生活

とりとめもなく

後篇

2015年04月14日 20時04分40秒 | 映画とハンバーガー
今日はお休み。
最近ほんとうにお休みが待ち遠しい。ずっと五月病みたいなかんじ。
今日はTOHOシネマズの日で映画が安いので早めに家を出て六本木ヒルズで映画観ることにしました。こないだ 前篇を観たが、今日は「ソロモンの偽証 後篇・裁判」を観ました。封切りからまだ3日の人気作品だしサービスデーだが、雨の朝早い六本木なのですいてた。
とうとう真相が明らかになるこの長い長い後篇だが、小説からしたら信じられないくらい削られて短くされて、良いエピソードがたくさんなくなっている。本編が始まる前に前篇のダイジェストを流してくれるという親切さだが、本編さえダイジェストのようだ。やっぱり原作読むべきだ。
でもそれでも良かった。いろんな登場人物やエピソードを可視化してくれて、楽しかったし、長い映画だけど全然長く感じなかった。松子ちゃんのお父さんが塚地武雅で相当よかった。塚っちゃんズルいくらい良かった。あと井上康夫くんがお気に入りです。彼はあのメガネとモッサリした髪型をやめたら今時のふつうの男の子なのだろうか?
最後に好きな曲With or Without youが流れて良かった。
そもそも小説と比べてどうだ、という観かたをしてはいけないのだ。

映画の後は何となくテレビ朝日に行ってみた。仮面ライダーグッズが売ってるかしらと思って。でもたいしたもの売ってなかった。
しかしアトリウムにいろいろ面白いものが展示してあって楽しかった~

仮面ライダードライブの車トライドロン(仮面ドライバーじゃねえか)
のび太のへや

徹子の部屋

マダムタッソーもビックリの蝋人形感(おまえも蝋人形にしてやろうか!)
テレ朝たまに来るとその時々によってちゃんと展示変えてて面白いね。

お腹減った~
お昼はメトロハットの地下のAS CLASSICS DINERにしました。

アメリカンダイナーです。やっぱりアボカドバーガーにしました。
ワーイ
イェーイ
これ相当うまかった。皿の上のもの全体的に、好きな感じにまとまってた。パンと肉がうまい。ということはハンバーガーがうまいということですね…
注文してから出てくるのもはやいし。ソースもひとつのバーガー内で何種類か使ってあるみたいだけどどれもうまい。どこを食べてもうまい。おイモも好きな感じ。また来ようと心に決めました。
13時過ぎたらコーヒーおかわりできるし。おかわりしますか?ってポットで来てくれるし。なんて親切なんだ。おかわりしました。
お昼ご飯のあとにもう1本映画観ようと思ってたんだが、なんか疲れて観なかった。最近こんなのばっか。気力がなくてどうも予定がこなせない。まあいいや。ミッドタウン見て帰りました。こちらも前に来た時からずいぶん様変わりしたのでまたゆっくり 来ようと思った。
今日はずっと雨だった。
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橋口亮輔監督の

2015年04月07日 22時40分10秒 | 映画とハンバーガー
今日はお休みなのでけっこうな満員電車に乗り込み目黒に行った。
いま目黒シネマでは橋口亮輔監督特集上映がやってて、「ハッシュ!」と「ぐるりのこと。」の二本立てを観に行ったのです。どちらもそれぞれ2002年と2008年の公開当時に映画館で観て以来なのですが、とくにハッシュ!なんかを観たころは若かったし、どちらもそのときとは違う感じで観られそうだなと思ってちょっと楽しみにしてたのだ。

左のポスターがハッシュ!のものなんだけど、このデザインすごくいいよねーチラシもこれだ。実家に当時買ったプログラムがあったから読んでから行った。
この写真の田辺誠一が、というかこの田辺誠一の写真が(どっちでもいいけど)なんかすごくいい…
これです、プログラムにもある↓

まずは「ハッシュ!」からの上映、内容はというと説明がめんどくさいのでMoviewalkerからの引用↓

奔放なゲイライフを送るペットショップで働く直也、ゲイであることを周囲に悟られないように暮らしている土木研究所で働く勝裕。2丁目で出会い交際を始めたふたりの前に、ある日、歯科技工士をしている朝子と言う女が現れる。人と触れ合うことを諦め、愛の無いセックスを繰り返す日々を送っている彼女は、勝裕がゲイであることを知った上で、彼の子を妊娠したいと相談を持ちかけてきた。幼くして父親を亡くしていた勝裕は、自分が父親になれるかもしれないことに興味津々。一方、初めは激怒していた直也も彼女の真剣な態度に次第に理解を示し、やがて3人は子供を持つことに前向きに取り組んでいく。ところが、勝裕に想いを寄せる同僚のエミの密告でそれを知った勝裕の実家の嫂が、精神科に通院歴のある朝子の血を栗田家に入れる訳にはいかない、彼女は家族を、そして子育てを軽く考えていると猛反対し大騒ぎとなってしまう。しかし、その兄一家も兄の急死で敢えなく崩壊。こうして従来の家族の在り方の儚さを目の当たりにした3人は、新しい家族の可能性を探って新たな一歩を踏み出していくのであった。

というお話です。この直也と勝裕というのが元男闘呼組の高橋くんと田辺誠一さんで、そこに入り込んでくる妙な女・朝子が片岡礼子さんです。初めて観たときはなんかちょっとよくわかんないような気分になったんだけど、そのわりにはプログラム買ったしシネクイントの地下のパルコブックセンターで原作本も買って帰ったくらいだから気に入ったのだろうが、おもいかえしてもあまりよく覚えてないのだ。というわけでけっこう新鮮な気持ちで観たのだが、これ、こんなに面白かったか?というくらい面白かった。主演の3人がそれぞれに魅力的ですし脇役もみんな良い…
それにしても田辺誠一はこんなにカッコよかったか?
私はもともと、どんな人に会っても自分が納得いかなくても「世の中にはいろんな人がいるなあ」と思ってやり過ごしてきたが、13年前より今のほうがいろんな人に会ったのちなので余計面白く感じるのだろうと思った。

次の1本は「ぐるりのこと。」
最近観たばかりのような気がしたが、もう7年も前の作品なのだなあ!橋口監督だがゲイ要素はない。ひと組の夫婦の10年を描いた、すごく面白い作品です。説明はMoviewalkerにまかせよう↓

1993年7月。出版社に勤務する翔子(木村多江)は、靴の修理屋で働くカナオ(リリー・フランキー)の子供を身籠っていた。二人は、式を挙げぬまま結婚していた。翔子の父は愛人を作って母の波子(倍賞美津子)を捨て、名古屋で暮らしているらしい。兄の勝利(寺島進)はやり手の不動産屋で、妻の雅子(安藤玉恵)と二人の子供と暮らしている。クセのある親族たちだが、カナオはうまくつきあっていた。やがてあるきっかけからカナオは、法廷画家の仕事を始める。記者の安田(柄本明)や先輩画家の吉住(寺田農)たちに揉まれながらも、自分なりの生き方を模索するカナオだった。1994年2月。カナオと翔子が暮らす部屋には、子供の位牌が置かれていた。その悲しみから、少しずつ精神を病んでいく翔子。翌年、新たな子供を身籠る翔子だが、自分だけの決断で中絶手術を受ける。彼女の心の闇は、ますます広がっていった。カナオが法廷で対面する事件が凶悪化していくのとも似ているかのように…。1997年10月。仕事も辞めて心療内科に通う翔子は、台風の日にカナオに中絶したことを告白する。「どうして、あたしと一緒にいるの?」「好きだから…」二人は、夫婦であることの絆を新たに確認しあうのだった。その翌年、お寺に通うようになった翔子は、精神の安定を取り戻す。僧侶からは天井画を依頼されて、ひさしぶりに絵筆をとる翔子。彼女もまた、かつては絵画の道を志していたのだ。ある日、父が末期ガンに犯されていると聞いた兄の勝利から、様子を見てくるように頼まれて、カナオと二人で名古屋に向かう。その報告の家族会議の場で、実は父を裏切ったのは母の波子の方だったと聞かされる。カナオが描いた似顔絵で、夫との対面を果たす波子。2001年7月。翔子の描いたお寺の天井画が完成した。そして、二人の部屋には、金屏風の前に並ぶカナオと翔子の写真が飾られていた。

本当にうまいシブい役者さんたちがいっぱい出てるし、話の内容は楽しいものばかりではないし身につまされてつらいところもあるが、それでもやっぱり面白いのだ。まるで他人の私生活を覗き見ているように、自然だ。

今日は二本とも長い映画だったけど長さを感じさせないなあ。
映画のあとは地下鉄で白金高輪まで行きまして、バーガーマニアというお店で遅いお昼を食べました。

やっぱりアボカド~
味はふつうにおいしい。でもまあ二度と来ないだろう。
その後は麻布十番の駅までトコトコ歩き大江戸線で帰りました。
どうしようかな、ハッシュ!のDVD欲しいな…
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おつかれさまですー

2015年04月06日 19時16分47秒 | 日記
今日はもうダメかもー
貧血気味だし

!!

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Wの悲劇

2015年04月02日 18時03分45秒 | 映画とハンバーガー
今日はお休みです。明日もお休み取ったからなんか気分がいい。
今日は神保町に行った。柏水堂閉店してたよ!
まずお昼ご飯食べにアディロンダックカフェというJAZZCAFEに行きまして、アボカドバーガー食べました。


なんか、背が高いバーガーで非常に食べにくい。でも味はとってもおいしい!
ハンバーグが非常に細挽きで、しかしすごく生っぽかったんだけど、こういうものなのか?お腹は大丈夫なのか?と思いつつ食べた。とっても美味しかったが…(のちに少々お腹がゆるくなった)パンも野菜もお肉もソースもどれも美味しかった。
ジャズはさっぱりわからないが素敵ーなお店だった。


その後、三省堂とか古本屋をブラブラしたあと神保町シアターで映画観ました。
今かかっているのは…なんかよくわからないが横溝正史がなんとかっていう特集上映で、作品のチョイスの基準がわからんが私が観たのは1984年の角川映画「Wの悲劇」という作品です、内容はMovieWalkerから引用↓

劇団「海」の研究生・三田静香は、女優としての幅を広げるため、先輩の五代淳と一晩過ごした。翌朝彼女は、不動産屋に勤める森口昭夫という青年と知り合う。「海」の次回作公演が、本格的なミステリーに加え、女性であるがゆえの悲劇を描いた『Wの悲劇』と決定した。キャストに、羽鳥翔、五代淳と劇団の二枚看板を揃え、演出は鬼才で知られる安部幸雄である。そして、事件全体の鍵を握る女子大生・和辻摩子役は、劇団の研究生の中からオーディションによって選ぶことになった。オーディション当日、静香の親友・宮下君子は、芝居の最中に流産しかかり病院にかつぎ込まれた。子供を産むと決心した彼女を見て、静香は自分の生き方は違うと思う。摩子役は、菊地かおりに決定した。静香には、セリフが一言しかない女中役と、プロンプターの役割が与えられた。意気消沈して帰宅した彼女のもとに花束を抱えて昭夫がやって来た。静香がオーディションに受かるものと信じて祝福に来たのだ。彼の楽観さにヒステリーを起こす静香だったが、結局、二人は飲みに行き、その晩、静香は昭夫の部屋に泊まった。翌朝から、彼女は気分を切り変え、全員の台詞を頭に入れ、かおりの稽古を手伝うなど積極的に動く。一方、昭夫は静香に結婚を申し込むが、静香は女優への夢を捨てる気になれなかった。大阪公演の初日の幕があがった。舞台がはねた後、一人舞台に立つ静香を見た翔は、声をかけ小遣いを渡す。彼女にも静香と同じ時期があったのだ。その夜、お礼に翔の部屋を訪ねた静香は、ショッキングな事件に巻きこまれる。翔の十数年来のパトロン・堂原良造が、彼女の部屋で突然死んでしまったというのである。このスキャンダルで自分の女優生命も終わりかと絶望的になっていた翔は、静香に自分の身代りになってくれ、もし引き受けてくれたら摩子の役をあげると言い出す。最初は首を横に振っていた静香だったが、「舞台に立ちたくないの!」という一言で、引き受けてしまった。執拗なマスコミの追求も、静香はパトロンを失った劇団研究生という役を演じて乗り切った。翔は、かおりとの芝居の呼吸が合わない、と強引に彼女を降ろし、東京公演から静香に摩子役を与えた。静香の前に、事件のことを知った昭夫が現われた。「説明しろ」と詰めよる彼に静香は一言もなかった。東京公演。舞台袖で震えていた静香に、翔の叱咤が飛ぶ。静香の初舞台は、大成功をおさめた。幕が降りた後も鳴りやまぬ拍手と、何度も繰り返されるカーテン・コールが女優誕生を祝していた。客席の最後列では、精一杯拍手を送る昭夫の姿もあった。劇場を出た静香は、レポーターに囲まれるが、昭夫の姿を見つけ駆けよろうとする。そこに、事件の真相を知ったかおりがナイフを手に現われ、静香めがけて飛びこんできた。静香をかばい刺された昭夫は、救急車で運ばれた。数日後、引越しをするためアパートを出た静香は、昭夫に連れられてきた空家に立ち寄る。そこには昭夫がいた。もう一度二人でやり直そうという彼に、静香は、そうしたいけど今のボロボロの私よりもっと駄目になってしまうと言う。そして、芝居を続け、ちゃんと自分の人生を生きていくために一人でやり直すからと、涙をこぼしながら微笑んで去って行った。

というお話です。薬師丸ひろ子さん主演で80年代丸出しという感じで、若い劇団研究生たちのごちゃごちゃうるさい演技が最初のうちはうざったく思いながら観てたんだけど、なんか観てるうちに引き込まれちゃった。わざとらしいような、それが良いような…現実世界では先週くらいに61歳にして4人目の子供のパパになった三田村邦彦さんがまだ30歳くらいで看板俳優の役をかっこつけて演じていて、若いのでそりゃハンサムである。世良公則さんも出ているが、私は太陽にほえろ!ではボギー刑事が好きだったもんで、そりゃかっこいいのである。なんか損な役だったけどね。高木美保さんがこの映画で女優デビューしてるみたいなんだけど、私は高木美保さん猛烈に美人と思ってるんだけど、久しぶりに若い姿観たけど、やっぱりすごく美人!

起承転結がちゃんとしてて、始めのうちは80年代ふうの雰囲気がちょっと笑っちゃうんだけど慣れてきた転結のあたりはけっこう面白いと思った。
そういえばこの映画のエンディング曲「woman Wの悲劇より」は去年の紅白で歌ってた曲だ。「あなたを・もっと・知りたくて」のほうが聴きたかったが…でもその紅白のおかげで、Wの悲劇観たいなあと思ったのだった。
観て良かったと思います。
帰りは神保町じゃなくて小川町の駅まで歩いた。途中ブックブラザーで

エルグレコの図録を買った。去年上野のエルグレコ展いったときは買わなかったんだけど(図録って高いよねー3000円くらいするし)、今日見つけたこれは1986年に上野でやったときの図録のようだ。けっこうきれいなのに安売りで500円だった。

500円なのにこの迫力!
明日もお休みだやったー
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