嬉(うれ)しさは なんともないね 大丈夫 言われて元気 盛り返すとき
今朝、Y眼科に診察に行きました。
Y眼科は初めてです。
そもそも、眼科なんて滅多に行きません。
もう5,6年も前に、飛蚊症の疑いで別の眼科に行ったのが人生では初めて、今日のY眼科は人生二度目です。
『今日は土曜日で午前中のようですが、予約なしでも診ていただけるでしょうか?』と電話してから出かけます。
朝8時半に着いた時には、7つある3人掛けの長椅子の席がみんな埋まっています。
初診です。2時間待ちました。
Y眼科は、目の検査とお医者さんの診察が手分けでテキパキ捌かれるものですから、けっこう呼ばれる名前も早いです。
〇〇さ~ん、△△さ~んと、次々と診察に呼ばれます。
それでも患者さんの数がハンパではありません。土曜日だからでしょうか、医院を訪れる患者さんが途切れなく、ずっと7つの長いすは埋まったままです。
2時間待っている間、常に20人ちょっとの待つ患者です。
おっと、Y眼科のムチャクチャ患者さんの多い話ではありません。
お医者さんに言います。
『昨日の午後3時頃に気づきました。右目の周囲がとても痛いのです』、
『まばたきしてもとても痛いのです。手で上から抑えると飛び上がる程に痛いのです。
まるでボールを目にぶつけられたようなのです』、
『仕方ないので昨日は3時間ほど横になって休んでいました。
一晩過ぎて8割方痛みがすきました。でも骨のあたりが少しだけ痛み残っています』と訴えました。
眼科ってすごいですね。
最新の検査機で右の目左の目と調べます。お医者さんも明かりの付いたレンズのようなもので、眼球も瞼もくまなく調べます。
「ちょっと瞼が腫れてるだけで特に異常はないですね。眼球も瞼も異常ないですよ。瞼が何かバイ菌にでも感染したのか、
首筋のコリから来てるのかも分からんけれど、一晩ですいたのであれば大したことないですよ。大丈夫」とやさしく優しく話します。
大繁盛の眼科は違います。
お医者さんの話す言葉で直ってしまいました。
11時になっても患者さんの数は少しも減りません。
ドアを開けて帰る時、あんなに痛かった目の周りもなにやらスッと和らぎますね。
現金なものです。
「異常はないですよ。大丈夫ですよ」と言われて元気モリモリ、盛り返します。