生活

とりとめもなく

叫びたい

2010年05月18日 20時16分20秒 | Weblog
今日もいいお天気。お休みだったので映画を観ようかと思ってたんだけどなんとなくやめてブラブラ歩きをしていた。そして本を読みたかったのだ。
 横山秀夫「ルパンの消息」
この作家さんは「半落ち」とか「出口のない海」とか「クライマーズ・ハイ」とか映画化されているので人気のある人なのでしょうけど、私は「クライマーズ・ハイ」しか読んだことがないしそれも原作よりも映画のほうが好きだなーと思っていたのだ。
でもこの「ルパンの消息」は三億円事件がちょっとだけ絡んでいる話らしいというわけで興味を持って(運よく実家にあったし)読んでみることにしました。
この作家の処女作ということでそんなに期待してなかったのだが
こ、これは・・・
あまりの面白さに度肝を抜かれた
半分くらいまではまあまあ面白い。しかし半分過ぎたあたりから面白さが三倍増しくらいだろうか、もう本当に叫び出したいくらいに面白いのだ二重にも三重にも四重にも謎が絡まり合い伏線もしっかりしてて推理ものでありながら青春小説のようでもあり笑って泣けて痛快な娯楽小説となっております。中途半端に説明したくない読んでほしい昭和五十年代ってなんか青春という言葉が似合う気がする。
コメント
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