最近読んでた本↓
吉田修一「路(ルウ)」
存在は知ってたんだけど、タイトルから内容がさっぱり想像できないしけっこう長編だし、とっつきにくくてどうしようかと思ってたんだけど、台湾新幹線をめぐる話と知ったので読んでみようかなと思ったのです。
2004年だか2005年に私とおまめは台湾に旅行したことがあって、当時世界一の高さだった台北101ビルが開業直前、台湾高速鉄道も完成間近ということで、その旅でお世話になったガイドさんが
「台北101という世界一のビルがありまーす、熊谷組が建てましたー!台湾にも新幹線ができまーす。川崎重工からもう車体が来ていまーす!」
と説明していて、すげーな熊谷組、そして川崎重工…と思ったものだが、私は当時、台湾について何もしらなくて、圓山飯店のお土産屋のおばちゃんやたらと日本語うまいけどどうしてだろなあー、台湾は日本だった時があったのかな?なんてのんきで無知なことを考えてたんだけど、台湾と日本の間にはいろいろあったのだなあ…「悲情城市」と「KANO」と「宋家の三姉妹」からの知識でしかないが(映画じゃないと脳に入らない)
その、昔のいろいろと、現代の、台湾高速鉄道を開通させようと奮闘する人々のいろいろ、関係ないようでいて少しずつ関わっている人たちのいろいろが交錯して、多面的な物語となっております。
そしてこういう本を読んだ時の常として、やはり台湾に行きたくなった!
吉田修一「路(ルウ)」
存在は知ってたんだけど、タイトルから内容がさっぱり想像できないしけっこう長編だし、とっつきにくくてどうしようかと思ってたんだけど、台湾新幹線をめぐる話と知ったので読んでみようかなと思ったのです。
2004年だか2005年に私とおまめは台湾に旅行したことがあって、当時世界一の高さだった台北101ビルが開業直前、台湾高速鉄道も完成間近ということで、その旅でお世話になったガイドさんが
「台北101という世界一のビルがありまーす、熊谷組が建てましたー!台湾にも新幹線ができまーす。川崎重工からもう車体が来ていまーす!」
と説明していて、すげーな熊谷組、そして川崎重工…と思ったものだが、私は当時、台湾について何もしらなくて、圓山飯店のお土産屋のおばちゃんやたらと日本語うまいけどどうしてだろなあー、台湾は日本だった時があったのかな?なんてのんきで無知なことを考えてたんだけど、台湾と日本の間にはいろいろあったのだなあ…「悲情城市」と「KANO」と「宋家の三姉妹」からの知識でしかないが(映画じゃないと脳に入らない)
その、昔のいろいろと、現代の、台湾高速鉄道を開通させようと奮闘する人々のいろいろ、関係ないようでいて少しずつ関わっている人たちのいろいろが交錯して、多面的な物語となっております。
そしてこういう本を読んだ時の常として、やはり台湾に行きたくなった!