生活

とりとめもなく

デヴィッド・リンチ、新文芸坐

2018年08月28日 23時45分00秒 | 映画
昨日観た映画覚え書き。
池袋の新文芸坐でいまデヴィッド・リンチ特集やってて、ちょうどうまい具合に二本立てが観たい組み合わせだったから観に行ったんだ。新文芸坐は他と違って男子トイレに行列ができるぐらいおじさん客ばっかの映画館。
最初に観たのは「マルホランド・ドライブ」です

これ日本公開されたの、2002年だって。観たよ。今は亡き渋谷シネアミューズで観たよ。1度観ただけじゃ意味わかんないけど、内容ほとんど覚えてなかった。もう1回観たらわかるかな?わかんねえだろうなあ…と思いつつ観た。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますmoviewalkerから引用↓

「ロスト・ハイウェイ」のデビッド・リンチ監督が描く、美しくも妖しい魅惑的なミステリー。映画の都・ハリウッドの周辺を舞台に、2人の美女が繰り広げる摩訶不思議な物語だ。
真夜中のマルホランド・ドライブ。車の助手席に座る女(ローラ・エレナ・ハリング)は、突如運転手に殺されそうになり、車は事故を起こす。傷を追い逃げた女は、高級アパートの一室に忍び込んで身を隠す。部屋の住人である叔母を訪ねてハリウッドにやってきた女優志望のベティ(ナオミ・ワッツ)は、部屋にいたリタと名乗る記憶喪失の女を叔母の友人と思い込んでしまう。大金と不思議な形の青い鍵を持つリタが、唯一覚えている言葉「マルホランド・ドライブ」を手がかりに、彼女の記憶探しに乗り出すベティ。一方、ベティはオーディションが大成功。新進監督のアダム(ジャスティン・セロウ)と知り合い、惹かれ合う。ある日、偶然入ったレストランでリタは「ダイアン・セルウィン」という名前を思い出し、ふたりはダイアンの住所を調べ家を訪ねるが、そこには腐った女の死体があった。動揺したふたりは互いの感情の高まりを感じ、その夜一線を超える。そして、リタの持つ青い鍵がブラックボックスに差し込まれ、もうひとつの物語が始まる。それはレズビアンの恋人同士ダイアン・セルウィン(ナオミ・ワッツ2役)とカミーラ・ローズ(ローラ・エレナ・ハリング2役)の、裏切りと愛憎の物語だった……。

というお話なんだけど、観たことあるとは思えないほど何も覚えてなかったなあ…
面白い、というのはわかるんだけど、謎解きとか云ってる余裕がない。ただただ観てるだけ。
その上ものすごく眠くて、とにかく睡魔との戦いにエネルギーを使ってしまい映画の内容ほとんど集中できなかった。また観ないといけないよ…
16年前に買ったプログラムを読みこんでからまた観ようかな…せっかく観たのに、観てない感想だなこりゃ。
まあ真面目に観てもきっとわかんないだろうからいっか。

次、「ロスト・ハイウェイ

これも昔ビデオで観たよ。でも、マルホランドドライブ以上に何も覚えてない!なんなの!私、映画観る意味あんの!
それはさておき、こっちのほうが話は分かりやすくて面白いという印象がある。しかしどんな話だったかという記憶は一切ない!100%忘れた。でもなんとなく面白かった…イメージ…
もう初見の気持ちで観た。
そしたらびっくりした。どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますmoviewalkerから引用↓

謎のビデオテープを発端に、妻殺しの容疑者の男をめぐる悪夢をビザールに描いた一編。監督は「ワイルド・アット・ハート」「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」の鬼才デヴィッド・リンチ。脚本はリンチと、「ワイルド~」『ホテル・ルーム』(V)で彼と組んだバリー・ギフォード。製作はディーパック・ネイヤー、トム・スターンバーグ、メアリー・スウィーニー。撮影は「死霊のはらわたII」『ホテル・ルーム』(V)のピーター・デミング。音楽は「ブルー・ベルベット」以来リンチと組む、「ロスト・チルドレン」のアンジェロ・バダラメンティがスコアを担当し、音楽製作としてソロ・ユニット“ナイン・インチ・ネイルズ”を率いるトレント・レズナーが参加したことも話題に(作中では一部のみ使用)。主題歌はデイヴィッド・ボウイの“I'm Derranged”、追加音楽はバリー・アダムソン、音響設計でリンチも参加。美術・衣裳はパトリシア・ノリス、編集はメアリー・スウィーニー。出演は「インデペンデンス・デイ」のビル・プルマン、「アメリカの災難」のパトリシア・アークェット、「陽のあたる教室」のバルサザール・ゲティ、「冷血」「マネー・トレイン」のロバート・ブレイク、「インデペンデンス・デイ」のロバート・ロッジアほか。
夜のハイウェイ……「ディック・ロラントは死んだ」……早朝。サックス奏者のフレッド(ビル・プルマン)は玄関のインターフォンでその声を聞く。翌朝。妻のレネエ(パトリシア・アークェット)が玄関にあった封筒を彼に渡す。中には1本のビデオが。中身は夫妻の家の玄関前だった。次の日の朝もビデオが。今度は夫妻の寝室と、眠る二人の姿が映っていた。警察を呼んだが、打つ手は別にない。その夜、レネエの友人アンディのパーティにて。白塗りのミステリー・マン(ロバート・ブレイク)がフレッドの前に。「私はあなたの家にいる……」フレッドが彼の言うまま、自宅に電話してみると、目の前の男の声が自宅から響く。アンディに聞くと、彼はディック・ロラントの友人という。混乱したまま帰宅したフレッドに、またあのビデオが出現。映っていたのは何とレネエのバラバラ死体……意識が寸断したまま、フレッドはいつしか警察にいた。妻殺しの容疑で彼は死刑を宣告される。ところが。独房にいたはずのフレッドは、いつしか別人の修理工の青年ピート(バルサザール・ゲティ)に変わっていた。ある晩、ピートの自宅の前で何かが起こったのだというが、両親も誰も何も話してくれない。釈放されたピートは職場に戻るが、そこに現れたのが知り合いで町の顔役ミスター・エディ(ロバート・ロッジア)。ある日。エディはアリス(パトリシア・アークェット=二役)という愛人の美女を連れて現れた。見つめあうピートとアリス。二人はやがて深い仲になって密会を続ける。アリスはピートに、エディにはポルノ映画の女優として買われたと打ち明け、大金を知人の家から盗む算段をつけるから、一緒に逃げようと誘う。計画実行の晩。ピートはアリスの知人のアンディの邸宅へ。手筈どおりピートはアンディを殴り倒すが、息を吹き返した彼はテーブルの角に額をめり込ませて惨死。二人は逃げるが、アリスの様子が怪しい。砂漠にぽつんと建つ小屋。砂の上でからみあう二人。やがてアリスは裸のまま立ち去った。残されたピートは立ち上がったが、何と彼はフレッドの姿に変わっている。小屋の中にはミステリー・マンが。「アリスなんて女はいない。彼女はレネエだ」フレッドは密会に使っていたモーテルに戻る。ベッドでもつれあうエディとレネエ。フレッドはエディをトランクにたたきこんで砂漠に拉致した。トランクを開けた途端、エディはフレッドに飛びかかるが、フレッドはミステリー・マンが渡したナイフでエディの喉を切り裂く。とどめを刺したのはミステリー・マンだった。早朝。自宅に戻ったフレッドはインターフォンにささやく。「ディック・ロラントは死んだ」……そこへパトカーが追撃してきた。ハイウェイを車で逃走するフレッド。いつしか夜に。錯乱するフレッドは運転席でわめき、顔をふり乱す。闇の中、白いセンターラインがヘッドライトに照らしだされては消えていく……。

というお話だった。
説明されてもよくわかんないねえ。
でもね、マルホランド・ドライブ観てる時はもうれつに眠かったのに、これの時は休憩時間にコーヒーを買って飲み飲み観たのが良かったのか一切眠くなかった。いや、全編エロだったせいか?
それにしても全編エロだった記憶もなければ、分かりやすくもなかった。自分の記憶はいったい何なのだ。まあそんなことも含めてこの映画なのだ(なんのこっちゃ)意外と面白かったな…あおり運転のくだりが一番面白かったが。
コメント
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