大誘拐

毎日ゆううつだー

なんか今日はいろいろあって胃が痛い。

なんも考えずに観られる映画を観るか…と思い、なぜか選んだのがこれ↓

「大誘拐　RAINBOW KIDS」

どういうお話かといいますと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますmoviewalkerから引用↓

大金持ちの老女誘拐を実行した三人組の若者とそれに関わる人々を逆に手玉にとる老女の姿をユーモラスに描くブラックコメディ。天藤真原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「ジャズ大名」の岡本喜八。撮影は「ＹＡＷＡＲＡ！」の岸本正広がそれぞれ担当。

ある夏の日の朝、大阪刑務所に仲間の正義と平太を迎えに行った健次は、二人に誘拐の計画を話す。最初は反対する二人だったが、健次のねらいは紀州一の山林王・柳川とし子刀自。さっそく計画を実行する三人。ところがこのおばあちゃんただ者ではなく、やっと山中で拉致に成功した彼らに向かって和歌山県警本部長・井狩の知るところとなれば逃げるのは難しい、と落ち着いた表情で論じ始める始末。こうして三人は刀自に用意させた家に身を隠すことになる。この家は柳川家の元女中頭だったくーちゃんことくらの家だった。そのころ、和歌山県警本部では“刀自誘拐”の連絡が届き、刀自を生涯最大の恩人と敬愛する井狩が火の玉のような勢いで捜査に乗り出して来た。連絡を聞いた刀自の子供たちも次々と柳川家に到着。騒然とした空気の中、刀自救出作戦が開始された。一方、三人は隠れ家で身代金要求の策を練っており、その額が五千万円だと知った刀自はいきなり表情を変え、「大柳川家の当主なんだから百億や！」と三人に言い放つ。それによって誘拐犯と刀自の立場は完全に逆転してしまい、事件はいつしか刀自と井狩との知力を尽くした戦いになっていた。そしてついに身代金の受け渡しの日がやってくる。それは前代未聞の全世界へ生中継されるにまで至っていた。こうした大騒ぎの中で百億は犯人に渡され、事件は終わった。三人組はそれぞれの道を歩んでいき、数日後、柳川家に戻った刀自の前に事件の全謀を察した井狩が姿を現わし、刀自はその真実を打ちあけるのだった。

というお話でした。

岡本喜八監督。誘拐犯のリーダーの役で風間トオルさんが出てるんだけど、これは29年前の映画で、えーといま風間トオルが50歳くらいとして、ハタチそこそこでこれ？昔は老けて…いや大人っぽい感じだったんだな〜と思ったら、いやいや、今がもう58歳だってー

年に1度のシリーズ、科捜研の女に出てるからコンスタントに彼の様子はうかがい知ることができるが、まだ50歳くらいと思ってた。

芸能人てすごいな…

風間トオルのことはさておき、映画は面白かった。痛快というか、娯楽映画ってこういうもの！っていう面白さ。

富豪役の北林谷栄さんが良いのは言わずもがな、緒形拳さんとか樹木希林さんなんか出ててなんか嬉しくなっちゃう。

今この時代のキャストでやるとしたら北林谷栄さんの役を樹木希林さん、樹木希林さんの役は余貴美子さんみたいな雰囲気なんじゃなかろうか。ていうか樹木希林さんはもう鬼籍に入ってるけども。

天本英世さんも出てた。水野久美さんも出てるからマタンゴ以来の共演なのか？

こういう、微妙に古い映画もっと観たいな…80〜90年代の。