散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

春になるといろいろある

2010-02-26 07:55:28 | 思考錯誤
暖かくなってきた。
今日は10度を上回っていたかもしれない。
仕事場に午前中、客が来るので出かけたが、今朝はどうも眠くて仕方なかった。
その所為だか、時間が30分くらいづつゴソッゴソッと束で消えてゆくのだ。
体感では30分位なのに、時計を見る度に簡単に1時間は経過しているのだ。あっという間に夕方になってしまった。こういう風に一日が過ぎると、何だか恐ろしくなってくる。





昨日天道虫の写真を撮っていたら、後ろでがりがり音がするので
振り返ると隣の猫が、我が家のライラックのか細い幹につめを立てている。
この幹はどういうわけか爪とぎとして気に入られているのだが、私としてはライラックが痛々しいくて気がもめる。棕櫚縄を巻いていたのにそれも引き剥がしてしまったほどの執着ぶりなのである。すっかりライラックはぼろぼろの哀れな様子になってきた。
隣には猫が2匹住んでいて、その2匹がかわるがわるつめをとぎにくるからかなわない。とはいえ私は猫後を話さないので「君達は自分の家の木に爪とぎ場を作りなさい」と伝えられない。
もっとも猫達は私の”テリトリーを無視している。多分”自分の家付属”の空き地と了解しているのに違いない。

誰か、猫語を教えて欲しい。

 

たこあし

2010-02-24 08:16:31 | V.P
     ぶ 
 や       の
            な
               か  に
                       た
                            こ 

                             の
                               
                               あ
                                 

                                し
       





腕が八本あったらいいのに。。。。と思うこの頃。




2010-02-10 21:21:38 | 思考錯誤















光が足りないところで撮っているのと
手が定まらずピントが合わない。
もう少し明るくなってから、
と思ったら降って来る結晶は
とても小さくなっていたので残念。
今週の予報では雪が毎日降ってきそうだ。




V.P 

2010-02-10 06:02:44 | V.P
                

ゆ 
き ゆ 
  き ゆ 
    き 
      こ 
      な 
      ゆ 
      き
          ゆ 
          き 
            ゆ 
            き 
              ゆ 
              き 
                き 
                な  
                こ 
                ゆ
      

                 き 
                ゆ 
                き 
                 ゆ 
                  き 
                    ゆ 
                       な 
                          き 
                          こ 
                          ゆ






けさもつもっていた






散歩道の雑木の枝に何かがぶる下がっていた。
枯れた葉や蔓の固まりかと思ってよく見ると
干からびた兎だった。
鳥の仕業だろうか?
大きな獲物を思わず落としてしまったのだろうか?




製作日記

2010-02-09 13:34:46 | 製作記録


書く、描く、消す、消す、書く 、描く、書く、書く、消す。。。。
















読む、書く、切る、読む、選ぶ、切る、切る、描く、切る、消す。。





















堆積。











今日は零下4度。
粉砂糖のような雪が降った。
道端にうっすらと積もって粉雪は
いたるところに新しい
”絵”
をあらわしては
消えてゆく。
繰り返し、繰り返す。
繰り返し、繰り返す。




夢の欠片+α

2010-02-04 20:30:25 | 夢遊
太陽があんまり眩しかったので

月を被せた。




という夢を見た。

月はランプシェードのようになっていて太陽に被せる事ができる。






あんまり根つめて思考(試行)錯誤していたら、頭が痛くなってきた。
気分転換に画材屋に出かけた。紙が足りなくなったからだ。
紙をリュックサックに詰めて帰り道をテクテク歩く。
確かめもせず〝 時間通りにやって来たバス〝に乗った。
一緒に乗りこんだ婦人がふと傍にやってきて、このバスはMゆきですよね?と聞いてくる。私は微塵も疑いなく「そうですよ」と答えたのだが、その瞬間バスが右に曲った。このバスはまっすぐ走らねばならない筈なのだ。
あわてて運転手に問えば、違いますよと答える。
私達は次の停留所で降り、幸いそれほど遠くないところにある”正しい”バス停へ向かいながら「確認しないでバスに飛び乗るなんて事しちゃいけないわね、もう2度とこんな間違いはしないでしょうけれど、馬鹿ねえ。。。主人に話したら絶対馬鹿にされちゃうわ、ほんと馬鹿だったわ。。。でも次は絶対間違えないわ、学んだわよ!」と悔しくて仕方の無い様子である。
馬鹿だ馬鹿だ。。。といわれているのは私も含まれているのであってなんとも不甲斐ない。
「どうせ今日は散歩するつもりでしたから、丁度いいんですよ。今日は天気も上々だしね」
婦人は「そうね、そうね、そうだわね。でも悔しいわ。馬鹿だったわ。。。あ、ここよ貴方が乗るべきバスが来る停留所!くれぐれも番号は確認してね!」といい、私達は挨拶を交わして別れた。



教訓:

バスに乗る前は行く先を必ず確認する事!





題材

2010-02-01 09:30:24 | 製作記録



1)

視線を泳がせて被写体を探していると、"或る物”の上にそれがたどり着いたときに弦を爪弾かれる振動のようなものを感じる事がある。
その振動は受信者の感性のダイアルにぴったり合っている時に特別な調べとなる。私の持つ受信機に美しい調べを送ってくれるものもあれば逆もあり、別の受信機に語りかける物が、私の琴線に触れず不愉快な不協和音を奏でるだけの場合だってある。全くキャッチしない事もある。
体は、感性はそれぞれ共鳴箱であって、さまざまな色形、事象に反応しつづけているわけだ。
そして全く同じ箱は2つと無い。

2)

多数の人間が同じ絵を見ていても、同じものをみているとは限らない。
また同じ文章を読んでいても読み手の箱を通過し各自のフィルターにかけられて、さまざまな結果に驚く事もある。各自の感性と体験と知識の差異。
100%同じ感性を共有する事は無いからこそ、そんな結果を面白くおもう。
〝言葉”という規則に沿った表現であっても、受け取り方はかなり違ってくるという事実。
全く興味深いものだなあ、としみじみ思うこの頃。

3)

言葉、文章の持つ画像の曖昧さ。。。








今日も雪が降っている。
今回の低気圧は「MIRIAM」で、ただいま成長中。