病気は気から?

2016年09月10日 | 日記




 嬉(うれ)しさは   なんともないね  大丈夫  言われて元気  盛り返すとき



今朝、Y眼科に診察に行きました。
Y眼科は初めてです。

そもそも、眼科なんて滅多に行きません。
もう5,6年も前に、飛蚊症の疑いで別の眼科に行ったのが人生では初めて、今日のY眼科は人生二度目です。

『今日は土曜日で午前中のようですが、予約なしでも診ていただけるでしょうか?』と電話してから出かけます。

朝8時半に着いた時には、7つある3人掛けの長椅子の席がみんな埋まっています。
初診です。2時間待ちました。

Y眼科は、目の検査とお医者さんの診察が手分けでテキパキ捌かれるものですから、けっこう呼ばれる名前も早いです。
〇〇さ~ん、△△さ~んと、次々と診察に呼ばれます。

それでも患者さんの数がハンパではありません。土曜日だからでしょうか、医院を訪れる患者さんが途切れなく、ずっと7つの長いすは埋まったままです。
2時間待っている間、常に20人ちょっとの待つ患者です。

おっと、Y眼科のムチャクチャ患者さんの多い話ではありません。

お医者さんに言います。
『昨日の午後3時頃に気づきました。右目の周囲がとても痛いのです』、

『まばたきしてもとても痛いのです。手で上から抑えると飛び上がる程に痛いのです。
まるでボールを目にぶつけられたようなのです』、

『仕方ないので昨日は3時間ほど横になって休んでいました。
一晩過ぎて8割方痛みがすきました。でも骨のあたりが少しだけ痛み残っています』と訴えました。

眼科ってすごいですね。
最新の検査機で右の目左の目と調べます。お医者さんも明かりの付いたレンズのようなもので、眼球も瞼もくまなく調べます。

「ちょっと瞼が腫れてるだけで特に異常はないですね。眼球も瞼も異常ないですよ。瞼が何かバイ菌にでも感染したのか、
首筋のコリから来てるのかも分からんけれど、一晩ですいたのであれば大したことないですよ。大丈夫」とやさしく優しく話します。

大繁盛の眼科は違います。
お医者さんの話す言葉で直ってしまいました。

11時になっても患者さんの数は少しも減りません。
ドアを開けて帰る時、あんなに痛かった目の周りもなにやらスッと和らぎますね。

現金なものです。
「異常はないですよ。大丈夫ですよ」と言われて元気モリモリ、盛り返します。

重陽の節句

2016年09月09日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   あとは満ちゆく  半月の  陽が重なる  秋祝うとき

時期がピッタリです。避難の方法、支援の仕方を学びます。

2016年09月08日 | 日記

答えは ①台風19号  ②阪神・淡路大震災  ③東日本大震災  ④熊本地震


 楽(たの)しみは   地域福祉の  研修会  避難の仕方  よく話すとき

百日紅(さるすべり)ってどう考えても読み書き合ってませんね

2016年09月07日 | ふるさと




 楽(たの)しみは   街路に庭に  サルスベリ  読み名不思議を  また思うとき



パソコンを叩いて、
『ほれ、ほれ、これ。 “さ・る・す・べ・り” ってキーを押して漢字変換すると “百日紅” って出てくるね』と息子に言います。

『コンピューターって賢いな~。どうして “さるすべり” が、
全然読み名と表記とが一致しない、百日紅なんて漢字をちゃんと変換してくれるのかな』と、いつも不思議に思っていることを話します。

息子は、「なに言っとるんよ。サルスベリでも、猿滑りでも、百日紅でもいいところを、
一番検索に引っかかる頻度が高い百日紅になってるだけなんよ」と、なんでそんなことが不思議なのかと笑います。

走っていまして通りの街路樹が、
2kmくらいにわたって、紅色白色の花が咲かせている百日紅があります。

田んぼのあぜ道に、
枝を四方に広げて咲いています百日紅があります。

庭にツルツルとした幹をくねらせて、
傾いた枝にいっぱいの花を咲かせる百日紅があります。

夏の初めから咲き始め、炎天下を過ごし秋を迎えてずっと咲き続ける百日紅は、
漢字表記の通りに、とても長く咲き続ける花です。

ちょっとくねって伸びる木の幹は、
読み名の通りに、猿も滑りそうなツルツルなのです。

花は漢字の通り、幹は読み名の通りです。

ただ、いつも百日紅って字を「ひゃくじつこう」と読むより、
ほとんど普通には「サルスベリ」と読ませることに不思議を感じ、それを正確にコンピューターは変換することに、驚きを感じるのです。

日本語は漢字、平仮名、カタカナが混ざり合って世界一難しい言語だといますが、
その表記の仕方や、読み方の複雑さを考えると「こりゃもうあかんわ、参った参った」と言う感じです。

今は百日紅です。

梅雨の時期は「アジサイ」でした。
これもまたまたパソコン叩けば、読み書きひとつも合ってませんよ「紫陽花(あじさい)」ですね。

ふるさと但馬は、小代の山の公園に沢山咲いてる「シャクナゲ」も、全然読み書き合ってません。
「石楠花(しゃくなげ)」と書きます。

「紅葉(もみじ)」もそうかな、「田舎(いなか)」もそうかな、「土産(みやげ)」、
「海老(えび)」なんて言葉も、読み名と漢字表記が合っていません。

不思議な日本語は楽しいですね。

東井先生のふるさとで

2016年09月06日 | お客さま




 楽(たの)しみは   雨降る中で  ばあちゃんの  見送る姿  窓開けるとき



第5回ペスタロッチー賞(昭和34年)の受賞に輝く、
東井義雄先生のふるさとは、山間(やまあい)に深く入った静かな里です。

東井先生の生家・浄土真宗東光寺が見え始める、
村の入り口にある作業場の建物に、素朴な看板が立てかけてあります。

「遠い祖(おや)たちが営々きり拓(ひら)き守り育ててきた 私たちの村 私たちのふるさと 東井義雄先生のことばより」と、
太い文字で書いてあります。

本当に少ない戸数の集落です。

東井先生と同じ村で生きてきたことの誇り、生まれ育った村をこよなく愛する心、
東井先生の教えを素直に受け止めた、とても素晴らしい言葉が通り過ぎる人の目に入ります。

但東町佐々木の、独り暮らしのおばあちゃんちへテレビを配達します。

「まあ、いつもアトムさんからお便りもらって、楽しく読ませてもらってます」、
「よろしい~な~。可愛い孫さんと家族仲良く、素晴らしいことです。そんな電器屋さんから買うこと私や~嬉しいのです」と、90近いばあちゃんはアトムから買うこと嬉しいと話します。

ばあちゃんちは、8年ほど前に二人暮らしだったご主人が亡くなり、
それまでご病気がちで、家の中でもいつもベットに横になっておられたばあちゃんは、ご主人亡くなってから気丈に頑張って独り暮らしの毎日なのです。

『ハイ、このボタンがばあちゃんの好きなBS見るボタンですよ、
このボタンで音を大きくしてね、ばあちゃん耳が少し遠いので、もうちょっとかな30くらいで聞こえるかな』なんて説明しながら話します。

ばあちゃんは突然面白い事を話します。

「テレビは戦争中からあったですきゃあな」、
「たしか、若いとき勤め先で見たような気がするんですが」と話します。

『ばあちゃんね、テレビは昭和28年から。
今の天皇陛下が結婚される時、34年のころから各家庭に普及したんよ』、

「ああそうだったかいね。そう言えばうちもテレビなんてずっと無くって、プロレスなんかよその家に見に行かせてもらったな」、
「あんたんとこは電気屋さんで、そのころテレビは」、

『そのころは農家、電気屋さんではなかったの。私の子供のころテレビなんか買う金なかったの。
私が学校出て都会に出るまで、とうとうテレビが家にはなかったのよ』、

『その仇討ちのよなもんですよ、大きくなって電気屋してテレビを売りまくっとる訳なんよ』なんて冗談言って笑います。

外は雨です。
『ありがとう。帰りますありがとう』と言って走る車に向かって、玄関先でばあちゃんは手を振り見送りますね。

窓から雨が吹き込みます。
仕方がありません。ばあちゃんに応えて頭をぺこぺこ、手を振り顔が濡れますね。

豊岡は一文字地名が凄いです・その2

2016年09月05日 | ふるさと




 楽(たの)しみは   読み名が長い  地区名や  一文字地名  わんさあるとき



以前に、「豊岡は一文字地名が凄いです」の記事を書きました。

『ふふ~ん』と思い出して、
『うんこれだ、10月号のふるさとの話に書いてみよう』と思い付き、もう一度詳しく調べてみようといたします。

もちろん、唯その地名を書き並べるだけではありません。
何か一文字の地名に、命名のおもしろい歴史がないかも調べます。

とりあえず、豊岡市の一文字地名を調べてみます。

豊岡市のホームページに載ってる「行政区一覧表」を開きます。
豊岡市に360ヶ所の行政区がありますが、その中の一文字地名を数えます。

123区の旧豊岡市には、「庄(しょう)」「滝(たき)」「辻(つじ)」「伏(ふし)」「森(もり」「新(しん)」「旭(あさひ)」「本(ほん)」「寺(てら)」「中(なか)」「寿(ことぶき)」の11ヵ所あります。
さらに「〇町」と一文字で町と読むところが、「幸(さいわい)町」「泉(いずみ)町」「内(うち)町」「京(きょう)町」「栄(さかえ)町」「桜(さくら)町」「船(ふな)町」「元(もと)町」と8ヵ所あります。

70区の旧日高町には、「芝(しば)」「谷(たに)」「殿(との)」「中(なか)」「野(の)」「堀(ほり)」の6ヵ所です。

31区あります旧城崎町は、「元(もと)」「柳(やなぎ)」「旭(あさひ)」「結(むすぶ)」の4ヵ所あります。

43区あります旧竹野町には、「段(だん)」「轟(とどろき)」「林(はやし)」の3ヵ所、

51区あります旧出石町には、「嶋(しま)」「柳(やなぎ)」の2ヵ所、

42区あります旧但東町には、「後(うしろ)」「畑(はた)」の2ヵ所です。

合計360区で旧豊岡市の「〇町」も含めますと、36ヵ所も一文字地名の行政区があるのです。

ふるさと但馬の養父市は「畑」「森」「中」「筏」「轟」、
朝来市は「澤」「柴」「森」「岡」「殿」「中」「宮」、
香美町は「境」「畑」「藤」「森」「鎧」「境」「原」「宿」、
新温泉町は「前」「湯」「境」です。

養父市から新温泉町の合計は358区で、
一文字地区名は23カ所なのです。

豊岡市の方が少し多いと言う感じです。

ところで、逆に字数が長い地区名ってあるのでしょうか。

地区名は、ほとんどが2文字か3文字なのです。
4文字のところはとても少ない、さらに5文字となるとほんのわずかとなりますね。

豊岡市には「小田井町(おだいちょう)」「千代田町(ちよだちょう)」「出合市場(であいいちば)」が4文字です。
養父市はありません。

朝来市は「伊由市場(いゆういちば)」「多々良木(たたらぎ)」「矢名瀬町(やなせまち)」「弥生が丘(やよいがおか)」が4文字です。

香美町、新温泉町には4文字地名はありません。

最後に5文字地名です。

豊岡市には「九日市上町(ここのかいちかみのちょう)」「九日市中町(ここのかいちなかのちょう)」「九日市下町(ここのかいちしものちょう)」の3つの区が5文字です。

ふるさと但馬にはここの3区だけが5文字です。
さらに驚くことに、その読み名が「ここのかいち〇〇〇ちょう」と、なんとなんと12字で読みます。長い長い読み名の珍しい地名です。

草紅葉(くさもみじ)は知ってたわ、でも柿紅葉(かきもみじ)は知らんかったわ

2016年09月04日 | お客さま




 楽(たの)しみは   分からんかったわ  カキモミジ  草なら知ってた  言い渡すとき



Uさんちの奥さんが遠くから手を振って走ってきます。
「アトムさんアトムさん、今持っていくとこ」と紙を差し出しながら近づいてきます。

朝はまだ6時になっていません。
水門のカギを開けるために川の方に歩きます。

Uさんちは川の下流にあるお家です。
早朝のウォーキングの途中に、店の郵便受けに入れるつもりでしょう。
でんきや便りを届けた2、3日後には、いつもクイズの回答が入っています。

ちょうど水門のところで私をつかまえて、
「アトムさんアトムさん、クイズで大盛り上がりだったのよ、昨晩は」とニコニコ笑顔で話します。

Uさんちには、
関東に嫁いだ娘さんが、お歳の父さん母さんを面倒見るため、ちょうど帰っておられます。

「難しかったわ~、今月のクイズとっても難しかったわ。家族みんなでワイワイ大盛り上がりで解いたのよ」、
「娘がネットで調べてやっと分かったわ。5文字の答えは 〝カキモミジ” でしょ。草紅葉(くさもみじ)は私も知ってたけれど、柿紅葉(かきもみじ)はね~」と感心したようにおっしゃいますね。

『すみません、すみません。柿の葉が色づくさまをカキモミジって、あまり使わないのにすみません』、
『分かりにくいかなあと思って、5文字のヒントを 〝秋の庭に実のなる木が色づくと・・・・” と書いてたでしょ』と、難しすぎたことを詫びますね。

先生をしておられたUさんちの奥さんでも、
難しいと言ってた今月のクイズです。

昨日届いたいる筈です。
いつもならば豊岡のKさんも、Nさんも数時間のうちに回答のFAX来るのに、今日になってもまだですね。

Uさんを含めて4通回答がありました。
全員が 〝とても難しい、難し過ぎる” のコメントつけて、

Iさんなどは 〝モミジカキ” なんて答えて、
「問題作りを間違っていませんか」のコメント、コソっと書いて来ています。

需要喚起のお祭りのあった一年後は

2016年09月03日 | 商売




 楽(たの)しみは   凸凹あっても  順調な  データー眺めて  安堵するとき



街の電気屋さんは、
毎日売上集計を付けてます。

「9月1日売上なんぼだったかな」と集計表に記入です。
「9月2日はなんぼだったかな。そして2日間の合計はいくらかな」と合計欄に記入です。
「9月3日はなんぼだったかな。そして3日間の合計はいくらだったかな」と合計欄に記入です。

その日の合計欄に記入した後に、
「どれどれ、一年前の今日の合計はなんぼだったかな」と、去年のデーターをめくって確かめますね。

売上集計管理は、その月の月間目標に対しての3日までの達成度(月間の目標額の3日分に対する達成率)を確認したりするとともに、
一年前の今日の売上合計も確かめますね。

『お~い、えらいこっちゃがな。去年9月の月は月初めから売り上げが爆走しとるがな』、
『3日目で〇〇〇万円までいっとるがな』と、売上金額が三桁の数字になってる驚きを叫びます。

息子も、
「え~、そんなにいっとるの。別にリホームあったわけないし」とビックリします。

『去年は9月に入った途端に毎日毎日何十万円、何十万円と売れとるがな。何が売れとるかって、
冷蔵庫だろ、ガスレンジだろ、流し台にLED照明に、BDレコーダーだろ、エアコンだろ。ファンヒーターに洗面台にエアコンにエアコンに、冷蔵庫に洗濯機にストーブ、エアコン、掃除機、エアコン、BDレコーダー、パソコン、便器、テレビ、LED照明、テレビ、テレビ、エアコンに冷蔵庫と、最初の三日間5日間でムチャクチャ毎日売れとるがな』とデーターめくって叫びます。

   昨年の9月は、20%もお買い得な「はばタンシール」がおまけに付くセールをやってたのです。
そりゃそうですわね、
10万円のテレビを買ったらポ~ンと2万円分のお買物券が付いてくる、

すぐにその場で、2万円のクリーナーがタダで買えちゃうものですから、
我も我もとお買い物殺到でした。

今日10万円でテレビを買って、明日は10万円で洗濯機を買って、次々に2万円分のはばタンシールをもらいます。
ほぼ無制限にお買い物が可能だったものですから、売れるわ売れるは当たり前、丸々20%おまけが付くようなセールってそんなにはありません。

ところが怖いですな~、
お祭りあった一年後、今年の9月は大変ですよ。

普通にですよ、普通に3日分なら三日分の目標金額売れてても、
昨年の9月の数字と比べます。

桁が違うほどに数字が違う、地デジ化前のエコポイント祭りの後も、消費税が上がる直前の駆け込み需要の後も、
そもそも、需要喚起のお祭りのあった一年後は、そのショックの落ち込み大変ですね。

長い目でデーターを見てのいい話です。

アトム本部から「アトムチェーン入会前、入会後の月商(売上)と粗利率」の報告をするようにと、
息子がアトムの社長会で聞いて帰りました。

過去のデーター集計します。
結果はこうです報告します。

入会前36ヶ月の平均月商は〇〇〇万円です。
〇〇〇万円を100としまして、入会後の36ヶ月の平均月商は△△△万円で150に飛躍してます凄いです。

その後もずっと去年まで、150をずっと上回っての推移です。
もちろん、粗利率の数字もアトムチェーンにふさわしい高い数字で推移です。

何のことかと言いますと、
この10年ばかりの間に景気不景気ありました。地デジ化前のエコポイント爆発ありました。そして消費税増税駆け込み、はばタンセールの20%丸々お得なセールで爆走しました。

その度に、お祭りの後の落ち込み少しはあったものの、
長い目長い期間で見まして、アトムに入って150も160もの伸びをキープの数字です。

去年今年の凸凹が少しはあっても、
長い年月順調な、アトムの昇るエレベーターあればこそデーター眺めて安堵です。

夏頑張ったしけぇ~って分かりますか

2016年09月02日 | 日記




 楽(たの)しみは   玄さんしゃべる  但馬弁  聞いて懐かし  ほお緩(ゆる)むとき



広報とよおか9月号のひとりごと(あとがき)に、
【・・・・・・ここにきて、玄さんの但馬弁論争が秘書広報課内で勃発です。「たくさん」は「よぉけ」!?「ぎょうさん」!?・・・・」と書いてあります。

豊岡市のマスコットキャラクターとして走り回っています「玄さん」は、
言葉をしゃべってしまうキャラクターなのです。
それも地元の方言丸出しの「但馬弁」をガンガンしゃべってしまいます。

ひとりごと(あとがき)の「たくさん」は「よぉけ」!?っていう話は、
広報の連載「豊岡のここに注目じゃ!」の記事の中で、玄武洞の玄さんが堅いテーマを柔らか~く解説する中身です。
9月号は「植村直己冒険賞って?」というテーマを玄さんが解説するのです。

解説のおしゃべりの中から「玄さんの但馬弁」を拾ってみます。

「豊岡市は、世界的な冒険家・植村直己さんの生まれた地なんじゃ。だしけぇ、植村さんの精神を後世に継承して、どんな困難にもくじけない精神で未知の世界を切り拓き、人々に夢と希望そして勇気を与えてくれる人を応援しとるという訳じゃ。」、

おっとろっしゃ!?植村さんを知らんのか?・・・・」、
「エベレスト日本人初登頂、五大陸最高峰世界初登頂、また北極点犬ゾリ単独行など、話し出したらきりがないぐらい、よぉけ偉業を成し遂げてきたんじゃ。」と、

玄さんの解説は但馬弁をふんだんに使います。

なんじゃ。だしけぇ(なんだよ、だから)、おっとろっしゃ!?(おや、びっくりした!?)、よぉけ(たくさん)」って、
まだまだ但馬弁の中でも分かる方の言葉です。

お土産に「玄さんのしおり」があります。
読書の秋にそっと本にはさんで使います。

「玄さんのしおり」に、「但馬弁クイズ」がのっています。
この方言はどんな意味でしょうかとクイズです。

1.あは~か!  2.こうじゃげぇ!  3.なんだいや!  4.わやくちゃ!  

分かりますか?。

当店の若嫁さんが書いた看板を見て「およよ」と声をあげます。

「夏頑張ったしけぇフィルター掃除してーやーbyエアコン」と出ています。

しけぇ」って、「~から」と理由を表す言葉です。
例えば、「これから家に行くしけーまっといて(待っていて)」と使います。

毎週書き替えて道路に向けての看板に、楽しい但馬弁を使って書いてます。


【クイズの答:1.あは~か!(馬鹿じゃないの) 2.こうじゃげぇ!(偉そうにして) 3.なんだいや!(どうしたんだ) 4.わやくちゃ(台無し)】 

昔はなんでも手書きでした

2016年09月01日 | 日記

(今日はケンちゃんも袋に入れて、アトムのお便り作りのお手伝いです)



 嬉(うれ)しさは   アトムのチラシ  凄いねと  褒められ古い  チラシ見るとき


  41年前の古いチラシ(昭和50年2月号)

  なんでもペン一本で書いていました

ご来店になった商工会の職員さんがおっしゃいました。
「アトムさんてチラシ凄いんですね」、

「商工会で見ました。先日、誰かが持ってきたチラシを拝見して、凄い出来栄えだな~と感心しました」、
「お客さんへ届けておられるのですか?」と問われます。

ちょうど9月号を袋に詰め終わって、
段ボールに入れた「アトムの特選品カタログと、当店オリジナルお便りチラシ」を取り出してこんなお話いたします。

『ご覧になりましたか。
日高町のいろんな事業所でも、販促のチラシ出されてるとこってあるでしょう』、

「いや~、そうそうありませんよ。ここの店のようなのあまりありません」、
「9月号は85号って書いてありますが、ずっと続けて発行されてるのですか?」、

『そうです。 “街のでんきや便り” は7年ばかり続いています。
ふるさとの話やクイズなんかも続けて書いているのです』、

「いや~、なかなか続けるって大変でしょ。
単発で出されるお店も見かけますが長く続きません。ここは凄いですね」、

「商工会でやってる勉強会に参加して、チラシの話もしてはどうですか。
日高のお店で盛んにやってる、お客さま向けの “町ゼミ” なんかぜひやって下さいな」なんてお話されます褒められました。

息子が作る「街のでんきや便り」や、その他いっぱいのチラシは、
カラー刷りで写真いっぱいの、見栄え100%のものです。

パソコンで作るチラシですから自由自在のレイアウト、
そりゃあ見やすい楽しいものですね。

ふっと昔のチラシを取り出し眺めます。
41年前の、電気店創業直後から作成したチラシの原稿が、分厚いファイル3冊にぎっしりと保存です。

当時はパソコンどころかワープロさえもありません。
半透明のトレーシングペーパーに、ペン一本で太い字細い字イラストも全部手書きで作ります。

印刷はコピーなんてありません。
一枚一枚、原稿を合わせて水性の青焼きコピーを通過させました。
出てきた湿ったチラシを部屋一面に並べて、乾くの待ったの懐かしいです。

そっと原稿眺めます。
カラーの出来栄えには負けますが、イラストだって、大きな文字だって、丁寧に工夫して書いている意気込みは勝ってます。

とにかくなんでも手書きのチラシ、実に味のある中身に作った本人感心します。