日本考古学発祥の地

昨日はおスーと大森貝塚に行ってきた。
大森は駅の中からすでにモヤっている・・・
駅から100mくらい離れたとこに「大森貝塚入口→」みたいな指示があったので、あら思ったより近いわねと思って、あきらかにNTTデータビルの敷地内だっつーとこにに入って階段を降りて行くとビル裏手の京浜東北線の線路ぎりぎりの狭ーいとこにズモーンとでかい記念碑「大森貝墟」が！

へーここなんだねーと思いつつ、でもモヤさまで観たやつと違うなあと思ったらどうやら大森貝塚とゆーのは大田区と品川区の二カ所にあるんだって。
さらに歩くこと300m、品川区に入り今度はあきらかにマンションの敷地内だっつーとこを通って行くと大森貝塚庭園とゆーとこの裏口に出た（なにもマンション内を通らずとも道路に面した入口があったみたい）。
こっちの大森貝塚は、ちゃんと貝の出た地層を残していたり公園内にモース博士の像があったりしてエンターテイメント性が感じられました。いやーなかなか楽しかったね。
なんで二カ所もあるかとゆーと、今から132年前の明治時代にモースさんとゆー人が東京方面に向かう電車の中から外を見てたときに「アッあれ貝塚じゃね！？」」って感じて発見したのだがその後調査して縄文土器とか出てきて考古学上の大発見だったわりにはちゃんと測量をしなかったからどこだかわかんなくなっちゃって。そんで昭和初期にふたつの記念碑が建てられ、こっちが本物だー！いやこっちこそ本物だー！みたいなことをずっとやってたけど、ようやく昭和52年に品川区のやつが本物だってことがわかったんだってさ。
教科書には必ず載ってるけど来たことないしよく知らなかったけど、このへんは歴史的に面白そうだ。
ところで、大森に行く！という目的を持って行ったのは初めてだがなにも貝塚に行くために来たのではない。いまキネカ大森で江戸川乱歩原作の映画の特集上映をやってるんですね。
もう5年くらい前におスーと新文芸坐で観たカルト映画「恐怖奇形人間」とゆーしょうもないやつをまた観ようというわけで来たのです。
乱歩の小説「孤島の鬼」と「パノラマ島奇譚」を合わせたらしいのだがとにかくおかしな映画で土方巽がド変態の役で悪趣味の至り。タイトルからお察しのとおりDVD化が難しいらしく、なんとか特集上映やってるとこを見つけて観なきゃいかんのだわ。
はー・・・しょうもなかったわ～。またしばらくしたらどこかで観よっと。