話です。
しかし、残念ですが、アクオスもDVDも全~部もちろん、当店お買上ではありません。
そこで肝心なのです。
ニコッと笑顔で、『このテレビ、とっても上のクラスのアクオスですよ、一番売れてる良いテレビですよ』と、お客様の持ち物をさらりと褒めるのです。
何食わぬ顔して褒めるのです、それも笑顔で。
Iさんは、娘さんに向かっておっしゃる、「うちのお母さん(娘さんのおばあさん)が、昔からこの電気屋さんからばっかり買うのわかるわ、とにかくすぐ来ていただけるって評判なのよ」です。
褒められるって嬉しいのですが、アクオス当店からならもっと嬉しい、笑顔がちょっぴり歪みます。

当店の、大切にしている商売の心得の二つ目が、とにかく「笑顔」、どんな時にも「笑顔」、誰にもわけ隔てなく「笑顔」なのです。
ほんとなんです。他店からお買い上げのアクオス、そのチャンネル設定をするときも、実にニコニコ笑顔いっぱいにするのです。
お客様はご覧になってます。きっと良いこと必ずあります、間違いありません。