「野獣死すべし」というなんだか男くさいタイトルの映画を観てみました。1980年公開で松田優作主演のやたらと人が殺される話だった。狂気じみたというかもう完全に狂ってる人、かつて戦場カメラマンをやってた伊達という男(優作です)がとくにこれといった理由もなく殺人や強盗を繰り返すみたいな(戦場という極限を見てしまったからなのだが)。
なんじゃこりゃーと思った。
松田優作は亡くなって20年以上経つというのにいまだに男子にアツく支持されとるのはなんでだろーと思っていて、私にもわからせてちょうだい!と思っているのだけど未だにわからん。今日もわからんかった。
ただ今まで観たことあるのが「ブラックレイン」「家族ゲーム」「人間の証明」と今日の「野獣死すべし」なので4本中3本が頭おかしい感じなのでそれがよくないのかしら・・・
でも、わからんなりに面白かった。観るに堪えないという気分にもならんかったし、実は松田優作けっこう良かった。この映画のなかで、人を殺したりするうるさい部分と、ふだん本を二冊胸に抱えてトコトコ歩く姿やクラシックのコンサートに行ったりする静かな部分がありまして、後者は死んだような目をして小股で音もなく歩く感じなのですが、なんかそれが良かったのです。その姿と、振り幅が。しかし男子はそういうところが好きなのではないというのはわかる。
なんじゃこりゃーと思った。
松田優作は亡くなって20年以上経つというのにいまだに男子にアツく支持されとるのはなんでだろーと思っていて、私にもわからせてちょうだい!と思っているのだけど未だにわからん。今日もわからんかった。
ただ今まで観たことあるのが「ブラックレイン」「家族ゲーム」「人間の証明」と今日の「野獣死すべし」なので4本中3本が頭おかしい感じなのでそれがよくないのかしら・・・
でも、わからんなりに面白かった。観るに堪えないという気分にもならんかったし、実は松田優作けっこう良かった。この映画のなかで、人を殺したりするうるさい部分と、ふだん本を二冊胸に抱えてトコトコ歩く姿やクラシックのコンサートに行ったりする静かな部分がありまして、後者は死んだような目をして小股で音もなく歩く感じなのですが、なんかそれが良かったのです。その姿と、振り幅が。しかし男子はそういうところが好きなのではないというのはわかる。