電気屋って仕事は素晴らしい

2009年11月17日 | 私の思い
        (人工雪の小山が一つずつ、シーズン到来を待つ奥神鍋スキー場)

写真は二日前の日曜日、案内状を届けに神鍋高原を走ります。
奥神鍋スキー場のスロープでは、人工雪つくりが真っ最中、とても大きな雪の小山が並んでいます。
人工雪の小山が十も二十も並ぶ頃、神鍋高原は本格的な冬シーズン、ブルトーザーで平らに広げて人工スキー場の出来上がりです。
高原にある但馬ドームでは、「但馬まるごと感動市」を開催中、この秋最後のイベントに神鍋高原は人と車の列が続き、晴々にぎわいの日曜日です。

前を走る車はトヨタです。
車を見ながらこんなことを考えました。
トヨタって日本一の製造業、いや世界一かもしれません。でも、作っている商品っていくらか幅があるものの、どこまでも車が中心、人や物を運ぶ商品がほとんど、そればかり熱中の感じです。
トヨタの社長が、パナソニックや東芝を眺めたら、どんな風に感じられるかと云う事を考えたわけです。
車も凄いが、電気はメーカーの受け持つ商品の幅の広いことったら桁違い、生活のあらゆる分野にわたります。
トヨタの社長さん、もしかしたら、ありとあらゆる生活の手助けをしてるパナソニックや東芝を、どえらい素晴らしいと眺めてるだろうかな?

ところが、その工場の人たちは、テレビならテレビと一つの分野のエキスパート、全分野には精通することありませんね。
街の電気屋さんは違います。
電気と名のつく商品ならばほとんど精通、お客様に便利を届けて大活躍なのです。
商品のお届け以外にも、工事や修理やあらゆるご相談に応えるスーパーマンと云うわけなのです。
立派な車を作っていることも素晴らしいですが、電気屋さんの仕事もそれに劣らず素晴らしい、

アトムの経営理念に学びます。

「商人は胸をはれ」の中ではこんな話です。
お金儲けばかりの卑しい事が「商売」の単語であるわけありません。社会貢献で誇り輝く振る舞いこそが真の商売、真の商人の姿です。と、

「商人のような人」の中でもこんな話です。
押し並べてと云うわけではありませんが、日本では利益を追求し、だます、卑しい人が商人の印象だった頃、
西欧では、地域社会のもめごと相談事に、正しい判断ができる人を商人と、ある尊敬の念を持って裁判官のような人と云われたそう、

この二つのお話を、アトムの経営理念に照らせばとっても落ち着くいい話、
そんな理念のアトムの仕事ぶり、電気屋って仕事はつくづく素晴らしいと感じます。