いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

震災と民俗学・・・・・いわきヒューマンカレッジ・いわき学部

2011-10-24 10:28:27 | いわきの歴史

石井先生です。

 いわきヒューマンカレッジ・いわき学部 第6回に参加。

震災と民俗学
~いわき復興の実践学に向けて~

 

講師は
石井克玖先生(いわき市文化財保護審議会委員)です。

 

結論・・・・・いわき復興への提案

1)民俗学を使っていわきの復興を訴えたい。
    ↓
「浜通り文化拠点都市構想」を目指す。
警戒地域(20km圏内)の人々が「帰ってこられるマチ」づくりと、
浜通り民俗文化継承センター(仮称)の設立

2)いわき市(町・村の出張所開設)
→人口の流入→いわき市は今何をすべきか?

    福島第一原発事故を
風化させてはいけないのではないのかと。

☆記憶に残す事。
☆記録に残す事。
☆検証して活かす事。
が今行われければいけないと。

世界に向けて、ヒロシマ→ナガサキ→フクシマと発信を。
そして、若い人々の雇用を第一に考えなければと。

    いわき市民としての心構えとして。
「文化」を大切にしている街を発信する事。

    観光都市を作る事(じゃんがら・獅子舞などの活用)
・・・いわき市がやるべき仕事では。

全国に誇れる街を作る。

いわきの民俗文化を客観的に見つめ、評価を知るべき時ではないのかと。
いわき市民はその価値を知らなすぎるのではないのか。
むしろ誇りを持って有効な活用をすべきではと提案。
そして、
民俗・芸能には

「笑顔と人が集まって来る」力があると
石井先生は結論づけました。


その後

1:石井先生の考える民俗学について

  ①自己内省と経世済民の学・・・人の為にならなくてはいけない事のお話。
   自分達の文化に「誇りを持つ事」が大事。

   ②311の震災を契機に民俗学への考えが変わった事を話されました。
    「カミ」「ホトケ」について・・・震災後1週間の避難生活の中で。
       ・食べるものはない。
      ・飲むものはない。
    ・・・その中で、「カミ」「ホトケ」についてを考えたと。

  ③自身の「結婚」を機に「イエ」を考えさせられたと。
    そこから、「現在の民俗学」に疑問を。
    ・・・・「民俗学」は、学問の為の学問であってはならないのではと。
    民俗学学会は半年たった今も何の行動もしていないと。

 

2 2:震災に対する研究は少ない。

 ☆今和次郎の「路上観察」=考現学の紹介。・・・関東大震災後
 ☆森栗茂一氏のコミュニティ再生の活動。・・・阪神淡路大震災後
 ☆倉石忠彦氏「石井君は被災者・被曝者として何をするのか?」の問い。
   →日記をつける(変化を記録)・行動することが大切
(研究のための研究ではだめで、人びとに寄り添う研究をする事)
 

   すなわち
「行動する民俗学者」をして活動する決意を。

3:821日(日)浪江町請戸の田植え踊り上演
   ・・・山名先生のプロジェクトに参加の紹介。
  「アクアマリンふくしま」においての。

                                  民俗継承            民俗伝承の形の紹介・・・口頭で伝承が民俗芸能だと。                                

                          
民俗芸能     民俗・芸能は若い人々を引き付け・団結する力を持っていると。
               
                    石井先生、
                    いわき復興への提案と貴重なお話しありがとうございました。
                   これからも「浜通り文化継承センター」の設立へ向けがんばりましょう。
                   ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 










 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひるた農林銘木加工品&えんどう木工アート二人展・・・いわき

2011-10-23 17:00:32 | 日記

「そば用こね鉢」を購入してきました。
素材はケヤキです。
新蕎麦で試してみます。


銘木の芸術。


様々な表情が・・・・


大変な苦労でしょう。


庭にオブジェを飾るのに大変でしたでしょう。


庭にも銘木のオブジェが・・・・・


季節の花を飾るのも面白いです。


花を飾り付けたところです。


衝立なども面白い。


1枚板の座卓たちです。

ひるた農林銘木加工品&えんどう趣味の木工アート二人展

会期:10月22日(土)~10月24日(月)
時間:AM10:00~PM3:00
場所:いわき市山玉街神甲 ひるた農林{木工の館」

知人の「ひるた」さんが、
「えんどう」さんと昨日より明日まで、
銘木加工や木工アートの展示会を開催していますので、

いわき市民総ぐるみの清掃を終了後
配偶者と出かけました。

上記写真のように
自然の素晴らしさ
・木のぬくもり・木の持つ魅力あふれる展示会でした。

いのししも、
「そば用こね鉢」を購入してきました。

近日の「新蕎麦」で試してみたいです。
新蕎麦粉は後1週間の予定です。

待ち遠しい!!
辛味大根もOKのようですので・・・・・

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の仙台駅!!

2011-10-23 05:18:34 | 国家資格の学習

昨日の仙台は雨。

2カ月ぶりの仙台。
昨日の仙台はだいぶ降りました。

昨日から
来年8月に向けての学習の受講が始まりした。

24年度試験対策の「基礎固め講座」の始まりでした。

今回は11月末までの6回講座です。
参加者は20名前後で、
昨年に比べると少なく
3・11地震の影響が色濃く出ているようです。

労働基準法

①解雇
②労働時間・休憩・休日の基本規定
③時間外・休日労働・割増賃金等
④年次有給休暇

最後に確認テストを。

90分づつ学びました。
講師は
開業しながら受験講座の講師も務めていますM先生でした。
わかりやすい講義で、来年に向けて滑りだしました。

今日午前は隣組の清掃日。
いわき市では
多くの地区で行われる秋の清掃の一環に参加します。

その後
知人の展示会に配偶者と。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街の中の温泉はまだ止まらない!!・・・いわき

2011-10-22 04:31:08 | いわきの地震

前におとづれた時には
少し温泉の流れが少なくなった感じでしたが、
現在もかなり流れています。


強い流れです。


あたりは強い硫黄のにおいが充満。


アパートですが、
引っ越ししている所に出くわせ
後で撮影しました。

余震が止まらない中で、
いわきの今朝は、雨が強い。
これから高速バスで仙台ですので、つらい。

上記写真のように、
一時話題になりました
「街の中から温泉が・・・」
ブログでも2回ほど書きましたが、
現在も強い流れで温泉が流れていました。

一時流れが弱まって
もうすぐ止まるかと思われましたが、
現在もかなり流れていました。

アパートの下から流れていますので、
住んでいる方の生活にも
大きな不便をかけていると思われます。

撮影する2~3日前にも
引っ越しされている住民がおりましたので撮影できませんでしたので。

早めに
流れが止まってほしいものです。

昨日のヒューマンカレッジの日帰りバス旅行は
よかった。
内容豊富でまとめるのが大変。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「みんなで祝おう恵比寿講」・・・いわき

2011-10-21 06:56:27 | なるほど歴史塾

昨年に続いて
今年も開催することに。

昨夜
「みんなで祝おう恵比寿講」の役員会が開かれ、
今年も開催することが正式に決定され、
催事も決定しました。

日時:11月13日(日)
場所:(株)かねまん本舗
時間:AM10:00~PM1:00

 

☆子どもさんの描いた絵の入賞者発表
  絵は
  11月10日~11月15日まで「かねまん蒲鉾本舗」さんに展示されます。


☆海幸山幸市では「恵比寿講料理」の食材を販売します。

☆「木の実」当てクイズをします。
  葉っぱ・実・名前を3つ一致させればOKです。

☆秋刀魚の「ポウポウ焼き」を実演販売します。
  レシピも配布します。・・・いわきの伝統料理ですから。

☆夏井・高久・豊間地区の獅子舞・神楽の笛の競演。

☆紙芝居「恵比寿講物語」・・・・・・文:山名隆弘先生
                              ・・・・・・絵:坂本勇先生

☆フナ・ドジョウの頒布。

☆水あめ・紙風船・駄菓子などのプレゼントがあります。

など
時間は短いですが、
多彩な行事で楽しめますので、
子どもさん・お孫さんと一緒に楽しみましょう!!

昨年度の内容は、
11月23日のブログに何回かに分け
書いています。

これからヒューマンカレッジの最後の授業で、
日帰りバス旅行・バス4台で、
奈良時代の官道・・・藻島の駅を歩いてきます。
「藻島の駅を中心とした古代の常陸路を往く」のテーマで。

いわきには「官道」が10ありましたが、
どこかはわからない。

どこにあったのか探してみませんか。
ロマンを感じるテーマでもあります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする