(大感謝セールのノボリを、ずらっと並べて立てました)
今日は打って変わって良い天気、カラリと晴れます初冬です。
今度の23、24日はアトムの年末大感謝祭、せっせせっせと案内状を届けます。
『店の外を、売り出しムードに盛り上げようか。そうだ、ありったけの感謝セールのノボリを立ててみようぜ』と云うことになりまして、朝一番です息子と二人で飾ります。
毎年毎年、アトムの店は年末には大感謝祭をいたします。
ノボリです。
毎度、3枚程度の感謝セールのノボリを、本部から取り寄せます。
店の外に立てて使う日数は、7日か10日余りしかありません。他のノボリは、風雨にさらされてボロボロになるまで使います。
感謝セールのノボリは、毎年片付けても新品同様きれいです。
立てました。店の周りに、なんとなんと15本です。
巨大なホームセンターではありません。小さな小さな田舎の電気屋さんです。店の周りに15本はなかなか多いですね、目立ちます。
「同じ大感謝セールのノボリ、これだけ立ってる街の小売店て、うちぐらいじゃないかな」と、立てながら息子は云いますね。
一軒一軒、大感謝祭の案内状を配って歩きます。
ふとん屋さんのKさんのお店です。
『こんにちわ~、いつもご贔屓ありがとうございます』と声かけて、袋を差し出しあいさつします。
「いつもいつも、丁寧に売り出しの案内ありがとう。それにしてもアトムさんのチラシは良くできてるね~、金掛っとるでしょう」、
「こんな素晴らしい企画、企画はメーカーなんですか?、チラシのお金もメーカーが出してくれるの?。ああ、あんたのところはアトムだったね、アトムの本部が全部考え、どんどん金出してくれるの?」と、会長のKさん話す、
『基本の企画は本部です。でも、細かいおもてなしの中身は店で一生懸命考えるのですよ』、
『金、金は全部店が出しますよ。当店のチラシは大小いっぱい10枚位も入ってるでしょう。本部から取り寄せたり、店で印刷してますよ』、
「買わな、ジャガイモ袋にいっぱい貰えんの」、
『買うものなくったっても、遠慮いらんよ。普段の感謝、感謝感謝の売り出しですがな。大丈夫、天まで積み上げてちょうだい、袋に一杯でも二杯でもあげちゃうからね』と笑います。
ふとん屋さんの店先の、「ありがとう」とか、「売り出し中」とか書いたノボリを数えます。
『それこそ、Kさんちのお店、いつ見てもノボリがいっぱいですね。うじゃうじゃ立ってますね。今、外で数えたら18本もありますがね、当店もたいがい多いと思ってましたが、ふとん屋さんには本数で負けましたよ。うちは15本きりです』と云いますと、
会長は云いますね、
「大箱いっぱいにノボリを買うから、今立てているところから、ぐるっと店の横から後まで、もっともっと立てるんよ。20本も30本も立てるんよ」と大きく云います元気よく、
『ハイ分かりました。降参です。日高で一番かな、ホームセンターより多くて豊岡で一番かな』なんて笑って応えます。
《大感謝 このノボリなら 負けません》